出来事
授業づくりで学校をつくる ー2年 国語 「様子を表わすことば」の授業から②ー
第一小学校では、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
今回は2年生の国語「様子をあらわすことば」の授業の様子を紹介します。
この授業は、数日前HPで紹介した授業をさらに進め、職員の校内研修として実施したものです。(従ってサブタイトルに②とついています。)
授業の様子です。
前回もお知らせしたとおり、この単元の学習は、「様子を表す言葉」について考え、言葉の感覚を磨くことがねらいです。たとえば、土砂降りの様子は、どんな様子かを表すとすれば「雨が激しくふる。」になり、「激しく」をどれぐらいかを示すオノマトペを使えば「雨がざんざんふる。」となり、さらに比喩表現を使えば「雨が滝のようにふる」となります。
これらを自在に使えるようにしながら語彙を増やし、言語感覚を広げていきます。
前回の授業からさらに進めているので、提示する課題も少しひねってあります。
国語は、文字との対話が基本です。
つまりは読むこと。最初の10分はテキストを繰り返し読み、文字をとおして教材と向き合う時間を必ずつくる。
国語の授業の基本です。
子どもたちが音読する様子です。写真から真剣な様子をぜひ感じ取っていただければ幸いです。。
時間が経ち、子どもが十分読み切ったと感じたところで「やめ。」と教師。
教師は早速今日の課題(問題)をだします。
課題(問題)はびっくりするもので、同時にわくわくするものでした。
「ヘビが出ました。」といって、教師はカエルが震えている絵を掲げます。
「ヘビが出たこと」、「カエルが震えていること」の事実をもとに子どもは
○○○カエルが(は)▲▲▲▲震えてています。
の○○○○や▲▲▲▲に「どんな様子か」「どれぐらいか(オノマトペ)」「適切な比喩表現」を使って文を作っていくというのが課題です。を使えば「雨が滝のようにふる」となります。震えてています。
プリントを配布すると子どもはもう夢中。この一年、ペアでの学習を大切に授業をしてきた成果が子どもの姿となってあらわれています。
10分ほど経ったところで子どもの学習を教師が引き取り、作った文をみんなで出し合います。
なれてきたところでもう一問。
教師は「雨がふってきました」と言って、カエルが喜んでいる絵を提示します。
同じようにして、
○○○カエルが(は)▲▲▲▲喜んでいます。
の文をつくります。
できるかな??
前の国語の時間も相でしたが、子どもは学び方がとても上手になり、しっとりした雰囲気で学べるようになっていることが実感できます。
すばらしいです。
最後は、もう一度テキストを音読。
1時間学習したら、音読の声もさらに力強くなりました。
すごいなぁ。2年生。
きっと立派な3年生になれますね。(^_^)/
雪でたのしもう ー1年 生活科「ふゆをたのしもう」 特別支援学級 自立活動からー
暖冬の影響のためか、今年はここまで雪が降った日は数えるほど。
雪遊びを楽しみにしている子どもにとってはちょっと物足りない今年の冬となっています。
そんな中、火曜日。
待望の雪がふりました。
支援学級の教室の前の犬走りにも、なぞの小さな雪だるまが出現!
雪はけっしてたくさん降った訳ではありませんが、待ちきれない、
教師は子どものソワソワをしっかり感じ取ってこう言います。
「みんな、行く???」
子どもは一斉に大喜び。
「行きまーーす。」
特別支援学級は観察池の周辺へ。少ない雪でもかき集めれば多くなる!!
みんなで雪を集めます
中にはこんな力強い人も。さすが6年生。
パワー!!
集めた雪で思い思いに雪遊び。
雪合戦をしたり。
でっかい雪玉完成!!
雪玉から身を守る盾 無敵です。
かまくらをつくったり。
小さくても、まあいいではないですか。一生懸命つくったのだから。きっとこの先大雪が降るはず。そうすればすごくでっかいかまくらをつくることができるから。
一方 こちらは一年生。
一年生は生活科「ふゆをたのしもう」で色の付いたシャーベットづくりに挑戦。
上手にできました。メロンのシャーベットのようです。
こちらはブルーハワイ?
そして、レモン??
