小塩江中はコロナウイルスに負けない!

最近の出来事

あの日から13年~震災学習~

 東日本大震災から13年を迎える3月11日(月)に合わせて、震災学習を行いました。

 事前学習として、朝の読書の時間に全校生で集まり、学校司書の髙橋先生に読み聞かせをしていただきました。読んでいただいたのは、わすれなぐさ著『ふくしまからのメッセージ』。原発事故や、その風評被害を乗り越えてきたふくしまの先人たちの思いを伝える作品です。生徒たちは真っ直ぐな目で絵を見ながら、読み聞かせに耳を傾けています。

 6時間目には小塩江小学校から5・6年生の皆さんを加えて、講話をいただきました。講師は「富岡町3.11を語る会」語り部の渡辺様。講話に先立ち、震災で犠牲になった方に黙とうを捧げます。

 

 

 

 

 

 

 渡辺さんは富岡町で被災後、原発事故の影響で避難生活を経験されました。厳しい居住制限を経て、町民がすっかり減ってしまった現状を説明してくださっています。

 

 

 

 

 

 あの日、富岡町には20メートルを超える大津波がやってきたそうです。渡辺さんは「災害を完全に防ぐのは不可能」、「最大の防御は自分自身」と繰り返されていました。

 講話の最後には、避難生活の経験を「震災から3年が経って、ようやく人とのつながりを失った寂しさを感じた」、「みんなには今いる友達とのつながりを大切に、幸せになってほしい」と振り返っておられました。生徒からは「助けられた自分の命を大切にしたい」、「(震災のことを)一生忘れることなく、災害に備えていきたい」など、多くの感想が聞かれました。

 今頃は中学生になっていたはずの子どもたちもたくさん犠牲になった東日本大震災。災害を他人事だと思わずに、未来に命をつないでいくための取り組みを続けていきます。

 

本番さながらの緊張感で~卒業式予行練習~

 3月8日(金)の3・4校時に、卒業式の予行練習を行いました。会場に集まると特に確認事項もなく、いきなり予行を開始。本番と全く同じ流れ、緊張感の中で進行します。

 在校生にとっても見せ場となる式歌です。式中は寒い中でじっとしているので、声が出しづらいコンディションかもしれません。それでも、それぞれの感謝の気持ちを形にしようと、全員が懸命に歌っていました。

 卒業式まであと5日。大好きな先輩たちの背中をしっかりと目に焼き付け、心を込めて送り出します。

3年生へ、今までありがとう!~3年生を送る会~

 3月7日(木)の5校時は生徒会主催の3年生を送る会が行われました。期末試験や模擬議会で忙しい合間を縫って、約2週間で準備を進めてきました。4校時目の準備の時間には、生徒会役員だけでなく、1・2年生全員で会場を飾り付けました。50分で完成させたとは思えない、上々の仕上がりです。

 本日の主役、3年生が入場。実行委員長が「みんなで楽しみましょう!」と呼びかけました。

 今年のレクリエーションは「絵しりとり」。ICTを活用して、準備は簡単に、大画面に映し出してよりわかりやすいように企画しました。先生方も全員参加して、大盛り上がりの様子をお届けします。

  3年生にプレゼントの贈呈です。照れくさい様子もありつつ、感謝の気持ちを伝えることができました。

 最後は毎年恒例の歌のプレゼント。もうすぐお別れする先輩の顔を見て、歌っている1年生の方が感極まってしまう一幕もありました。

 行事で全校写真を撮るのもこれが最後です。3年生からは「最後にレクリエーションでより一層仲良くなれた」、「歌のプレゼントでとても感動した」などの感想がありました。卒業式まであと6日。感謝と寂しさのスパイラルが、日に日に高まっていきます。

感謝の気持ちで磨きあげる愛校作業

 2月29日(木)6校時に全校生で愛校作業を行いました。校舎の窓拭きや窓枠の蜘蛛の巣やゴミとり、ベランダ清掃など、1時間かけてきれいにしました。ガラスが見違えるほど透き通り、美しく輝きました。心までがすっきりしたのか、作業を終えた子どもたちの表情も明るくさわやかでした。

 

小塩江地区地域学校保健委員会を開催しました

 2月27日(火)は小塩江地区地域学校保健委員会を開催しました。近年は紙面で開催に代えていましたが、今年度は3年ぶりの対面開催となりました。学校歯科医の國分直樹様、学校薬剤師の星智久様、小塩江地区担当保健師の水澤由美様にお越しいただき、小塩江小・中の担当者が集まって協議を行いました。

 テーマは「小塩江地区で連携して取り組む歯と口の健康づくり」。小塩江地区の子どもたちが抱える健康課題のひとつに、う歯(虫歯)や歯肉炎の多さがあります。各種アンケートの結果を共有したあとは、小グループに分かれて協議を行いました。

 専門家の皆様からは「夜は唾液の分泌が減るので、寝る前の歯みがきは特に重要」、「花粉症の薬の副作用で口が乾くので、口腔内の細菌が増えやすくなる可能性もある」、「かかりつけ歯科があっても、定期健診を受けている人は少ない。保護者の方の理解も必要」などのご助言をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 たとえどんなに素晴らしい力を持っていても、体に不調があっては実力を発揮できません。今後も小学校や行政と協力しながら、子どもたちの健康増進のために働きかけてまいります。

後期生徒会総会&表彰式が行われました

 2月28日(水)は後期生徒会総会が行われました。文化祭後に始動した新生徒会役員による初めての総会です。この日に向けて、役員はもちろん、各学級や部活動、専門委員会が質疑応答を検討してきました。

 質疑の様子です。「学習コンクール満点賞の副賞を工夫してほしい」という学習に関する要望や、「換気は厚生委員以外でもやった方がいいのか」と、全校生の健康を守ろうという質問が上がりました。入念な準備の甲斐あって、質疑は順調に進行しました。

 「その他の質疑」の時間を借りて、3年生から1・2年生にひとこと。この1年間、委員会活動に協力してくれたことへの感謝や、来年以降の小塩江中学校を背負っていくことへの期待を込めたメッセージが贈られました。

 総会の後には表彰伝達が行われました。3学期が始まって2か月。たくさんの賞状が届いていました。今年度の華々しい活躍に、校長先生からお褒めの言葉をいただきました。

 

 

 

「なわとびチャレンジ」のごほうびをゲット!

 1月30日(火)にお伝えした「みんなで跳ぼう!なわとびコンテスト」の結果、1・2学年ともにそれぞれの部門で1位を獲得しました。縄を回してくれた3年生も含めて、小塩江中全員で勝ち取った栄えある賞です。

 2月27日(火)のお昼には、酪王協同乳業様からいただいた副賞のヨーグルトとオリジナルグッズが到着しました。本日は、他校にはないデザートつきの給食です。

 ヨーグルトをいただきます。全職員分までつけてくださったので、HP担当者は職員室で舌鼓を打ちました。腸内環境が整い、午後からの活動にも力いっぱい取り組めそうです。

 みんな、ありがとう!

クロッカスが咲きました~2年生の技術科から~

 最近は特に行事もなく、穏やかな日常を送っている小塩江中学校から、本日は技術科の様子をお届けします。

 2年生は栽培の授業でクロッカスを育てています。アヤメ科サフラン属の植物で、寒さに強いのが特徴です。12月に植え付けた球根が順調に育ち、先週末から数輪の花をつけていました。生徒たちの栽培日誌を見せてもらうと、ここまでの生育状況が丁寧に記録されています。

 

 本日分の日誌に、開花したクロッカスの様子をスケッチ中。描いている途中にも花が開いてきたそうです。

 クロッカスの花言葉を調べてみると…「切望」「青春の喜び」。この時期に生育する丈夫な花、という理由でクロッカスが使われるのかもしれませんが、なんと中学生らしく、みずみずしい花言葉なのでしょう。そう言われてみると、スケッチに取り組む生徒たちの目もキラキラして見えてくるのでした。

 この可憐な黄色の花に負けないくらい、美しい人間になりたいものです。

レモングラス風味の海鮮ムニエル~彩り野菜のミネストローネとともに~

 2月2日(金)の3・4時間目は1年生の調理実習です。これが3回目の実習。本日は鮭のムニエルとミネストローネスープに挑戦します。「魚を料理するのは初めてだから不安」という生徒もいますが、上手にできるでしょうか。

 まずは野菜の下準備。トマトはどこまで細かく切ればいいのかな…

 鮭には予め塩こしょうをして、臭み抜きをします。小麦粉は早く付けすぎるとベタついてしまうので、焼く直前に。

 下ごしらえを終えたらいよいよ着火。ムニエルとミネストローネが同時に完成するように、時間を逆算して作業を進めます。

 撮影を終えて職員室に戻ると、今回も職員室に一食届けてくれました。本日はHP担当者が試食させていただきます。

 ムニエルは粉の付け具合、焼き加減ともに文句なし。バターが苦手な担当者でもぺろりと平らげられる、さっぱりとしたレモンソースが味の決め手でした。ミネストローネスープも申し分のない仕上がりでした。生徒たちの頑張りのおかげで、口当たりもばっちり。パプリカの風味とトマトの酸味が絶妙にマッチする、癖になる味わいでした。

 生徒たちにお礼を言いに行くと、「愛情が隠し味です」とのこと。おうちで振る舞えるレパートリーが、またひとつ増えましたね。

 

第4回授業参観、お世話になりました

 2月2日(金)に今年度4回目の授業参観を行いました。多くの保護者の皆様にご来校いただき、賑やかな授業になりました。

 1年生の保健体育。バドミントンで真剣勝負です。

 2年生の国語。書いた物語をお互いに読み合い、コメントを貼っています。

 3年生の理科。天然素材と合成素材で、水の吸い方はどう異なるのか実験しています。

 授業後は各学年の保護者会並びにPTA役員会を行いました。多くの皆様にご協力いただき、有意義な話し合いを持つことができました。

 今年度も残すところあと2か月を切りました。子どもたちの学校生活がさらに実り多いものになるよう励んで参りますので、引き続き本校の教育活動へのご支援をよろしくお願いいたします。

卒業式歌練習、開始!

 1月30日(火)の昼休みから、全校生での卒業式歌練習を開始しました。全校生が特設合唱部員の本校。初日から大きな声が聞こえてきます。

 合唱は人数ではなく、一人ひとりの心意気。卒業式でそれぞれの感謝を伝えられるよう、限られた時間で精いっぱい頑張ります。

 

全校生でなわとびにチャレンジ!

