こんなことがありました!

カテゴリ:ユネスコスクール・ESD

ネパールとの交流に向けた授業を行いました

 本校6年生は、法政・毎日ESDコンソーシアムの中で、ネパールに向けたビデオレター作りに取り組んでいます。その模様は、このHPでもお知らせしてきたとおりです。
 今日は、毎日映画社の撮影も入っての授業を行いました。
 子どもたちはこれまで、学級全体でビデオレターの題材を話し合い、それによってグループを編成しました。その後、坂本先生に教えていただいたように、絵コンテを作り、それに沿って撮影を進めてきました。同じ地震に見舞われたネパールへのビデオレターなので、学校での避難訓練の様子も入れました。どんな表現方法でもそうだと思いますが、表現する相手が決まれば、表現の方法やその工夫が見えてくるようです。どんな相手に伝えたいかという「相手意識」がコミュニケーションでは大切だということを、子どもたちは学んでいるところです。
 ネパールの子どもたちの反応はどうだろうか、どんな返事がいただけるのだろうか、少し心配ではありますが楽しみです。

安積さんが「越年トンボ」を持ってきてくださいました

 本校の子どもたちに「トンボの先生」としてご指導いただいている安積さんが、今日、成虫のまま越冬するトンボ「越年(おつねん)トンボ」を持ってきてくださいました。
 今年は、例年と比べて気温の変化が大きいので、越年トンボの動きがいつもと違っていたそうですが、「オニヤンマの里」で越冬するためにいたものをみつけてくださいました。
 さっそく4年生の教室で観察しました。明日は、他の学年でも見せる予定です。
 なお、観察が終わったら、本校のビオトープに放してやります。
 安積さん、ありがとうございました。

本校版『ESD実践ノート』をアップしました

 10月16日(金)に本校において「ESD研究発表会」を開催しましたが、その際、参会の皆様にお渡しした本校の『ESD実践ノート ESDの研究と実践』が、ESDとその授業づくりの入門編としてわかりやすいとの声を頂戴しました。
 そこで、多くの皆様にご覧いただき、ご批正をいただきたく、アップいたしました。
 本HPの[学校案内]-[ユネスコスクールとESD]からご覧ください。

6年生が「ネパールについて学ぶ授業」を行いました

 今年から、本校が「法政大学・毎日新聞社のコンソーシアム」に参加し、法政大学の坂本教授においでいただいてタブレットによる動画撮影の方法を教えていただいたり、毎日映画社が本校の教育活動を撮影したりしていることはすでにお知らせしているとおりです。
 その中で、今回、本校の6年生がネパールの子供達と「ビデオレター」による交流を行うことになりました。今日は、その導入として、「ネパールについて学ぶ授業」を行いました。

 今日おいでいただいたのは、次の皆さんです。
  NPO法人国際学校建設支援協会代表理事の石原ゆり奈さん
  大阪教育大学学生の 武村 佳奈さん
  法政大学教授の坂本 旬先生
  国立教育政策研究所・法政大学兼任講師の長岡智寿子先生
  本コンソーシアムESDコーディネーターの長岡 素彦先生
  法政大学学生の田辺 美樹さん、辻村 美奈さん
  毎日映画社撮影クルーの皆さん
 皆さんには、前日からこちらにおいでいただき、朝早く来校いただきました。ご多忙の中、本当にありがとうございます。

 石原さんは、今日の講師として、ネパールの子供達の生活や地震のことなどについて、現地を何度も訪れて活動していらっしゃる豊かな経験を生かして、詳しくお話しくださいました。また武村さんは、クイズでテンポよく子供達を楽しませながら説明をしてくださいました。
「子供達のネパールについての認識が授業の始めと終わりでは大きく変わったのに驚いた」と担任の福本教諭は話していました。今日の授業に参加させていただき、本物に触れること、本物を知っている方の話を聞くこと、強い信念を持って働いている方の話を聞くことは、キャリア教育としてだけではなく、持続可能な社会づくりをめざすESDには不可欠であると感じました。

法政大学の坂本教授が来校されました

 先日、法政大学の坂本教授が来校されて、4・5・6年生の児童にタブレットの使い方を教えてくださいましたが、今日はその2回目の授業がありました。
 5・6年生が今進めているタブレットを使った学習を見ていただき、さらに効果的な使い方や映像のまとめ方などを教えていただきました。子どもたちのタブレット操作も慣れてきました。予定通り海外にも発信できそうです。

