今日は、”岡ちゃん先生”こと福島大学教授の岡田努先生においでいただき、子どもたちに「科学教室」を開いていただきました。
岡田先生とは、10月に「須賀川市放射線等に関する指導担当者研修会」が本校を会場に行われた際の講師として来校されたご縁で、今日まで何度か来校いただいていて、「科学教室」は今日で2回目となりました。
まず給食後に、多目的ホールで、全校児童向けに「科学教室第1部」を行いました。岡田先生は、この日のために、5つのプログラムを用意してくださいました。「ブーメラン(ファイルを切り抜いたもので、上手に戻ってくるんです。)」「温度差を利用してひとりでに回る機関(お湯を入れた茶碗の上に置くと動き出します。)」「ビンの空気を抜いていくと中のマシュマロが膨らんでいく実験(逆に、空気が入ったときにシュッと縮むのもびっくり。)」「風船ロケットを上手に飛ばす実験(先におもりをつけて、尾翼を斜めにつけるのがコツでした。)」「長さのちがう糸におもりをつけて並べ、一斉に動かすと規則正しく動く実験(クネクネとした動きがきれいでした。)」です。人数は多かったのですが、子どもたちは、見るだけではなく、実際にさわって・やってみるという貴重な体験ができました。
5校時目は、3年生(3年生は「研修会」で岡田先生が授業をされたご縁があります)が理科室で「科学教室第2部」の授業を受けました。とても狭いすきまを光が通ると七色に反射することを利用して、きらきら光るCDのコマを作りました。CDの穴にビー玉をホットボンドでつけたものでしたが、2分以上も回り続けました。見る角度によって色が変わるのが不思議でした。
「理科離れ」などといわれることもありますが、今日の子どもたちは理屈抜きで科学のおもしろさに触れ、多目的ホールには「おー」「すげー」「やりたい、やりたい」という歓声が響きました。岡田先生、本当にありがとうございました。来年度もまたおいでいただけるとのこと。心待ちにしています。
なお、今日の多目的ホールでの「科学教室」の模様は、地元紙の取材も受けました。