 1月30日(火)の5校時は3学年合同体育で、県教委主催「みんなで跳ぼう!なわとびコンテスト」に挑戦しました。これまでも体育の時間や放課後に記録を取っていて、今日は最後の追い込みです。

 職員室の先生方も応援に駆け付けたところで、競技開始。まずは個人競技の「短なわとびコンテスト」。まさに目にもとまらぬ速さで縄を回しています。

 メインイベント、「長なわとびコンテスト」の様子です。人数の関係上、3年生に縄を回してもらい、1・2年生が学年別で挑戦しています。県内の見えないライバルたちと対戦中です。

 本日までの最高記録は1年生が259回、2年生が244回。それぞれの部門で暫定県2位、1位となっています(https://f-kenkou-nawatobi.jp/)。上で倒れ込んでいる生徒もいる通り、3分間ほとんど走りっぱなしのため、想像以上に激しい競技です。これまで積み上げた記録は、他の学校によって更新されるのでしょうか。結果発表をお待ちください!

 

学習コンクール(英語)is underway...

 1月29日(月)は「英語コンクール」を実施しました。本校では年間5回実施される学習コンクールの最終回です。各学年、英単語のスペルや意味を問う問題100問に挑んでいます。

 3年生はこれが最後の学習コンクール。全員満点なるか!?

 

 

 

 

 

 各学習コンクールで満点を取るともらえる金色鉛筆は、5本集めると願いが叶うとされています。1年で5本すべてをコンプリートできれば最高ですが、まずは目の前の1本から取りに行きましょう!

 

 

 

 

 

 

少年の主張大会の裏話がラジオ放送されます!

 1月30日(火)の9:00~9:15、13:30~13:45の2回、ウルトラFMの「ふくしまラジオ de コミュニティ」において、少年の主張大会で活躍した本校生徒のインタビューが放送されます。発表に臨むまでの意気込みや、ふるさと小塩江への思いなど、たっぷりインタビューしていただきました。ぜひお聴きください。

新入生保護者説明会・思春期子育て講座がありました

 1月25日(木)に令和6年度入学予定の保護者様を対象に、新入生保護者説明会と思春期子育て講座を実施しました。

 新入生保護者説明会では、本校の概要や学校のきまり、中学生として身につけさせたい基本的な生活習慣などについて説明しました。その後、須賀川市生涯学習インストラクターの川崎勝久様から「たくましく育てすかがわの子ども」を演題に思春期子育て講座が行われました。子どものネット・スマホのトラブルの現状と「ふくしま情報モラル診断」について、クイズ形式で分かりやすくお話いただきました。ご参加くださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。

 

スクールカウンセラーの先生による特別講話

 1月19日(金)の6校時に、スクールカウンセラーの加藤先生による特別講話を行いました。テーマは「悩みと解決」。全校生で順番に面談していただいているおなじみの加藤先生に、ストレスとの上手な付き合い方を教えていただきました。

 自分にとって大切な価値観を見つけるワークでは、「創造性」「好奇心」「対人関係力」「リーダーシップ」「ユーモア」など、多様な考えが上がりました。自分の価値観を理解してそれに合う行動を心がけることで、より自分らしく、楽に生きることができるそうです。

 昨今社会問題になっているストレス。ストレスフリーな毎日に憧れてやみませんが、加藤先生曰く「大きなストレスを抱えても前向きに生きられる人こそが幸せ」だそうです。思えば試験に大会に入試に、中学生活はストレスが絶えない時期なのかもしれません。自分を大切に、たまには周囲に弱音も吐きながら、自分らしい幸せの形を探していってほしいと思います。

模擬議会に参加してきました

 1月22日(月)に「中学生による模擬議会」が行われました。市教育委員会の主催で、市内の中学校の代表者が本物の議場に集まり、議員として一般質問を行います。

 本校からは生徒会長・副会長の2名が参加し、生徒会長は質問者として発言しました。小塩江中学校のテーマは「献血について」。事前に生徒会役員で話し合い、コロナ禍を経た須賀川市内の献血状況や、若者にも献血を広めるための方策について質問しました。回答は市長さんと市民福祉部長さん(もちろん本物)からいただきました。

 リハーサル中のオフショット。とても緊張したとのことです。

 

 

 

 

 

 

 1・2年生は5時間目の冒頭、教室からネット中継で議会の様子を視聴しました。HP担当者も見ていましたが、普段とは見違えるほど立派な質問でした。

 数年後には有権者になる中学生。この中から実際に議会に通う人が出るかも?

 

シェフの特製ハンバーグ ~大地の恵みいっぱいのコーンスープを添えて~

 1月19日(金)の3・4時間目は1年生の調理実習です。時間内においしく作れるでしょうか。

 調理は2班に分かれて行います。分量もきっちり量って、理想のハンバーグを目指します。

 いよいよ焼きの工程へ。やけどに気を付けて!

 縁の下の力持ちのことも忘れずに。

 調理が終わると、職員室に1食持ってきてくれました。彩りといい味付けといい、完璧な出来栄えでした。生徒たちに感想をきいてみると、「簡単だった」、「家でやるより難しかった」そうです。今日の学びを生かして、ぜひおうちでも腕を振るってみてください。

薬物乱用防止教室を行いました

 1月17日(水)の6時間目は2年生で薬物乱用防止教室を行いました。学校薬剤師の星智久様をお招きし、近年問題になっている薬物乱用の恐ろしさと対策を教えていただきました。

 「薬物乱用」と聞くとカラフルな錠剤や粉末を想像しがちですが、そればかりではありません。市販の薬でも過剰に使用すれば薬物の乱用であり、体に大きなダメージがあるとのことでした。生徒たちは近年話題の「オーバードーズ」や「大麻グミ」という言葉をよく知っており、先生のお話を頷きながら聞いていました。

 最後に、薬物の魔の手から自分を守る方法として、「3つの魔法」を教えていただきました。薬物に手を染めてしまうと、自分の本当にやりたいことができなくなったり、大切な家族を悲しませたりしてしまいます。生徒からは「薬を適正に、責任をもって使いたい」、「家庭崩壊や暴力が起きるので乱用はだめだと思う」などの感想が寄せられました。星先生の言葉を胸に、自分を大切にする気持ちを育んでほしいと思います。

「校則に関する全校集会」を行いました

 1月16日(火)の放課後に全校集会を行いました。会のテーマは「校則について」。何やら重苦しそうな響きですが、どんな集会になるのでしょうか。

 まずは校長先生の進行で「中学生らしさとは何か」について、4つのグループで話し合います。どの班も班長が議論をたくみにリードし、「常識があること」、「小学生の手本になれること」など、多くの意見が上がりました。

 その後、集会の話題は校則へ。小塩江中学校の校則は自分たちがどうあるべきか、生徒たち自身が考えて実行することを重視しているため、規定が非常に少ないことが特徴です。今回は靴,、靴下や自転車用ヘルメットについて、校長先生から変更点の説明がありました。生徒たちは「この決まりで大丈夫かな?」という問いかけにうなずきながら、校則の意味を考えている様子でした。

 

 最後は進行を生徒会にスイッチ。小塩江中生のありたい姿をうたうスローガン「小塩江スタンダード」と、小塩江中学校に新入生を呼ぼうプロジェクト、略して「小塩江プロジェクト」について話し合いました。これまでの運用を反省しながら、小塩江中学校の未来のために一生懸命アイディアを出し合っている姿です。

 校則について全校生で考えてみようという小塩江ならではの試み。集会後の振り返りを見てみると、「いろいろな考え方があって視野が広がった」、「学校内の規則を守ることで、周囲から信頼されると思う」など、いつも以上に多くの感想が寄せられました。日頃から磨いている伝え合う力と、小塩江を思う気持ちが存分に発揮された会でした。

 

みんなで雪かき!

 今日の塩田地区は、朝から雪が降ったり止んだり。昼前には時折吹雪も見られ、校庭は一面真っ白です。

 昼休みに職員で雪かきをしていると、給食の片づけを終えた1・2年生が、スコップを手に続々と参戦。人の行き来が多い校舎正面の雪をきれいに撤去することができました。

 誰かに言われなくても、学校のためにみんなで協力して頑張れる子どもたち。大寒を迎える小塩江で、心がほっと温かくなるひとコマでした。

始業式~今年もお世話になります~

 1月9日(火)は3学期始業式を行いました。

 冒頭の校長式辞では、3学期のキーワードとして「感謝」という言葉が紹介されました。支えてくれる人たちへの感謝を胸に、来年度へのまとめをしていこうという意味です。1年の中で最も短い3学期を、悔いの残らない3か月間にしてほしいと思います。

 その後に行われた各学年代表の生徒による冬休みの反省では、「冬休み中は少し怠けてしまった」、「家族のお手伝いを頑張った」、「受験生として、メリハリのある生活ができた」など、休み中のバラエティーに富んだ生活の様子が聞こえてきました。

 子どもたちの健康と安全の尊さを実感する今日この頃。何はともあれ、全校生で元気に再開できてホッとした始業式でした。本年も本校の教育活動へのご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 

終業式~今年もお世話になりました~

 12月22日(金)に2学期終業式を行いました。

 校長式辞では、年末年始に心掛けてほしいこととして、新年の抱負を持つこと、家族の一員としてお手伝いをすることが挙げられました。そして各学年の代表生徒からは、2学期の反省の発表がありました。生徒たちはいずれも集中して聞いている様子でした。夏休み明けから今日までを静かに振り返る、厳粛な式でした。

 全校集会で2学期の活躍の表彰をした後は、終業式後恒例の大掃除です。冷たい風二モ水二モマケズ、お世話になった教室をきれいに整頓することができました。

 2023年も残すところあと9日。実り多い17日間を経て、1月9日に元気に再開できることを楽しみにしています。

 みなさん、よいお年を!

