こんなことがありました!

出来事

授業づくりで学校をつくる ー6年 算数 市教育委員会「授業づくり研修会」ー

 第一小学校では、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。

24日は、一小・一中の合同授業研究会でしたが、市教育委員会からの依頼もあり、6年3組については「須賀川市授業づくり研修会」もかねて授業研究会となりました。

一中の職員の方はもちろん、市内小学校、さらには、宮城教育大学の准教授、宮城県内や郡山市、いわき市、鏡石町などからも教員が多数来校しての授業研究会となりました。

 

 

 

単元は、「角柱と円柱の体積を求めよう」。ひととおり単元の学習は終わったということで、今日は適応と習熟の時間。

 

あいさつがすむと、早速問題を提示。いきなりのジャンプ!!

展開図。。。

組み立てたときの形をイメージし、体積を求めるという難易度の高い問題です。

 

 

 

多くの授業参観者に臆することなく、子どもたちの探究活動が始まります。

 

子どもたちの強み。友だちとつながっていること。

「分らない、教えて!」と声を上げることができるクラスであること。

そうするとみんなで分かり合おうと子どもたちは互いが互いを支え合います。

 

子どもたちの声は、ぼそぼそ・・・ぼそぼそというつぶやき。よく聞き耳を立てないと聞き取ることができません。これこそが「子どもが学んでいる」ことのあかしです。

 

一人一人にせず、分らないことを共有し合いながら足場を組んでいくことが、子どもが学ぶ上でどんなに大切なことか、子どもたちから参観する先生方は学びます。

 

授業者の支援は本当に必要なときだけ。子ども自身で問題を解くことができるよう、支えていきます。

 

時間はかかったけれど、解くことができた子どもたちです。

すごい、すごい!

 

 

そこで、もう一問。

「えぇ~(*_*)。」

と、言うのかと思ったら、一問解け、要領が分ったのか、子どもの鉛筆がすらすらと動きます。

すごい、すごい!

見応えのある、そして、参観者も居心地のよさを感じた授業でした。

 

 

 

授業後は、リフレクション。教室から学んだことがたくさん意見として出されました。

宮城教育大の准教授の先生や研修センターの先生からも・・・。

うれしい話がいっぱい!

 

こういう授業を子どもにしてあげたくて、授業者は一生懸命考えます。

そして、こういう授業なので、一小の子どもは学ぶことが大好きになります。

 

市内では各学校の先生に参観していただきました。一緒に考え合うことができて一小の職員もとてもうれしく思っています。