こんなことがありました!

出来事

6年生が他学年の児童に向けて「ビデオレター発表会」を行いました

 今日の昼休み、6年生が、自分たちが作ったビデオレターを他の学年の子どもたちに見せてくれました。来週の卒業式に向けて忙しい毎日を送っている6年生ですが、今日の発表会は、下級生に自分たちの学習の成果を引き継ぎ、さらにESDやその学びの一つであるビデオレタープロジェクトをさらに継続してほしいという思いから行ってくれたものです。全て英語でのビデオレターでしたが、下級生達は、映像や聞いたことのある単語をヒントに何とか理解しようと真剣に見ていました。
 最後に、「感謝のつどい」で披露した「ダンス」を、今日もサプライズで披露してくれました。

福島ESDコンソーシアム「交流会」に参加しました

 3月12日(日)に会津若松市で行われた「第2回福島ESDコンソーシアム交流会」に、校長、教頭、福本教諭の3名で参加しました。
 本校からは、これまで行ってきた「ビデオレターでの交流」について、福本教諭が発表を行いました。これから同様の取り組みを行う学校や団体のため、どのような工夫をしながら、どのような流れでビデオレターを作っていったのかを、坂本先生の撮影した映像も交えて説明しました。
 この交流会には、本校がご指導いただいている法政大学の坂本旬先生をはじめ、東洋学園大学の坂本ひとみ先生もおいでになり、来年度のご指導・ご支援についてもお話しすることができました。

東日本大震災から明日で6年

 平成23年3月11日のあの日から、もう6年が経とうとしています。
 今の6年生が小学校に入学したのが、震災の年の4月でした。それを考えるとずいぶん前のできごとのようですが、震災とその後の歩みを経験した者にとっては、一連の記憶は鮮明です。私たちの経験を今の子どもたちに伝えることは、「東日本大震災の経験と教訓を次の世代に継承し、かけがえのない命や防災について子どもたちが自らの問題として考える」ためには必要です。
 今日は、学校では次のような取り組みを行いました。
(1)半旗の掲揚を行いました。その意味を、担任から指導しました。
(2)昼の放送で放送委員の児童に『ふくしま道徳教育資料集 第Ⅱ集』の中の資料「おむかえ」を読んでもらいました。内容は、震災当日におそらくどの小学校でも、どの家庭でもあったであろうできごとです。
(3)下校前に黙とうを行いました。合わせて、可能であれば、明日の午後2時46分に、家で防災無線やテレビ等の合図にあわせて黙とうを行うことを指導しました。

「汚染土壌」の搬出が終わりました

 6年前の原発事故に伴う除染作業で発生した「汚染土壌」を、埋設していた農村公園から掘り出し、袋詰めをして搬出する作業が12月から行われていましたが、その一連の作業が昨日3月9日に終了しました。1500袋をこえる大型の土のう袋を、1日最大16台のトラックで運び出す作業でしたが、事故なく終了したことが何よりです。
 今後は、校庭に設置した仮囲いの撤去と整地等を行い、3月いっぱいには今回の工事が完了する見通しです。児童はもちろん保護者の皆様にもご心配とご迷惑をおかけいたしましたが、来年度の入学式後には、制限なくこれまでどおりの教育活動を行うことができるようになります。

6年生が「感謝のつどい」を開いてくれました

 今日は、6年生が「感謝のつどい」を開いてくれました。
「感謝のつどい」は2部構成になっています。
 第1部は、児童から保護者の方への「感謝のつどい」です。親子でのゲームをしたあと、児童一人ずつ、保護者の方に宛てた手紙を読みました。普段は照れくさくてなかなか言えない「ありがとう」ですが、それぞれがそれぞれの感謝の気持ちを伝えられたようです。
 第2部は、児童から職員への「感謝のつどい」です。ここでも、子どもたちから職員一人ひとりに手紙をもらいました。自分が書くことになった職員のことを思い浮かべて、どんなことをどんなふうに書いたら相手に感謝の気持ちが伝わるのか、よく考えて書いてくれたことが分かります。心のこもった、ていねいな手紙に、胸が熱くなりました。
 保護者の皆様、児童の皆さん、今日はたいへんありがとうございました。