第2回書道教室を開催しました

 12月19日(火)は今年度2回目の書道教室を行いました。今回もおなじみの杉岡一郎先生をお招きし、県書きぞめ展に向けてご指導を頂きました。

 3学年とも1時間ずつ、生徒たちの筆をとっていただいたり、実際にお手本を書いていただいたりしました。杉岡先生には9月にも来ていただきましたが、間近に見るプロの筆づかいは何度見ても圧巻です。2年生たちは先生がお手本を書いているそばから、感動のため息をつきっぱなしでした。

 杉岡先生の技を盗めたかどうかはさておき、2度にわたって貴重な経験をさせていただきました。杉岡先生、ありがとうございました。

優良交通安全活動団体として表彰されました

 12月15日(金)にtetteで行われた須賀川・岩瀬地方交通安全大会において、本校が優良交通安全活動団体として表彰されました。職員・生徒を含めて、重大な交通事故を長期間起こしていないことを評価していただきました。

 日没もすっかり早まり、雪も積もり始めた今日この頃。優良活動団体の名に恥じないよう、事故根絶に向けて引き続き取り組んでまいります。

 

しめ縄づくりを行いました

 12月12日(火)の5・6校時にしめ縄づくりを行いました。本校では年末恒例の行事で、今年度は講師に小塩江地区の並木様と佐久間様をお招きしました。

 40本ほどの藁を手でなうことで、玄関などに飾る小さめのしめ飾りを作ります。説明を聞いてわかったつもりでも、手を動かして形づくるのが大変難しい作業です。経験がある2・3年生はすいすい作業を進めていきますが、1年生と職員たちは四苦八苦。HP担当者も、半分ほど生徒に手伝ってもらいました。

 それでも、いくつも作るうちに上達していくものです。藁をたっぷり準備していただいたおかげで、最後には全員が複数のしめ飾りを完成させることができました。

 全校生でしめ縄づくりという、まさに小塩江ならではの体験をもって、本校も年納めへと向かっていきます。自宅にしめ縄を飾りながら、今年1年間の頑張りを思い返してみたいものです。

少年の主張大会の活躍を報告してきました

 12月8日(金)に須賀川市役所へ伺い、橋本克也市長に少年の主張大会全国大会での努力賞受賞を報告してきました。

 市長さんの目の前で主張を発表し、小塩江中学校への思いや将来の夢について、市役所の皆様とお話しする機会を頂きました。

 8月の市大会から約4か月間、大変多くの舞台で小塩江をPRしてくれました。これが最後の主張発表になりましたが、一連の夢のような経験を胸に、ふるさとをいつまでも大切にしていってほしいと思います。

 本当にお疲れ様でした。

須賀川支援学校との交流会を行いました

 12月5日(火)の3・4校時に、須賀川支援学校との交流会を実施しました。今回で4年連続となるこの交流会。楽しいレクリエーションを通して、普段とは異なる仲間とのコミュニケーションを図ります。

 この日に向けて、生徒会役員を中心に準備を重ねてきました。2校混合の3チームに分かれ、小塩江中企画の「風船運びリレー」「文字並べゲーム」「シャトル投げ」、支援学校さん企画の「ジェスチャーリレー」の4種目で競います。

 まずは風船運びリレー。工夫すれば素早く運ぶことができますが…?

 

 続いて文字並べゲーム。ひらめきがモノを言う新企画です。

 

 支援学校さん持ち込みのジェスチャーリレー。途中まで伝わっていたのに…

 最後はシャトル投げ。的の点数は大逆転も可能になるように工夫されています。

 

 最後は全員に、生徒会お手製のメダルが授与されました。生徒からは、「みんなで協力してゲームができて嬉しかった」、「ゲームをやるにつれて会話が増えて、最終的に仲良くなれてとても嬉しかった」などの声が聞かれました。

 また来年も会えますように!

第3回授業参観を行いました

 12月1日(金)の5校時は授業参観でした。1年生は理科、2年生は保体、3年生は英語の授業の様子を保護者の皆様に見ていただきました。

 今年度3度目の授業参観ということで、もう子どもたちに緊張の色はありません。いつも通りの明るい表情で授業をスタートしました。実験あり、保護者の方と一緒に体を動かす活動ありと、様々な授業風景をご覧いただけたことと思います。

 授業参観の後には、PTA教育講演会を実施しました。講師として会津大学先端情報科学センター長の中村章人様をお迎えし、ネット依存やSNSトラブルから身を守るための考え方を教えていただきました。

 放課後は学年保護者会と学校評議員会及びPTA役員会を行いました。盛りだくさんの1日でしたが、おかげさまでそれぞれ充実した協議となりました。ありがとうございました。今後も本校教育活動へのご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

校内授業研究会(保体)を行いました

 11月30日(木)の1校時に校内授業研究会(保健体育)を行いました。2・3年生合同で卓球に取り組む授業です。大変冷え込んだ体育館でしたが、生徒たちは時折半袖になりながら、元気に活動していました。

 まずは準備運動。テンポのよい音楽を流しながら、ダンスをしたり、なわとびをしたりして体をほぐします。

 今日の目標を決めて、いよいよラケットを手に卓球台へ。女子は全員卓球部なので、スモールティーチャーとして男子にコツを教える役割です。巧みな言葉とジェスチャーを交えたご指導のおかげで、めきめき上手になっていきます。

 最後は女子同士による模擬ゲームを観戦したのち、ハンデつきの試合を行いました。教える側も教えてもらう側も、互いの技術を高め合う姿勢が見られる素晴らしい授業でした。

 

食育教室を開催しました

 11月29日(水)の6校時目は、全校生で食育教室を開催しました。講師として須賀川第二中学校栄養教諭の増子かおる先生をお招きし、バランスのよい食事とはどんなものなのか考えました。

 テーマは「栄養バランスのよい弁当について考えよう。」です。学年ごとに難易度を変えながら、お弁当のメニューを考案します。ただし、好きなおかずを好きなだけ詰め込めばよいわけではありません。栄養バランスに彩り、味の相性に調理方法など、クリアしなければならない条件がいくつもあります。忙しい朝に作るとなると、大好きな唐揚げも入れづらくなるし…

 お弁当の容量(ml)とそこに詰められるお弁当のカロリー(キロカロリー)はおおよそ等しくなるそうです。周りの友達と協力しながら、中学生に必要な栄養をばっちり摂れるお弁当をデザインすることができました。

キャリア教育講演会を開催しました~ダルライザー、参上!~ 

 11月22日(水)の6校時にキャリア教育講演会を実施しました。今年度はダルライザープランニング代表の和知健明様に講師としておいでいただき、夢を叶えるために重ねてこられた努力や経験についてご講話をいただきました。

 和知さんは、白河商工会議所青年部の企画でご当地ヒーロー「ダルライザー」を考案され、2017年には「ライズ‐ダルライザー THE MOVIE‐」をプロデュースされました。現在は映像制作や舞台プロデュースを通して、白河の町おこしのために活動していらっしゃる方です。まずは写真や映像を交えながら、最近の活動を紹介していただきました。

 ダルライザーは他のヒーローたちとは異なり、かっこいい必殺技や変身シーンはありません。ダルライザーは生身の人間のまま、自分を鍛えて強くなるヒーローなのです!和知さんは「ヒーローとは心のあり方なので、誰でもなれるものです」とおっしゃっていました。

 その後、「ライズ‐ダルライザー THE MOVIE‐」の冒頭部を見ていると、背後から…  ダルライザー、参上!

 講演後の質疑応答には、ダルライザーが答えてくれました。生徒たちからは、「ショーで気を付けていることは?」や、「今の夢は?」など、たくさんの質問が寄せられました。

 ダルライザーと和知さんは、たとえ周囲みんなから無理だと言われても、諦めることが大嫌いだそうです。夢を叶えることの素晴らしさと、その裏にある苦しさ。いきいきと夢を語る和知さんの姿から、人生を切り拓く上で、とても大切なことを学ぶことができました。

 

 

小中合同芸術鑑賞教室が開かれました

 11月20日(月)の午後は全校生で小塩江小学校にお邪魔し、小中合同の芸術鑑賞教室を開催しました。今年度はリコーダーと伴奏楽器の室内楽団である「グループAB」様をお招きし、約1時間の演奏会をしていただきました。

 小学3年生から演奏している子どもたちにとって、リコーダーは最も馴染みある楽器の1つです。しかし、ひとたびプロが手に取ると、まるで別の楽器のようになってしまいます。「鳥に歌を覚えさせる(リコード)させる道具だからリコーダー」という名前の由来通り、2羽の鳥がホールの中で歌っているようでした。

 

 世界最小のリコーダーが目の前に!

 

 

 

 

 

 アニメソングのイントロクイズなどで楽しんだ後は、小学6年生と中学3年生へ、名曲「旅立ちの日に」がプレゼントされました。一足先に卒業式ムードが。

 

 

 

 

 

 閉会式で花束をお渡しすると、グループAB様からのお礼として、小塩江小学校歌の演奏をしていただきました。小学生はもちろん、中学生もみんなで斉唱。会場がひとつになって、みんなで音楽を楽しみます。

 ごく身近にある楽器も、その道を究めることで多くの人を感動させることができるのだと感じました。プロの演奏を聴かせていただける貴重な機会を経て、どんな思いが胸に残ったでしょうか。

第45回少年の主張全国大会に参加してきました

 11月12日(日)に東京の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、第45回少年の主張全国大会が開催されました。本校からは努力賞を受賞した生徒1名が参加しました。

 11日(土)から会場入りし、各都道府県の代表生徒とともに意見交換会に参加しました。似たテーマで主張した生徒同士で交流したようで、本校生徒は小規模の学校で同じように頑張る中学生たちと、日頃の取り組みを共有してきたそうです。

 大会当日は12名の本選出場者の主張を聞いた後、賞状を授与されました。閉会後には疲れの色も見え隠れしましたが、一生に一度の素晴らしい経験になりました。

 長かった少年の主張も、残すところあと少し。注目していただけることに感謝して、まだまだ小塩江愛を届けていきます。

小中合同授業研究会を行いました

 11月10日(金)は小中合同授業研究会を行いました。小塩江小学校の先生方とともに、中学校の授業を参観しました。今回も6月に引き続き、麻布教育研究所の村瀬公胤先生を講師としてお招きしました。

 1年生の数学「比例と反比例」で、身の回りの問題を比例としてみなして解決することのよさを考える授業です。

  

 比例にしてはバラつきがあるけどいいのかな…?