あっという間に雪は溶けてしまって十分な活動ができず残念でしたが、やっぱりこの先大雪の日があるはず。そのときは思う存分シャーベット作をして楽しんじゃいましょう。
朝の集団登校を安全に ー登校班会議ー
第一小学校では、毎朝、集団登校を実施しています。各方部ごと決まった時間、決まった場所に集合し6年生の班長を中心に集団で登校することをずっと続けています。
登校の途中では、地域のみなさんが立っていて子どもの安全を見守ってくれています。もちろんボランティアであり、本当にありがたいことです。
さて、この日は登校班会議。会議の目的は、これまでの反省と新しい組織づくり。
いつもの様子から改めて集合時間や集合場所を確認し、反省点などを出し合うとともに、卒業する6年生が抜けるため、新6年生を中心とした新しい組織づくりをしていきます。
そして、いよいよ6年生の卒業が迫ってきている中、班長や副班長を5年生にバトンタッチし、これまで班長や副班長をつとめてきた6年生にアドバイスをしてもらいながら2月の終わりから約1ヶ月間、実際に集団で登校するようにします。
4月になると1年生も入学してくることから新6年生はしっかりと役目を果たすことが期待されます。
各登校班の会議の様子です。
会議では、担当の教師が子どもに話をしたり
細かい方部ごとに集まって反省を出し合ったり
6年生が抜けた後の新しい組織を確認し、班長、副班長をきめたり
時間の中でやることはいっぱいあります。
すべては、みんなが安全に気をつけて無事に登校できるようにするための会議。
6年生を中心とする班長、副班長のみなさん、これまでありがとう。そして、もう少しよろしくお願いします。
5年生を中心とする新班長、副班長の皆さん。6年生の姿をしっかり見習って。1年生も入ってきます。これからどうぞよろしくお願いします。
雪かきをありがとう ー朝の雪かき自主的にー
今朝は道路がうっすら雪化粧。
子どもが登校してきます。
子どもは元気。寒さなんかには負けません。
そんな中、はじまった子どもの活動
雪かきです。
第一小学校は、先生に指示されるわけでもなく、6年生の子どもを中心に、ときには4年生、5年生も参加して
時間のある子どもが雪かきをしてくれます。
昇降口付近は北側にあり、校舎が邪魔をして日の光があたらず、雪が降ったらすぐに片付けないと雪が凍ってしまい危険です。
雪かきをしてくれた児童の皆さん、ありがとう。
時間がなくできなかったところは、支援学級の皆さんが引き継いでやってくれました。
ありがとう。みんなすてきです。(^_^)/
心がつたわる 気持ちがみえる ー特別支援学級の子どもの作品から-
三学期が始まりました。
日ごとに授業は本格的になっていきます。
子どもたちは図工や国語で作った作品ができたと、校長室に見せに来てくれます。
それはとてもうれしい時間です。
うれしそうにみせに来てくれた子どもの気持ちを、校長だけが独り占めするのももったいないような気がしています。
そんなわけで、HPで紹介し、皆さんにおすそわけ。
ぜひ、ごらんください。
① 零戦
〇 さくら学級の4年生の子どもがアイロンビーズでつくりました。大好きな零戦がリアルにできたと本人談。制作は本人と、教室に来た友だちのお母さんの共同制作。「ぼくねぇ、色と配置を選ぶの大変だったんだから!」と得意げに話す姿がかわいかったです。
すごいなぁ。アイロンビーズでこんなのができちゃうんだ(^_^)/
② ぼくタケシ(詩) ※ タケシは仮名です。実際には本人の名前がライトるです。想像の人物です。
ひまわり学級 3年の子どもが詩人としてデビュー!?
前回、彼は、物語を書いて持ってきてくれました。作家デビューかと思ったら、詩人としてもなかなかの才能ですばらしいです。
すごくていねいな字で心を込めて書いたことが分かります。そしてなにより気もちが伝わってってきます。
下記に全文を載せますのでぜひご一読ください。
「ぼくタケシ」
わたがし おいしい
たこやき あつあつ
なわとび れんしゅう
べんきょう がんばる
はしるぞ はしるぞ
やさい いっぱい たべるぞ
とまと 山ほど
みんな上手です。
ありがとう。
(次回も時々持ってきた作品を、また紹介していきます。シリーズ化しそうです。)
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