平成23年3月11日のあの震災から、まもなく4年が過ぎようとしています。未曾有の被害をもたらした東日本大震災を風化させることなく、その経験と教訓を子どもたちにしっかりと継承することが必要です。このことは、持続発展可能な社会づくりのために不可欠なことでもあります。
そこで本校では、明日は下記のような取り組みを行うことといたしました。趣旨と内容をご理解いただきますとともに、ご協力をお願いいたします。
<ねらい>
(1)東日本大震災の経験と教訓を次の世代に継承するとともに、児童が自らの生き方を考える契機とする。
(2)東日本大震災で犠牲となられた方々と残された人々への思いをいたし、哀悼の意を表するとともに、かけがえのない命や防災について児童が自らの問題として考えることができるようにする。
<内 容>
(1)終日、半旗を掲揚します。
(2)児童には、次のことを指導します。①今から4年前の今日、東日本大震災が起きて、海の近くでは津波で多くの命が失われたこと。②須賀川市でも大きな揺れがおき、家が壊れたり、隣の長沼では亡くなった方もいたこと。③今日は 命や助け合い・災害から身を守ることを考える日であること。
(3)昼の放送にて、児童が『ふくしま道徳教育資料集 第Ⅰ集 生きぬく・いのち』掲載の作文資料「カイロの温もり」を朗読し、それをもとに、各学級で児童の発達段階や学級の実態に応じて話し合い等を行います。
(4)児童及び職員全員で、震災がおきた午後2時46分から1分間の黙とうを行います。