 同じ授業を見ていても、小学生時代と比較して成長した部分に注目する先生もいれば、自分の授業の様子との違いに注目する先生もいます。頑張る生徒たちを様々な視点から観察することで、先生たちもパワーアップを目指しています。

 事後研究会では、生徒の学びから気づきを伝え合った後、村瀬先生からご講話を頂きました。生徒たちの可能性をさらに伸ばせるよう、なお一層気合を入れて月曜日の授業準備に取りかかります。

第3回学習コンクール(社会)実施中…

 11月9日(木)は「社会コンクール」を実施しました。本校では年間5回実施される学習コンクールの第3回です。各学年、社会科の一問一答形式の問題100問に挑みます。

 HP担当者も監督をしながら、1年生の問題に挑戦。100問すべてに集中して、漢字のミスすらなく満点を取るのはかなり大変であることを、身に染みて感じました(残念ながら満点ならず…)。

 約2週間にわたって、生徒たちの自主学習は社会科一色でした。努力の成果は発揮できたでしょうか。作り上げた学習のペースを維持しながら、期末試験に向けて、秋の夜長を有意義に過ごしましょう!

収穫祭が行われました

 11月3日(金)に、小塩江コミュニティセンター主催の収穫祭が行われました。本校からは1~3年生13名が参加しました。自分たちで田植えと稲刈りをしたもち米を、地域のみんなで味わいます。

 調理班には本校から3名がお手伝いに入りました。地域のご婦人方や小中の教頭先生とともに、具材を切ったり、お餅にあんこやきな粉をつけたり。かなり忙しい台所だったようで、調理終了後は疲労困ぱいでした。よく頑張りました。

 一方その頃、小塩江中学校の校庭では、グランドゴルフ大会が行われていました。総勢約60人が8つのグループに分かれ、8ホールを回るコース。小中学生はもちろん、保護者の方、老人クラブの方に教職員と、老若男女が入り乱れて技を競い合います。

 中学生は飛距離で有利だったものの、全面ラフのコースにも対応したベテランには遠く及ばず。最もスコアの良かった生徒でも、優勝した老人クラブの方とは10打近くも離されてしまいました。

 真剣勝負の後はいよいよメインイベント、餅つき&試食の時間です。多くの子どもたちは昨年度以前の収穫祭も経験していますが、やはりここでもベテランの技が光りました。老人クラブの方に杵を渡すと、ものの1分でつるんとしたお餅が完成してしまいます。

 試食中。つきたてのお餅は格別です。

 近頃見なくなった地域一体の行事も、小塩江には健在です。小塩江ならではの光景が毎年続いていくことを願います。

  

 

 

 

教育相談&学校公開、お世話になります

 11月1日(水)・2日(木)・6日(月)の3日間、教育相談を実施中です。平日のお忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございます。

 また、ふくしま教育週間にあわせて、保護者と学校評議員の皆様を対象に学校公開を行っております。残すところ6日(月)のみとなりましたが、本校の日常の様子をぜひご覧にいらしてください。

 

小学生が体験入学にやってきました!

 10月26日(木)は、小塩江小学校の5・6年生が体験入学にやってきました。今年度は5年生4名、6年生8名の参加です。

 今日は3年教室で生活します。到着すると、まずは中学校の校長先生から講話がありました。校長先生は「やりたいことがなんでもできる」、「小塩江中だからできること」をテーマに、中学生たちが頑張る姿をプレゼンしました。

 

 続く4校時は、先輩たちが授業を受けている様子を見学しました。教科ごとに先生が変わる新鮮な光景が興味深い様子で、中学生のすぐそばまで近づいて参観しているのが印象的でした。心なしか、中学生たちもいつもより元気な気がしました。

 

 給食を終えると、5校時は中学校の先生方による体験授業です。5年生は英語、6年生は数学の時間。最初は緊張した様子だった小学生たちも、スライドや会話を取り入れた授業が楽しかったようで、元気に授業を受けていました。数学の授業を終えた6年生に話を聞いてみると、「難しくなかった」とのこと。頼もしい!

 中学生の一日はまだまだ終わりません。清掃を終えるとグラウンドに出て、本校伝統の5週走です。少々ハードすぎないか心配しましたが、誰ひとり諦めることなく完走。むしろみんな爽やかな表情です。

 最後は部活動。バドミントン部・卓球部に体験入部しました。それぞれ30分という限られた時間でしたが、部活動の雰囲気は感じてもらえたようでした。

 あっという間の体験入学でしたが、中学校の生活は味わってもらえたでしょうか。最後に生徒会長からあったように、小塩江中学校は小学生のみなさんの入学を心からお待ちしています。今度は小塩江中の仲間として、いろいろな活動に取り組めますように!

 

 

 

 

 

 

特設合唱部の解散式がありました

 10月25日(火)の昼休みに、全校生が所属する特設合唱部の解散式がありました。

 6月の結成以来、市の合唱祭や文化祭に向けて、昼休みと夏休みに練習を行ってきました。1・2年生からは「小学生の頃に憧れていた合唱部で歌えたのが嬉しかった」、「先輩が頑張っていたから自分も頑張ることができた」、「今度は後輩にアドバイスできるようになりたい」などと振り返る声が聞かれました。

 文化祭の発表を最後に特設合唱部での活動を終えた3年生からは、「合唱からは大事なことをたくさん学べるので、来年も頑張ってほしい」という言葉が贈られました。歌の得意・不得意にかかわらず、全校生で息を合わせてステージに臨んできた特設合唱部。小塩江ならではの素敵な伝統のバトンが、今年度もしっかりと渡されました。

宇津峰祭、大成功!

 10月22日(日)は小学校・地域合同の文化祭「宇津峰祭」でした。たくさんの方にご来場いただき、大成功となりました。

 本校生徒たちは自分たちの発表に加えて、全体の進行も担いました。小学生や地域発表との打ち合わせの時間はほとんどありませんでしたが、約1か月間の準備の甲斐あって、スムーズに進行することができました。それぞれの発表ものびのびと楽しんでいたようで、会場と一体になって盛り上がることができました。

 フィナーレ。この場をお借りして、生徒会役員と応援団の引継ぎ式です。

 宇津峰祭、大成功!

 

 

 

 

 

 

 また今年度の宇津峰祭では、コロナ禍以来初めて、地域の皆様による模擬店が復活しました。HP担当者は地域合同の文化祭を目にするのが初めてだったのですが、想像をはるかに超える大盛況に、大変感激しました。OBや離任された先生方、小中の先輩や後輩とともに、お昼の楽しいひと時を過ごしました。小塩江コミュニティセンター主催のゲームも大賑わいでした。

 午後は塩田地区の伝統芸能を披露していただき、令和5年度の宇津峰祭が幕を下ろしました。人数と時間に限りがある中、3年生を中心に必死に準備してきたからこその大成功です。伝統と未来が融合した、小塩江ならではの素敵な文化祭でした。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

文化祭が明後日に迫っています!

 10月20日(金)は、いよいよ明後日に迫った文化祭に向けて、会場準備に取り掛かりました。今年度は装飾等が順調に進んでいて、予定より30分ほど早く会場が仕上がりました。各発表の最終リハーサルを済ませ、準備は万端です。

 改めまして。明後日10月22日(日)8時20分より、小塩江中学校体育館にて、本校・小塩江小学校・小塩江コミュニティセンター合同の文化祭「宇津峰祭」が開催されます。これまでお伝えしてきたように、中学生はもちろん、小学生や地域の皆さんの力も結集して準備してきました。文化祭終了後には楽しい模擬店も出店予定です。一同心よりお待ちしておりますので、ぜひ遊びにいらしてください!

 

避難訓練&AED講習会を行いました

 10月13日(金)の6校時に避難訓練とAED講習会を行いました。避難訓練は4月に続いて今年度2度目の実施です。

 今回は校舎裏の山林から出火したという想定で、普段の経路とは別のコースからの避難です。しかし、ハンカチや手で口元を覆いながら、全校生で整然と避難を終えることができました。前回の訓練より20秒近く短い好タイムで、全員の生存を確認しました。

 避難完了後は体育館に移動し、避難の反省とAED講習会です。今回も須賀川消防署から消防士のみなさんにお越しいただきました。講評の中で特に強調されていたのは、須賀川市内の家庭用火災報知器の設置率が5割程度で低迷しているという点です。生徒たちも保護者の方に伝えるように念を押されていましたので、この機会にぜひ、お宅を点検してみてください。

 AED講習会では心臓マッサージの方法とAEDの使い方を教えていただきました。1分間に100回のリズムで、みんなで手拍子しながら頑張ります。最後に先生方も体験しましたが、さすがの押しっぷりに感心の声が上がりました。AEDは、音声に従うだけで誰でも簡単に操作できました。

 もしも今日の帰り道、目の前に人が倒れていたら、今日学んだことを実践できるでしょうか。大人も子どもも関係なく、勇気をもって人命救助にあたる心構えができました。

ふくしま情報モラル診断を行いました

 10月10日(火)・11日(水)の朝の時間を使って、全校生で「ふくしま情報モラル診断」を行いました。県の取り組みで、問題を解きながら自分の情報モラルのレベルを確かめることができます。

 1日目はタブレット端末で問題に取り組みました。詐欺から身を守る方法や著作権上のマナー、フェイクニュースへの対応など、情報モラルを幅広く問われ、生徒たちは悪戦苦闘している様子。生徒たちの画面を覗いてみると、大人でも迷ってしまう問題ばかりでした。

 2日目は全体での正答率を振り返りながら、ICT担当教師による講話を聞きました。生徒たちは個人の解答の正否も確認できるため、自分の情報モラルの弱点をはっきり知ることができました。

 

 今回、生徒たちが取り組んだ診断には、保護者の皆様にも挑戦していただけます。朝起きてから布団に入るまで、ICTとのにらめっこが続く今日。お子さんが持ち帰ったQRコードからアクセスしていただき、情報モラル向上にぜひご活用ください。

 

 

 

 

英検にチャレンジ!

 10月6日(金)の6校時に、全校生で「英検チャレンジ」を実施しました。須賀川市教育委員会の取り組みで、受検を希望する生徒は無料で英検にチャレンジできるという大チャンスです。自主学習を覗いてみると、多くの生徒たちのノートに2週間ほど前からアルファベットが増え始めていて、張り切って準備してきたようです。

 5級から2級まで、5つの教室に分かれて実施しました。普段受けている試験とは異なり、どの級でも30分以上にもわたるリスニングテストが課されます。全員、制限時間ギリギリまでよく頑張っていました。

 試験終了後、生徒に感想を尋ねてみると、「できるだけは書いたけど自信は…」とのことでした。それでも大丈夫。英検は何度だって再チャレンジできます。今日からまた気持ちを新たに、英語力向上を目指しましょう。

 Hang in there!

