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出来事

二学期に紹介できなかったこと⑤ ー6年「人権教育 なりたい自分になるために」の授業よりー

児童のみなさん。

冬休み、楽しく過ごせていますか?学校は、今日、28日が仕事納め。明日29日から年明け3日まで、閉庁となります。

 

冬期休業期間中は、二学期中のできごとでHPで紹介できなかったことを紹介していきます。

今回は「6年 人権教育」の様子です。

 

 

「人権」とは、誰もが生まれながらにして持っている人間として幸せに生きていくための権利のこと

 

 

12月。須賀川市人権擁護員の方3名が来校。6年生3クラスを対象に人権教育の授業を行いました。

それぞれに、学校の教員だったり、社会で活躍している人格者の方であっりと立派な方々です。

そんな3名の皆さんが三つのクラスにそれぞれわかれ、授業を行います。

 

「人権」というと冒頭のような意味となり、広いとらえであることから、テーマをしぼり、今日は「トラブル・ストレスをなくし、豊かな人間関係を築くようにするために自分自身はどうあればよいか」ということを考えることを目標に、“動物エゴグラム”を使った自分の行動パターンを知る活動を実施していきます。

 

チェック表でチェックした結果をもとに自分が、ライオン、コアラ、サル、ネコ、モルモットのいずれに当てはまるのかを探っていきます。

動物 点数が高い

点数が低い

ライオン 責任感が強い 厳格・支配的

無責任・ルーズ・しまりがない

コアラ 世話好き・優しい心・心が広い

さみしがり屋・無とんちゃく・冷淡

サル 現実的・冷静沈着・能率的

非現実的・お人好し・詩的

ネコ 天真爛漫・自由奔放・好奇心旺盛

おとなしい・消極的・自己抑制的

モルモット 協調性がある・遠慮がち・素直

がんこ・自己主張型・意地っ張り

チェック表を集計し、子どもは自分自身で「自分に最も当てはまる動物」と「自分に最も当てはまらない動物」を見つけていきます。例えば、Aさんがライオンが最も当てはまる動物で、サルが最も当てはまらない動物出会った場合、A散の行動パターン(心の癖)は「責任感が強い 厳格・支配的」「非現実的・お人好し・詩的」となります。

 

さあ、やってみよう!

 

エゴグラムで自分があてはまる動物を探すわけですが、実は本当の目的はその先。

よいところを伸ばしながら、自分はここをもっと伸ばしたいなと言うところを子ども自身に見つけさせ、人権擁護員の先生はそこを伸ばすコツを話ししてくれます。

コツは3つ

1 目標をはっきりさせる

2 エゴグラムの低いところを伸ばす

3 変化を妨げるものに気付く

 

たとえば、自分はモルモットが当てはまったがそうではなく、コアラのよう人になりたいという目標であれば、どうすればいいのか考えを持ち、実践すること。変わろうとすることを妨げていることがあることに気付くことも大切。

 

先生の話に、さすが6年生。しっかりきいてよく考えていますね。

 

最後に先生は、自分一人でがんばるとせず、支えてもらうことも大事、支えてあげることも大事という話をしました

その通りですよね。

 

自分を磨き、成長しながら、ときには友だちを支えてあげたり支えてもらったり。その行為こそが「人権を尊重する」ことだと思います。

 

いい時間を過ごしました。きっとみなさんのますますの成長につながることと思っています。