法政大学・毎日新聞コンソーシアム事業「iPadを使ってみよう」

 本校は今年、法政大学や毎日新聞グループ等が立ち上げたコンソーシアムの事業である「グローバル人材育成をめざした福島原発被災地域におけるメディア活用型ESD地域学習支援モデルの創造」事業に参加することになりました。
 今日は、その第1回目の授業である「iPadを使ってみよう」を実施しました。法政大学キャリアデザイン学部の坂本教授と学生2名が来校し、4・5・6年生教室で2時間ずつ授業を行いました。授業では、iPadの使い方を説明いただいた後、実際に2人で1台のiPadを使い、自己紹介の動画を撮影しました。
 また、今日の授業の様子を毎日映画社のスタッフが撮影しました。これからの本校のESDを継続して追いかけ、「復興支援番組」としてドキュメンタリーを製作する計画です。
 本日おいでになった皆様には、これからも続けて来校いただき、ご指導・撮影いただきます。今日は顔合わせも兼ねて、児童といっしょに給食をとっていただきました。コンソーシアムの皆様にとっても本校の児童にとっても有意義な事業になるよう、推進してまいります。
 放課後には、白江小学校・岩瀬中学校の先生方にも参加いただき、教職員向けのiPad実技研修会も行いました。

自分で考えて行動できるカッコイイ児童の姿がありました

 昨日の放課後、校長室で「岩瀬地域学校保健委員会」の実行委員会が行われました。こどもたちの下校時刻と会議が重なることから、廊下に写真のような小黒板を出しました。
 すると・・・
 そろりそろりと忍者のように歩いて帰る児童、職員室に「さようなら~」と小声であいさつだけをしていく児童、後から来る友達に「会議だって」と教えてあげる児童・・・。いろいろな児童がいましたが、だれ一人として大声で話したり、走ったりして帰る児童はいませんでした。(「これぜったい教頭先生の字だよね」とヒソヒソと話していく児童もいました。正解です。)
 黒板には「静かに」とは一言も書いていないにもかかわらず、「どうしたらいいか?」との問いに対して児童一人ひとりがしっかり考え、それぞれが必要と思う行動をすることができました。とても立派な姿でした。これまで職員全員で取り組んできたESDの成果が現れたのではないか、と少しうれしくなりました。

 

花丸 「日産財団」からの助成が決まりました

「日産財団」は、科学や環境問題、モノづくりなどを通して、子どもたちの科学的思考力(気づき考え、判断・理解・表現し、表現し活用できる科学的知識)の向上を目的とした教育実践に対して助成を行っています。
 本校は、ユネスコスクールになって、「地域に根ざし、持続可能な未来を切り拓こうとする児童の育成~環境教育を中心としたESDの日常的な実践を通して~」をテーマにESD(持続発展教育)に取り組んでいますが、このたびその実践が認められ、2015年1月から2016年12月末までの2年間で40万円の助成をいただくことになりました。
 この助成金を子どもたちのために有効に活用させていただくとともに、先週「科学教室」でおいでいただいた福島大学の岡田努教授のご指導もいただきながら、さらに研究を深めてまいります。

笑う 同じユネスコスクールの小学校から交流のお便りをいただきました

 ユネスコスクールになると、全国の同じユネスコスクールとの交流が進んでいきます。今日は、静岡県の富士市立岩松北小学校6年3組から、交流のお便りが届きました。岩松北小学校の6年3組では、4月から地域の魅力を見つけ出し、見つけたことを地域の人々や学校の仲間、ユネスコスクールの仲間に伝える学習に取り組んできたそうです。自分たちと同じ「地域に根ざしたESD」に取り組んでいるということで、本校に交流のお話をいただきました。
 岩松北小学校6年3組では、地域の魅力として地元の山にたくさん植えられた「梅」を取り上げ、その「梅の果肉をあますところなく使ったお菓子作り」に取り組んでいるそうです。その内容を、立派な掲示物として今回送ってくださいました(写真)。本校からは、自己紹介もかねて、これまでの自分たちの実践を送りたいと思います。

昼 「みんなでエコチャレンジ」目標達成!!

 本校ではこれまで、子どもたちが二酸化炭素排出量の削減目標を定め、それをもとに「地球温暖化防止のための福島議定書」を締結する事業に取り組んできました。今年は、合わせて「復興ふくしまエコ大作戦!みんなでエコチャレンジ」にも参加しました。
 これは、「平成26年9月~10月の電気使用量か水道使用量を、平成25年の同じ時期よりも削減する」という目標にチャレンジするというものでした。環境委員会の子どもたちが、電気と水道の使用量を写真のようにグラフで「見える化」したり、放送などで全校生に呼びかけたりして、これまでがんばってきました。その甲斐あって、見事「目標達成」をすることができました。
 ただ、グラフをご覧いただくとお分かりのように、水道の使用量は減ったのですが、電気はなかなか減りませんでした。その理由を考えていくことは、地球温暖化の現状を知り、自分たちができる対策について広い視野で考える、ESDの身近で大切なテーマとなりそうです。