 

 

 

 

少年の主張 ラジオ放送のお知らせ

 先日、大和田新さんにお越しいただいた際に録音された、少年の主張の発表及びインタビューの放送日時が決定しました。

 ラジオ番組「ニューシニアマガジン 大和田新のラヂオ長屋」(ラジオ福島)において、11:00~13:00の間に放送されるとのことです。小塩江旋風を電波に乗せて届けます。ぜひお聞きください!

メインアート、完成!

 10月5日(木)の5・6校時は、宇津峰祭メインアートを全校生で作成しました。

 今年度のメインアートは36のパーツに分割されています。約2時間半で1人2枚以上を書き上げなければならないというハードな日程の中、教員も一緒になって懸命に取り組みます。

 一時は延長戦を覚悟する雰囲気が漂うも、3年生の奔走のおかげでなんとか時間内に完成。揃ったパーツが順番に並べられると、生徒たちは満足げに眺めていました。

 作業終了後に撮影した集合写真もお届けしたいところですが、完成したメインアートは当日、会場でご覧いただきたいと思います。どうぞお楽しみに!

宇津峰祭準備、進行中!

 地域合同の文化祭「宇津峰祭」の準備が進められています。

 ここ2日間は、3学年合同の全校劇で使う大道具・小道具作成に全力投球中です。大忙しの準備風景をお届けします!

 

稲刈りを行いました

 10月3日(火)は見事な秋晴れの中、三世代交流事業の一環として稲刈りを行いました。5月の田植えに引き続き、小塩江小学校、塩田老人クラブ、小塩江コミュニティセンターのみなさんと一緒に汗を流しました。

 3年生は今回が9回目の稲刈りとあって、作業は慣れたものです。小学校低学年の児童や後輩たちをサポートする姿が印象的でした。一方で1・2年生はまだまだ修行が足りない様子。稲の束ね方が甘く、老人クラブの方に何度もご指導をいただきますが、なかなかきつく結べません。諸先輩方の圧倒的な手際の良さに目を奪われていました。

 閉会式で小学校の校長先生から、「小塩江プロジェクト」の素晴らしさを改めて感じたとのお言葉がありました。世代を超えてともに米作りをする体験は、今後の人生でもそう得られるものではないでしょう。11月には収穫祭も行われるとのことです。小塩江を盛り上げるためにも、本校からもたくさんの参加があることを期待しています。

大和田新さんの特別講話

 10月2日(月)は5校時終了後、フリーアナウンサーの大和田新さんに特別講話をしていただきました。テーマは「大和田新のちょっといい話」。ご自身がアナウンサーを志望された経緯や、ご交流のある陸上選手のエピソードなどをお話しいただきました。「挑戦し続ける者に失敗はない」という力強いメッセージは、生徒にも教職員にも響くものでした。

 講演の後は、少年の主張大会で活躍中の生徒に特別ご指導。発表の録音に加えて、小塩江プロジェクトへの思いなどもインタビューしていただきました。

 本日録音された内容は、後日ラジオで放送していただく予定です。お楽しみに!

新人戦、大健闘!

 9月27(火)・28日(水)は中体連岩瀬支部新人総合大会でした。本校からはバドミントン部と卓球部合わせて13人の選手が参加しました。

 前日の26日(月)には、3年生が主となって壮行会を開いてくれました。応援団の演舞は1・3年生で行うことに。今までにないフォーメーションでも、小塩江の伝統を継承する立派な応援でした。

 バドミントン部は、昨年度創部して約1年半。ようやく同級生と競える時がやってきました。結果は団体戦で3位、個人戦でも2人と2ペアが県中大会進出を決めました。この日を楽しみに重ねてきた練習が、ようやく成果に結びつき始めています。

 卓球部は現在、部員4人で活動しています。団体戦は自動的に5ゲーム中2試合が棄権になるため、悲観的になっても仕方ないような現状にあります。それでも選手たちは勝ちを目指して試合に臨みました。個人戦では1ペアが3位入賞、団体戦も記録に残らない勝利も含めれば、6試合中3試合で2-3にまで迫りました。そばで見ていると、人数さえ足りていれば…と思わずにはいられませんが、誰ひとり環境を言い訳にすることはありません。

 今大会は、来年の総合大会に向けた力試しでもあります。楽しく終えられた生徒も、そうでなかった生徒も、反省をポジティブな力に変えて、今後の練習に生かしてほしいと思います。

少年の主張県大会、最優秀賞の快挙!

 9月21日(木)に新地町文化交流センターで第45回少年の主張福島県大会が開催され、本校からは8月の市大会を経て推薦された3年生の生徒1名が参加しました。

 さすがは県大会とあって、中学生とは思えない表現力の出場者ばかりでした。本校生徒は最終発表。見事なスピーチをたっぷりと目に焼き付け、いつになく緊張した面持ちで登壇しました。固さは目立ちましたが、ふるさと小塩江の「宣伝部長」として、思いの丈を存分に語る立派な発表でした。

 結果はなんと最優秀賞。驚くべきことに本校からは2年ぶりの受賞となりますが、県内9705人の代表として、北海道・東北ブロック大会に進む大変な快挙です。

 この2か月間、発表生徒は受賞よりも、小塩江中学校存続の一点に懸けて練習を重ねてきました。小塩江みんなの期待を背負ってたどり着いた、最高の結果だと思います。今後は文化祭や県青少年健全育成推進大会での発表が決まっています。大好きな小塩江中学校をたくさんの方に知ってもらうため、もう一息頑張ってくれます。

 本当におめでとう!

クリーン活動を行いました

 9月15日(金)は5校時を終えた後、クリーン活動を行いました。生徒・職員をあわせて総員27名で出動です。

   今年度も4班に分かれ、約40分ほど歩いて学校周辺のゴミを拾います。2・3年生は昨年度と同じ班で、同じコースを担当しました。「1年前よりゴミが減っていた」という声も聞こえてきましたが、ペットボトルやコンビニ弁当、空き缶に吸い殻など、拾う余地はまだまだあるよう。どの班の袋も大きく膨らんでいるのを見ると、残念な気持ちになります。

 それでも生徒たちは、元気におしゃべりしながら活動を進めました。汗と小雨に濡れながら帰校し、仕事の後の1杯(スポーツドリンク)をごくり。表情には充実の色が見られました。

 生まれ育ってきた小塩江地区をきれいにすることで、地域に貢献したいという今回の活動。すべてのゴミを拾うことはできませんが、善意が少しでも広がり、ポイ捨てが減ってくれることを願って止みません。

生徒会役員選挙 立会演説会がありました

 9月13日(水)の6校時は生徒会役員選挙の立会演説会および投票が行われました。今年度は定数6に対し、6名の生徒が立候補しています。

 演説会では6名の立候補者とその責任者たちが最後のアピールを行いました。深い自己分析や長年の友情を語る生徒もいれば、後輩を見つめる先輩からの冷静なエールも。どれも堂々とした発表でした。

 そしていよいよ投票。須賀川市選挙管理委員会からお借りした、本物の投票箱と記載台を使用します。信任投票という形でしたが、初体験の1年生の表情にも表れていたように、厳粛な雰囲気の中で進みました。

 投票を終えた生徒たちからは「(立候補はしなかったが)自分も小塩江中学校のために頑張りたいと思った」などの感想が寄せられました。生徒会は小塩江中学校の全生徒で構成されています。役職に関係なく、自分が小塩江にどうやって貢献できるか、考える機会にしてほしいと思います。

書道教室を開催しました

 9月12日(火)は国語(書写)の時間に、各学年で書道教室を開催しました。講師として杉岡一郎先生にお越しいただき、コンクール出品に向けてご指導いただきました。

 杉岡先生は小塩江小学校でも教えられており、生徒たちにはおなじみの先生です。しかし、中学生になって改めて拝見すると、その腕前に一同驚愕。(事前にプリントして配布してあるのに)わざわざ先生にお願いして、直筆の名前のお手本を書いていただく生徒も。ご指導も大変わかりやすく、1時間だけでもみるみる上達していきました。

 今回の書道教室の成果は、来月の文化祭の際に展示する予定です。杉岡先生に少しでも近づくべく、引き続き修行に励みます。

高校体験入学の成果を発表しました

 9月11日(月)の6校時は全校総合的な学習の時間で、3年生が夏休み中に参加した高校体験入学の成果発表会をしました。保護者のみなさんにもご参観いただき、にぎやかな授業になりました。

 まずは進路指導の先生のお話を聞きながら、どうして高校に行きたいのか、高校を選ぶ基準は何なのかを考えます。特に1年生にとっては、高校生活はまだまだ先の話の様子。部活や制服のデザインなど、こだわりポイントを自由に挙げました。

 3年生によるスライド発表は、いつもながら大変見事な完成度でした。発表会を重ねるうちに、生徒たちは聞く力もつけてきていて、「その高校の体験入学に行ったのはなぜですか?」「体験入学に向けて気を付けたらいいことはなんですか?」と、先輩もうなる鋭い質問が出ました。

 3年生を中心に、高校に進学したい理由を楽しそうに考える姿が印象的な会でした。

 

第2回NIEタイムを開催しました

 9月6日(水)の5・6校時は全学年総合的な学習の時間で、今年度2回目のNIEタイム特別授業を行いました。講師は本校ではすっかりおなじみの福島民報社編集委員 坪井様です。

 今回は紙面の構成の解説に加えて、新聞が民主主義の中で担う役割についても講義をいただきました。生徒会役員選挙の真っ只中の生徒達は、タイムリーな話題に興味津々でした。

 その後は、気になる記事についての1分間スピーチ。タブレットで文字に起こして発表しましたが、1分間でまとまった内容を話すのは至難の業です。率直なアドバイスをいただきながら、相手に思いを伝える技術を磨きました。

