出来事
二学期に紹介できなかったこと④ ー5年「思春期講座」の授業よりー
児童のみなさん。
冬休み、楽しくすごせていますか?
冬期休業期間中は、二学期中のできごとでHPで紹介できなかったことを紹介していきます。
今回は5年生の「思春期講座」の授業の様子です。
12月。5年生を対象に助産師の先生を招いて「思春期講座」が実施されました。
5年生ごろになると、思春期、第二次性徴が始まりとなります。この時期にあわせて子どもたちに「性と生」話をすることで、自分、異性、同性に対して理解しながら健全な生活を送ることができるようにしていくことがねらいです。
5年生は3学級あるので、学級ごとそれぞれ実施しました。
5年1組の授業の様子を紹介します。
グループごとにカードが渡されます。
「“男性に限られること” “女性に限られること” “男性でも、女性でもできること”にカードを分けてみましょう。」先生の授業はここからスタートです。
グループでの学習は、日常のほぼすべての授業で行っているので本当になれています。分からないときは考え合うことが大事です。
結果はこの通り。
男性に限られること、女性に限られることはそれぞれの体の機能による生殖、出産、育児によるものだけで、そのほかのことは男性でも女性でもできることということを納得しながら理解した子どもはこの時点で先生の話に引き込まれていきます。
男性、女性の体の特徴を再確認。養護教諭と何度か学んできていることです。
そして、多様性を尊重し、認めあう現代社会だからこそきちんと考えておきたい「自分らしさ」についても改めて話がありました。
自分らしさとは「生まれ持った体の性」「自分が思う自分の性」「好きになる性」「表現する性」これらによってかたちつくられていて、他人の自分らしさは尊重しなければならないものであること。。。。
思春期は、「これから力をつけて大人になっていく時期の始まりで、体や命を守ることを大事にしてほしいこと」「暴力は何も解決を生みださないので絶対にしてはいけないこと」など大切な話をしてもらいました。
真剣に聞けたということは、それだけ話が自分の心に突き刺さったからです。
今日の話をいつまでも忘れないでほしいです。
5年2組、3組でも子どもは同じく真剣でした。
5年2組
5年3組
みんなこれから大人になっていきます。
自分をしっかり持ち、他人を認めてあげられる大人になりましょうね。
皆さんの姿をみていて、うれしくなった思春期講座の授業でした。
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