2023年12月の記事一覧
須賀川税務署長来校 ー本校 感謝状授与ー
須賀川税務署長が来校。
税に関する各種コンクールに多数の児童が参加し、租税の役割や納税の義務などについての知識の普及に努めたことなどが評価され、感謝状が授与されました。
児童の皆さん、よくがんばりましたね。おめでとう。
学校長が代表で感謝状を授与されましたが、これは、多くの児童の皆さんが意欲的に取り組んだ結果だと思っており、あらためて児童の皆さん全員をたたえたいと思っています。
終業式の中で、児童のみなさんには感謝状の伝達があったことを校長から報告します。
授業づくりで学校をつくる ーさくら・ひまわりでも協同的な学びを!ー
第一小学校は、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
授業の質を上げようと特別支援学級でも挑戦が始まっています。
友だちと関わりあい学び合うことで、最初は喧嘩してしまうのではないか、教室を飛び出してしまうのではないかと心配していましたが、むしろ逆。学び合う姿が支援学級のどの学級、どの授業でも見て取ることができるようになってきて、とても落ち着いてよい雰囲気の中、学級ですごすことができるようになってきました。
日々挑戦、これを継続させること。このことを大事に職員は子どもと向き合い、授業を進めています。さくら、ひまわり学級の子どもの成長に、来校した指導主事のみなさんはびっくりしています。
さて、13日は特別支援学級自主研修。特別支援学級担任4名が、「もっといい授業がしたい、そして子どもを叔母したいので、自分たちの授業と子どもへの関わりをみてほしい」と率先して話をし、月に1回のペースで検収日を設けています。
今回は2回目となります。本市教育研修センター、教育支援センターの指導主事2名が来校。今、特別支援学級でもめざしたい「協同的な学び」について、授業を参観し、担任の相談にのってもらう時間をつくりました。
まずは、授業の様子を参観します。
さくら1
〇 タブレットを使って調べ学習。ペアで話をしながら学習を進めます。
さくら2
〇 国語 話の伝え方について動画をタブレットを使って調べ学習。ペアで話をしながら学習を進めます。
ひまわり1
〇 図画工作 描きたい作品を描きます。見て描く、心にあるものを描くなど子どもによって様々です。
ひまわり2
〇 算数 学年の課題に応じて問題を友だちや先生と解いていきます。
子どもが下校した後、研修センター・教育支援センター指導主事と一緒に授業を振り返り、学びます。
話題の中心は、「教室のインクルージョン ー子ども同士がお互いに困らないための特別支援学級での授業のあり方ー」。
子ども一人一人の特性を考慮しながら、よさを生かし、友だちと関わり合うことで、一人一人に居場所ができるようにすることをめざし、担任の挑戦は続いています。
気がつけば、外は真っ暗。指導主事にも付き合ってもらい、とてもよい話ができました。
支援学級がどんどん変わっています。でも担任は子どものための挑戦の歩みをとめません。
お世話になりました ー本校前PTA会長様への感謝状伝達ー
さる11月12日、PTA連合会県大会の席上、本校前PTA会長様におきましては、本校への長年のPTA活動が評価され、県PTA連合会より感謝状贈呈の栄に浴されました。
当日、県大会への出席が都合によりかなわなかったところでしたが、預かった感謝状を校長より伝達させていただきました。
前PTA会長様の長年のご尽力に感謝いたします。そして、ますます活躍されますことを祈念いたします。
一小・一中ひとつになって ー一小・一中合同学校評議員会ー
本市では各学校とも学校評議員会による会議が年に3回行われます。
これは、校長が保護者や地域の方々の意見を幅広く聞き、学校づくりに生かしていくために開催されるものです。本市では小中連携しながら9年間の子どもの学びと育ちに責任を持っていこうという観点で、すべての学校において「一貫教育」を実施しており、第2回目となる今回の会議は、一小・一中合同で開催しました。
会場は、第一中学校。
会議では、小中それぞれに、校長が今年度の成果や課題となっている事項の解決に向けた取り組みの進捗状況を説明。
小学校の方では、
・ 目標としている各数値目標にはまだまだ到達しておらず、到達に向けた取り組みを継続していくこと
・ 学校がとても落ち着いていて、子どもの居心地のよい場になっていること
・ 学力が飛躍的に向上できた反面、体力向上については課題があること
などについて話をしました。(保護者の皆様には、後日学校評価結果として示します。)
中学校の授業も参観しました。
中学校の生徒は、さすがです。学ぶ姿がさらにパワーアップしています。
会議に参加した本校の職員も、「小学校のときと比べて、びっくりするぐらいりりしく、しっかり学んでいる」と話していました。
一小と一中は学区が同一であることから、卒業児童のほとんどが一中に進学します。いわば、「一小で育てた子どもを一中でさらに伸ばす」という関係にあります。だからなおさら、普段からの小・中の連携は大事だし、これからも密にしていく考えを小・中ともに持っています。
あと3月ほどで、6年生は卒業し、中学生となります。
先日は中学校の体験入学も実施しました。中学校の先生方に来ていただいて授業を通して様子も見てもらいました。
準備は着々と進んでいます。
さあ、6年生のみなさん、もうひとがんばり、いってみようか!