 3年生はこれで6度目となったNIEタイム。今回も、教師ともども熱いご指導をいただき、新聞に親しむことができました。

支部駅伝大会、頑張りました

 8月31日(木)は岩瀬支部駅伝競走大会が開催されました。本校からは特設駅伝部から男女3名ずつが参加しました。

 残暑とは言いがたいほどの日差しの中、本校選手たちは全員元気に走り切りました。中継所で手渡したものはもちろん、小塩江中学校特設駅伝部としてのたすきも来年につないでくれました。

 ところでこの夏、考えさせられたことがあります。ここまで様々なレベルの選手が集まり、みんなで励まし合いながら努力する部は、そうないのではないでしょうか。走るのが得意ならさらなるパワーアップを、苦手なら体力向上を目標に、全員一緒に頑張れるのも小塩江ならではのこと。素敵な伝統が今後も続くことを願いつつ、この夏の頑張りに拍手を送ります。お疲れ様でした。

地区英語弁論大会に出場しました

 8月30日(木)に地区英語弁論大会が開かれ、本校からは1、3年生の生徒がそれぞれ1人ずつ参加しました。夏休みを通して練習した成果を存分に発揮した、立派なステージでした。

 暗唱の部に出場した1年生の生徒のタイトルは“City Lights"。花束がひとりぼっちの男と盲目の少女を結びつける、心温まるお話です。4月から本格的な英語学習が始まったばかり。向上心を持って本番まで走り抜けることができました。

 3年生の生徒のタイトルは“Dear Friend”。こちらは昨年までの経験をいかし、創作の部に挑戦しました。部活動で出会った卓球を”firend"に見立て、卓球を通した成長と今後の人生への希望を語りました。発音といい表情といい、3年間の努力が見える堂々たるスピーチでした。

 人前で話をする、まして英語で話すということは大変な緊張感だったと思います。この夏の経験を糧に、さらなる英語力向上に励んでほしいと思います。

 

実るほど頭が下がる稲穂かな

 8月30日(水)の朝、5月に田植えをした水田を覗いてみました。朝日をいっぱいに浴びた穂先はふっくらし始めていて、一面濃い緑色だった真夏とは明らかに違う色合いです。秋の収穫祭できっと見られるであろう、黄金色に輝く田んぼも楽しみですが、稲の成長が感じられる黄緑色の景色もまた爽やかです。

 実がいっぱいに詰まった稲を擬人的に描いた、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という句が思い起こされます。これから約1か月、もうひとこえ低姿勢になる稲に負けないよう、謙虚に頑張っていきたいものです。



支部駅伝大会の壮行会を行いました

 8月28日(火)は3年生の実力テスト、1・2年生の夏休み課題テストを終えた後、岩瀬支部駅伝競走大会の壮行会を行いました。今年度は、男女とも3名ずつが出場してタスキをつなぎます。

 選手たちの決意表明からは「自己ベストを目指す」、「次のランナーに1秒でも早くタスキを渡す」など、前向きな言葉が聞かれました。選手数の都合からオープン参加になりますが、学校の代表として、岩瀬随一の熱意を胸に走り切ります。

 青地に光る白と黄色の「小塩江」ユニフォームに、ご声援をよろしくお願いします!

2学期スタート!

 8月25日(金)は学級活動の後、2学期始業式及び全校集会を行いました。熱中症対策として、空調が整った音楽室で実施しました。

 校長先生の式辞では、夏休みに鑑賞したドキュメンタリー映画を受けて、人を信頼することの大切さを改めて心に留めてほしいとの言葉がありました。

 続いて学年代表者から、夏休みの反省と2学期への抱負が述べられました。夏休みの課題との格闘を通して、計画的に生活することの必要性を実感した生徒が多かったようです。

 盛りだくさんの全校集会は、夏休み中に行われた大会等の表彰した後、英語弁論と少年の主張の披露へと進みました。流ちょうなspeechと宣伝部長の決意発表には、会場の空気を掴む力を感じました。8月30日(水)に本番を迎える地区英語弁論大会では、夏休み中の練習の成果を発揮し活躍してくれることと期待しています。

夏の学習会を行いました

 8月17日(木)から8月23日(水)の5日間、夏の学習会を実施しました。希望する生徒が自ら教材を持って集まり、講師に質問しながら学習を進めるという企画です。今回も昨年度に引き続き、スクールサポートティーチャーとして髙野彩香先生にご協力いただきました。

 最大8名が参加する大所帯でしたが、受験生の気迫を1・2年生にも感じてもらおうと、全員を1つの教室に集めました。夏休みの課題を終えた上で、プラスアルファの演習に取り組む生徒が多く、感心させられる集中ぶりでした。参加した生徒からは「図書室にいるときより真面目にできた」、「わかりやすく教えていただけた」などの感想がありました。

 夏休み明けには3年生は実力テスト、1・2年生は課題の確認テストが控えています。学習会での頑張りが実ることを期待しています。

第20回須賀川市少年の主張大会に参加しました

 8月2日(水)に第20回須賀川市少年の主張大会が開催されました。本校からは3年生の生徒が1名参加し、見事優秀賞を受賞しました。

 タイトルは「今日から私が宣伝部長」。大好きな小塩江から子どもが減っている中でも、自分こそが小塩江の魅力を伝えていくことで、小塩江中学校を存続させたいという内容でした。本校で取り組んでいる「小塩江プロジェクト」を紹介しつつ、いきいきと小塩江愛を語る姿はまさに「宣伝部長」の名にふさわしいものでした。

 身振りを交えながら力強く発表を終えると、会場からは盛大な拍手が送られました。中には「素晴らしい!」とつぶやいたり、涙を拭ったりする観客もおり、引率したHP担当者も驚くほどの大反響でした。

 5月下旬から準備を始め、夏休み中も毎日練習に励んで臨んだ本大会。見違えるほど堂々とした発表ができたことを自信にしてほしいと思います。本当にお疲れ様でした。

 

岩瀬地区小中学校音楽祭に参加しました

 8月10日(木)に岩瀬地区小中学校音楽祭が開催されました。本校からは、全校生が所属する特設合唱部が参加し、約1か月にわたる練習の成果を発表してきました。

 演奏したのは谷川俊太郎作詞・信長貴富作曲の「未来へ」。歌うのが15人なのに対して、最大5つのパートにまで分かれる難曲でした。校名と曲名のアナウンスの間は緊張した面持ちの生徒たちでしたが、他校に全く引けを取らない、美しいハーモニーを響かせました。

 1学期中は昼休みを、夏季休業中は朝の1時間を目いっぱい使って練習してきた特設合唱部。全校生で1つの曲を仕上げるのは想像以上に難しいことだったと思います。合唱の楽しさを味わうとともに、互いのよさを生かしながら協力することの素晴らしさを実感できた夏だったのではないでしょうか。本当によく頑張りました。

 

小塩江ジュニアボランティアに参加しました

 7月23日(日)に小塩江コミュ二ティーセンター主催の夏の外遊び事業が市民の森で行われ、本校から3名の生徒がジュニアボランティアとして補助役員を務めました。受付では、16組のご家族に要項等を配付しました。ネーチャーゲームの「カモフラージュ」では、25Mほどの茂みに21個の人工物(フィアギアや造花などを)を設置し、何個見つけられるかを競わせました。炊事場でのカレー作りでは、小学生や幼児が野菜を切るのを見守りながら、タマネギの皮むきをしました。自然の中で、みんなでつくったカレーは特別おいしく感じました。人工の池での水遊びでは、着替え用テントを設置したり、大量の水風船を作ったりして、的あてゲームの運営を行いました。幼い子供たちがはしゃいで楽しむ姿に充実感を味わうことができました。9月の小塩江地区体育祭でも、地域のお役に立てる小塩江中生として活躍を期待しています。

1学期終業式~明日から夏休み!~

 7月20日(木)は1学期終業式を行いました。校長先生からは、目標をはっきりさせてやるべきことに速やかに取りかかること、1日1日、決めたことは必ずやり切ること、SNS上のトラブルや水難事故に十分気をつけること、などと式辞がありました。

 終業式後の全校集会では、各学年1名ずつ、今学期の振り返りを発表しました。それぞれ自分を細かく分析し、2学期へ前向きに向かっていこうという立派な言葉でした。

 集会のあとは全校で大掃除。しばらくお別れになる、各学年の教室を中心に行います。1学期分の汚れに驚きの声を上げながら、楽しくみんなで協力して取り組む、とても小塩江中らしい大掃除でした。

 夏休みとはいえ、部活動に学習会に、大忙しの夏が始まります。1か月後の始業式では(日焼けを抜きにして)一皮むけた姿を楽しみにしています。

 

職場体験での学びを発表しました

 7月19日(水)の6校時は、今月6日に行った職場体験学習の発表会でした。1年生は来年に向けて、3年生は経験者として発表を見守ります。

 2年生は各自スライドを準備して発表に臨みました。昨年度の活動や学習旅行の発表も経験しているので、どれも趣向を凝らしたものばかり。写真をたくさん使いながらも、シンプルでまとまったスライドが多く、成長を感じました。

 発表後は先生方も交えて質疑応答の時間です。前回までの発表会と違ったのは、指名しなくても次々と手が挙がったところ。2年生同士はもちろん、3年生からはスライドへのアドバイスが。1年生からは「来年の職場体験で、事業所の方に聞いておくべきことは何ですか?」という建設的な質問が飛び出し、あちこちから感嘆の声が漏れました。生徒たちだけで活発な意見交換ができるようになったのは、今学期最後の総合的な学習の時間として、とても嬉しい光景でした。

 職場体験で得られた経験はとても素晴らしいものでしたが、それをみんなで共有し合える力も、同じくらい素敵なことです。このコミュニケーション力をさらに磨きながら、2学期以降も続く行事を成功させていってほしいと思います。

 

租税教室を行いました

 7月18日(火)の6校時に租税教室を行いました。今年度、市の推進校に指定されている本校は、県中地方振興局県税部から講師をお招きし、「税とわたしたちの暮らし」についてお話をいただきました。

 まずは、税金が突如なくなってしまった世界を描いたアニメを視聴しました。荒れ果てる道路に、学費が払えずに学校に行けなくなる子どもたち、老後の生活費に困るお年寄り。税金がいかに日常生活に溶け込んでいるかを理解したのち、どんな税の集め方が公平なのか、グループで検討しました。

 生徒にとっては、1億円の現金(レプリカ)を手にする体験が最も印象的だったようです。膨大な額が徴収されるだけに、その使い道は慎重に考えたい税金。その身近さを実感するとともに、納税者としての自覚も高まった様子でした。

 

「平和の鐘」を鳴らしてきました

 7月16日(日)は「平和の鐘を鳴らそう!」が行われました。これは、民間ユネスコ運動の日(7月19日)を中心に、平和の鐘を鳴らすことで地域や社会に向けて「平和の文化」を発信しようという日本ユネスコ協会主催の催しです。

 今年度は須賀川市内7つの中学校から、代表として生徒会役員が参加しました。本校からも生徒会長・副会長3名が参加してきました。須賀川地方ユネスコ協会の前会長である岩田悦次郎さんの戦争体験談をお聞きしたのち、全員で「平和宣言」を唱和し、長松院と十念寺の2か所に分かれて鐘を鳴らしました。荘厳な響きの向こうに、78年前と変わらない夏空が広がっています。

 各校の仲間たちとともに、世界の平和や一人ひとりの命の重みに思いを馳せる貴重な体験となりました。

 

第1回校内授業研究会を行いました

 7月4日(火)は今年度1回目の校内授業研究会を行いました。麻布教育研究所から村瀬公胤様をお招きして、3・4校時は全教科を、5校時は2年生の英語の授業を見ていただきました。5校時目の授業は職員も参観しました。生徒を観察することで授業力の向上を目指す校内研修です。

 授業を横から眺めると、普段教壇から見るのとはまた違った生徒の表情を見ることができます。自分の授業と同じ点や違う点、別な教科から得られるインスピレーションなど、とても多くのことを学ぶことができました。村瀬先生からいただく助言も、目の覚めるように新鮮なものばかりでした。早速、明日からの授業にいかしてまいります。

第2回授業参観&親子球技大会!

 7月1日(土)は1校時に授業参観、その後に親子球技大会を行いました。

 授業参観は1年生が国語(詩の鑑賞)、2年生が音楽(合唱)、3年生が数学(平方根の計算)の時間でした。保護者の方も参加していただく授業もあれば、集中して問題を解いたり、歌ったりする授業も。生徒の様々な表情を見ていただけたことと思います。

 授業の後は体育館に移動して親子球技大会。今年度は親子でペアを組み、ボッチャで対戦しました。10代の選手たちは先日の講習会の甲斐もあり、安定した投球でしたが、ベテラン勢が苦戦するペアが続出。とはいえ親子の絆で、白熱した試合を見せてくれました。

 生徒の下校後には学年懇談会および部活動保護者会を実施しました。いずれもスムーズで有意義な協議となりました。

 本日お越しいただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。今後とも本校の教育活動へのご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

ボッチャ講習・講演会を実施しました

 6月29日(木)の6校時はボッチャ講習・講演会を行いました。東京パラリンピックボッチャ競技日本代表監督を務められた村上光輝様をお招きし、ボッチャの基本技術とパラリンピアンたちの姿をお話しいただきました。

 まずは7月1日(土)の親子球技大会に向け、ボッチャの実践トレーニング。初めはクールに投球していた生徒たちも、試合が進むにつれてヒートアップ。コートに出て上からボールを観察したり、チームメイトと次の投球をどうしたらよいか戦略をねったり、夢中でプレーしていました。ボッチャは見ているこちらまでやってみたくなる、大変奥深いスポーツです。

 その後はスライドを見ながら、パラスポーツの実態や監督としてパラリンピックに参加した体験談、トップ選手たちのスポーツに向き合う姿勢などをご講演いただきました。生徒たちからは「パラリンピアンは自分よりずっと上手に投げていてすごいと思った」、「障がいのある人に声をかけるのはおせっかいになることもあるんだな」などの感想が寄せられました。

 障がいの有無にかかわらず、みんなが夢中になれるボッチャ。親子球技大会でも楽しくプレーすることで、理想の共生社会をイメージしてほしいと思います。

第1回NIEタイムを開催しました

 6月28日(水)6校時はNIE(Newspaper In Education)タイムでした。福島民報社から坪井法彦様を講師にお迎えし、現場の新聞記者さんからお話を伺える貴重な講座です。

 本日発行の朝刊をご提供いただき、まずは実際の紙面を眺めてみます。紙の新聞を目にする機会が減っている今日ですが、生徒たちはその信頼性の高さや目の通し方など、新聞についてよく知っている様子でした。

 書くことのプロフェッショナルである坪井先生からは、作文の書き方についてもご指導を頂きました。「まずは結論を書き、段落が進むにしたがって詳しい説明を追加していく」という新聞の構成方法は、高校入試の小論文などにいかせる技術です。まずは夏休みの作文から、新聞記事のメソッドを取り入れてみると、筆がのってくるかもしれません。

 本HPもこれを機に、さらにわかりやすい記事を目指していこうと決意しているところです。

 

特設合唱部、結成!

 6月27日(火)の昼休みに特設合唱部の結成会がありました。

 全校19名が全員所属する特設合唱部。規模こそ小さくても、一人ひとりのやる気は十分です。平日の昼休みと夏休み中に練習を重ね、岩瀬地区合唱祭と宇津峰祭で、美しいハーモニーをお届けすることを目指します。

 

1学期期末テストを実施しました

 6月26日(月)は1学期期末テストでした。この3か月間の学びの成果をみる、重要な試験です。

 これから数日は採点されたテストが続々と返却されます。点数も気になるところですが、それ以上に注目してほしいのが間違えた問題。バツがついた部分が今の弱点ですから、同じ問題を二度と間違えないことが学力向上の秘訣です。

 テスト勉強でつかんだ学習のリズムを崩さず、また一歩一歩頑張っていきましょう。

不審者対応避難訓練

 6月22日(木)の6校時に不審者対応避難訓練を実施しました。

 14時20分過ぎ、小塩江コミュニティセンターの職員さん扮する不審者が侵入しましたが、生徒たちは数分とかからず避難を完了。生徒・職員一丸となった対応で、ひとりの犠牲者を出すこともなく、不審者確保までを乗り切ることができました。

 訓練後は川東駐在所の山岡博樹巡査部長から、ご講評と防犯実技指導を頂きました。また、動画を視聴しながら、インターネット上で見られるワンクリック詐欺の恐ろしさと、その対応方法を学びました。生徒からは「危なそうだったらすぐ走って逃げたい」、「スマホを持っているので気をつけたい」などの感想が聞かれました。

 訓練が杞憂に終わることを願って止みませんが、これからも生徒の安全確保を最優先に準備してまいります。

 

 

県中地区中体連総合大会 卓球部~感動をありがとう~

 6月20日(火)は県中地区中体連総合大会でした。本校からは、先月の岩瀬支部大会を勝ち抜いた卓球部が出場しました。

 団体戦・個人戦いずれも、強豪の郡山第二中学校と対戦。惜しくも敗れはしたものの、力を入れて練習してきたプレーが点につながるシーンもあり、実力を存分に発揮しました。県トップクラスのボールを実際に受けた選手たちは感動した様子で、大変いきいきとした表情を見せていました。

 この大会をもって、3年生は部活動引退となります。一時は部員がたった3人だけになりながらも、小塩江中卓球部を存続させてきた3年生。今回の県中大会、フルメンバーに1人足りない7人で団体戦出場を果たしたのは本校だけでしたが、それも3年生の辛抱があったからこそ。中体連での活躍と、この2年間の努力に心から拍手を送りたいと思います。本当にお疲れ様でした。

人権教室を開催しました

 6月15日(木)の6校時は3学年合同の道徳「人権教室」でした。郡山人権擁護委員協議会から2人をお招きししてお話を伺いました。

 あるクラスで起きてしまったいじめを例にして、自分がそんな場面に出くわしたらどうするかを考えます。生徒からは「された側が嫌ならいじめだから、『これがいじめ』とはっきり決められない」、「自分がいじめだと思っていなくてもいじめになってしまうことがもある」などの声が聞こえてきました。それぞれの価値観が揺さぶられ、考えさせられる授業だったようです。

 授業の最後には「恕(思いやりの心)」という言葉を紹介していただきました。孔子の『論語』からの引用です。

 子貢問ひて曰く、「一言にして以て終身之を行ふべき者有りや。」

   子貢がたずねて言った、「ただひとことで一生行ってゆくに値することばがありましょうか」と。
 

 子(孔子)曰く、「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。」

 子(孔子)いわく、「それはまず恕(じょ)(思いやりの心)だろうな。自分が人からされたくないことは、人にもしてはならない」と。

 孔子が生涯をかけて行うに値すると評した「恕」。いつまでもみんなに思いやりを持てる小塩江の子どもたちであってほしいと思います。

 

第1回豆つかみ大会を開催しました

 6月8日(木)の昼休みに、厚生委員会主催・第1回豆つかみ大会が行われました。全校生はもちろん、校長室や職員室、調理室も含めた全校から選手が集結し、小塩江一の箸つかいの称号をかける決戦に。県学校給食会ご提供の公式お椀・豆を使用して、1分間でお椀から豆をいくつ掴んで移動させられるかを競う、立派な公式戦です。

 まずは各学年と職員に分かれて予選会を行い、各リーグ1位だけが決勝に進出できるという厳しいトーナメント。決勝進出ラインは20個前後と、大変ハイレベルな戦いになりました(HP担当者は記録12個、箸にも棒にも掛からず敗退)。

 競い合ったクラスメイト・同僚の声援を受けながら、華の決勝戦を制したのは2年生の生徒でした。校長先生お手製の賞状を手に、充実の表情です。

 大盛り上がりとなった第1回大会。箸を正しく持つことは健康な食生活の第一歩です。「朝食を見直そう週間」をきっかけに、元気な身体づくりへの関心を高めてほしいと思います。すてきな大会にしてくれた厚生委員のみなさん、お疲れさまでした。

 

民間施設で水泳授業を行いました

 6月2日(金)は、全生徒が保健体育科の水泳授業のため、郡山南インターナショナルスイミングスクールを訪問しました。6月9日(金)と16日(金)の計3回実施します。本校のプールは老朽化のため解体工事を行いましたので、昨年から、民間施設の指導者の方々から指導をいただいています。レベル別に3コースに分かれて、段階的にていねいにご指導いただきました。3回の授業を通して昨年よりも水泳の技能が上がるよう取り組んでほしいと思います。

 

中体連岩瀬支部総合大会 女子卓球部大躍進!!