学校評議員会にお集まりくださった委員の皆様に感謝するとともに今後ともご助言を賜りますようお願いいたします。
授業づくりで学校をつくる ー4年 算数「分数をくわしくしらべよう」の授業からー
第一小学校では、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
16日は4年生の算数「分数をくわしく調べよう」の授業を職員全員で参観しました。
本校の授業への取り組みは、市内外から注目されており、最近多くの来校者がきています。この研修会には市教育委員会、研修センター指導主事も来校し、授業を参観していきました。
さて授業。
この日の授業は、「(繰り下がりのある)帯分数-帯分数のの計算にしかたを理解し、できるようにすること」ことががねらいです。
授業が始まると教師は早速今日の問題を提示します。
「4と1/5-2と4/5を計算しよう」
約3分弱で話を済ませ、子どもたちは問題と向き合います。
できるだけ早く活動にはいることは「え?どうなんだろう。はやく解決したい。」と子どもたちが意欲を持続させて学ぶ秘訣です。
子どもの心が動き出します。最初は問題と向き合って静かにスタート。「誰と話さず問題と向き合う」・・・。これもしつんたあい授業ではよく見られる光景です。
3分ほど経ったとき、子どもたちがひそひそと話し合い出しました。
「ねぇ、できた?わかった?」
「どうやるの?」
友だち同士で支え合うこと、学び合うこと。この一年間、この姿を大切にしながら授業づくりをしてきたので子どもは
すっかり学び上手になりました。
授業がスタートして17分。
授業者は、ほぼすべての子どもができたと判断し、「みんなで考えてみましょう」と子どもたちに話します。
さて、計算の仕方について。大きくは二つの計算の仕方が出てきました。
1 帯分数を仮分数にして計算する
・4と1/5-2と4/5 → 21/5-14/5
2 整数を分数に繰り下げて計算する
・ 4と1/5を3と6/5にする。そして3と6/5-2と4/5として計算をする
ここまでで26分。この段階で、授業のねらいはほぼ達成。さあ、ここからの20分はチャレンジ問題。子どもが大好きで楽しみにしている時間です。
探究と協同による学びが必要になってくるこの問題を解く時間を、どの教科、どの時間でも本校ではとても大切にしてきました。そして、その結果、子どもの力はめきめきと伸びています。
今日の問題はこれ。
Aくんの家から学校までの通学路の距離は1と1/7㎞。今日は下校時に学校と4/7㎞の距離にある学習塾によります。学習塾と家までの距離は6/7㎞です。今日の下校はいつもより何㎞多く歩きましたか?
さあ、解いてみよう!!
写真を見ただけで、子どもの探究活動が始まっていることが分ります。そして、問題に取り組む姿も夢中になっていること、とても意欲的であることがわかります。
20分弱の時間で、この問題を解くことができたのは全体の2/3程度。ひととおり、
授業者が簡単に答え合わせをしましたが、ある子から「(下の写真の〇のように)図にかくとわかりやすい」と言う話が出ました。
解くときのコツもみんなで共有し合えました。子どもたちとてもすばらしいです。
参観した職員も、子どもたちの学びの姿に感心することしきりでした。
4年生のみなさん、もうすぐ5年生です。りっぱな5年生になれそうですね(^_^)/
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