 5月30日(火)・31日(水)に行われた中体連岩瀬支部総合大会の雄姿をお届けします。

 バドミントン部は、昨年の創部から初の中体連総合大会出場。卓球部は、久しぶりに欠員なしのオーダーでの団体戦出場と、小塩江中学校の記憶に残るものになった今大会。それぞれの目標に向かって、全校生が躍動した2日間でした。

 1・2年生で構成するバドミントン部は、3年生を中心にした他校の仕上がりを目の当たりにして感じ入るところがあった様子。夏の成長に乞うご期待、まだまだ伸びざかりのチームです。

 一方、これが最後の大会になる3年生を擁した卓球部は、女子団体戦で県中大会出場を決めました。ほとんどのチームが2・3年生だけで挑んでくる中、本校女子卓球部は1年生3名を含めたフルメンバーで果敢に対抗。見事2勝を挙げ、2018年以来5年ぶりとなる快挙を成し遂げました。クラブ所属の選手がおらず、部活動の練習だけで挑んでいるため、見た目以上に大変な健闘です。女子個人戦でも1名が県中大会進出を果たしました!!20日間、必死の追い込みを続けます。

 勝敗とは切っても切れない厳しい世界。結果に満足できた選手もそうでなかった選手も、部活動を通してまたひとつ強くなってくれることを願います。

中体連岩瀬支部総合大会の壮行会を行いました

 5月26日(金)の6校時に、中体連岩瀬支部総合大会の選手壮行会を行いました。本校は卓球部とバドミントン部から全校生が出場する予定で、まさに学校総出の壮行会です。

 職員の拍手に迎えられて入場した選手たちは、ステージに上がって一人ひとり意気込みを述べました。上位大会出場を見据える選手もいれば、他校のプレーを見てステップアップにつなげたい選手もおり、目標は十人十色。やりたいことに何でも挑戦できる、小塩江中学校らしい決意表明でした。

 普段は応援団をリードしている3年生ですが、今回はエールをもらう方に専念。いきなり団長と副団長に仮昇格した1・2年生でしたが、不安を感じさせない堂々たる立ち居振る舞いを見せました。

 エールの後には、部の垣根を越えてみんなで記念撮影。会場は異なりますが、気持ちはひとつに頑張ります。

 ONE FOR ALL, ALL FOR ONE!

 

田植えをしました

 5月25日(木)の3・4校時に、小塩江小学校、塩田老人クラブ、地域のみなさまと合同で田植えを行いました。日差しはありながらも涼しい1日で、老人クラブの方も太鼓判を押す田植え日和となりました。

 すでに田植え歴5回以上を数える小塩江中の子どもたち。苗を手にすると臆することなく踏み込み、慣れた手つきで植え進めていきます。いっぽう小学1年生は、田んぼに入るのがちょっとこわい様子。本校3年生は後輩の小さな手をとって一緒に作業をする、優しい余裕も見せていました(初参加の職員にはここぞとばかりの辛口アドバイス)。

10月に稲刈り、11月には収穫祭が待っています。子どもたちは、小学生や地域の方々との交流を楽しみながら、農家の方への感謝の気持ち、小塩江地区への愛着を育んでほしいと思います。

学習旅行・修学旅行成果発表会を行いました

 5月19日(金)の6校時は、3学年合同で学習旅行・修学旅行成果発表会を行いました。あいにくの天候でしたが、保護者のみなさまにもご参観いただきました。

 1・2年生は班ごとに、3年生は1人ずつ、タブレット端末でスライドを準備して発表に臨みました。現地で撮影したたくさんの写真や訪れた景勝地の豆知識などがふんだんに散りばめられており、見ているこちらまで旅行に出かけたくなってしまう、とてもすてきなプレゼンでした。特に3年生のスライドは並外れていて、テロップを省いて原稿を手元に置くことで、見る人が映し出される映像に集中できるようにするという工夫が見られました。教師も見習うべき点がたくさんある、大変よくまとまった発表でした。

 生徒たちは旅の思い出を振り返りながら、自分たちの旅行が多くの人に支えられていたこと、友達とともに行動することのおもしろさを再確認したようです。

県中陸上大会、頑張りました

 5月17日(水)、18日(木)に参加した県中陸上競技大会の雄姿をお届けします。

 選手数が1000人超とあって、大変な賑わいになった本大会。本校は1日目に全校を挙げて会場に乗り込みました。子どもたちは人の多さと見慣れない学校名に驚きながらも、テント設営や選手のサポートに、普段通りテキパキと取り組みました。強い日差しの下での観戦になりましたが、県中トップレベルのパワーやスピードを間近に見て、終始歓声が止みませんでした。フィールドにいる小塩江の仲間を探して懸命に声援を送る姿も、とても心温まるものでした。

 出場した8名の選手は、毎朝積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮してくれました。見事県大会出場を決めた選手はもちろん、全校生がこの経験を常設部の活動や来年度につなげてくれることと期待しています。

県中陸上大会壮行会

 5月15日(月)の放課後に県中地区陸上競技大会の選手壮行会が行われました。昨年度までは岩瀬支部のみで開催されていた本大会は、今年度から郡山・田村支部も一堂に会する大きなものになります。選手として出場するのは8名ですが、本校特設陸上部は全校生で毎朝練習を重ねてきました。当日も全校生で競技場に駆けつける予定で、全員が大会に向けて気持ちを高めています。

 一方、今年度最初の披露となった応援団は、新入団の1年生の初舞台でもありました。団長・副団長の力強い声と新人たちの初々しい振り付けが不思議に調和して、とても心温まるエールになりました。

 3枚目に写っているのは小塩江中自慢の校旗。悠然とひらめく大旗が生徒たちの活躍を予感させる、立派な演舞でした。

コミュタン福島に行ってきました!

 5月12日(金)、全校生で三春町のコミュタン福島に行ってきました。放射線や環境問題を理解し、環境の回復と創造への意識を深めるための展示が整えられています。別名「福島県環境創造センター」とも呼ばれている施設です。

 今回は放射線教育の一環としての訪問です。人気施設にもかかわらず、約3時間半にわたってスタッフの方がついてくださった上、ほとんど貸し切りという幸運に恵まれました。子どもたちは丁寧な説明を受けながら、霧箱という器具で目に見えない放射線の存在を実感したり、県内のモニタリングポストをリアルタイムで俯瞰する展示を見たりして、放射線を正しく管理することの重要性を感じたようです。

 コミュタン福島には放射線の他にも、震災や再生可能エネルギーについて学べる展示がたくさんあります。生徒に一番人気だったのは、地形に見立てた砂場を操作することで、いろいろな発電方法のバランスを調整しながらカーボンニュートラルを目指すというプロジェクションマッピングの展示でした。みな(実は教職員も)夢中で砂場に手を入れ、地形と発電の関係を楽しく学ぶことができました。

 

前期生徒会総会が行われました!

 5月10日(水)6校時に前期生徒会総会が行われました。本校生徒会は3つの専門委員会と4つの常設・特設部から構成されています。ひとりで複数の役員を兼ねている生徒もいますが、タブレット端末を駆使しながら効率的に準備を進めてきました。

 生徒会本部のあいさつで総会が始まると、前日の和やかなリハーサルとは一転、ピリッとした緊張感の中で議事が進められました。活動計画の発表の後には、全校生が質問席に立ち、各委員会・部活動・学校に対する意見・要望を述べました。先輩や後輩という関係を超えて、皆で学校をより良くしたいという気持ちがひしひしと伝わってくる白熱の議論でした。

 生徒会という組織は、実際に国や自治体を動かしているのと同じシステムで成り立っています。日頃から熱心に自分の役割を果たしながら、生徒会全体にも関心を払える本校の子どもたち。立派な主権者として社会に羽ばたいてくれる日が楽しみに感じられる総会でした。

田植えについての学習を行いました!

 5月9日(火)の6校時に、田植えに向けた事前学習を行いました。本校では、小塩江コミュニティセンター主催の三世代交流事業「農業体験」を伝統的に実施しており、所長の高坂様をお迎えしてお話を伺いました。

 スクリーンに映し出されたのは、およそ50年前の旧岩瀬村。共同農地である結(ゆい)を舞台に田んぼの1年を追った、歴史ある貴重な映像でした。ここには苗代づくりに始まり、しろかき、田植え、田の管理、稲刈り、脱穀までの米作りと収穫したお米の売り上げで農作業に関わった方々が温泉旅行に出かける様子が記録されていました。子どもたちは稲作と向き合う人々の生き生きとした表情を食い入るように見つめていました。授業後の感想を見ると、稲作の方法や技術を学んだことはもちろん、当時の人々が、農作業の合間にジュースをおいしそうに飲んで一服する姿や、腰を曲げ続ける作業の過酷さも印象に残ったようです。

 高坂所長さんは映像を説明されるなかで、田んぼを巡る仕事が地域の重要なコミュニティの場であったことを強調されていました。世代間の交流が少なくなったといわれて久しい時代です。小塩江小学校や老人会の皆さんとともに汗を流してお米づくりに関わり、収穫していただくという体験が、子どもたちの大きな財産となってくれることを期待しています。

花壇紹介

 春もたけなわではありますが、今日は本校自慢の花壇をご紹介します。

 県の花としておなじみのシャクナゲの花は10日ほど前から花を咲かせました。今年は特に赤色が鮮やかで、開花を楽しみにしていた職員が驚くほどの咲きっぷりです。見頃は少し過ぎてしまいましたが、それでも陽の光をいっぱいに反射して輝いています。

 歴史ある藤棚は、今まさに花盛りを迎えています。淡い紫色がシャクナゲとはひと味違う存在感を放つ藤の花は、1000年以上前の万葉集の時代から人々に愛されてきました。近くへ行くとはっきりわかるほど、甘く爽やかな香りを漂わせています。一緒に釣られてやってくるハチには要注意ですが、自然がくれる春の恵みを全身に感じられる小塩江中学校です。

1・2年生学習旅行

 4/25(火)は1・2年生合同の仙台学習旅行でした。少し肌寒さもあったものの快晴に恵まれ、順調な行程となりました。

 まずは仙台城址で伊達政宗公と記念撮影をしたあと、全体で八木山動物公園を見学しました。動物たちをとても身近に観察できる展示で、迫力ある野生の息吹に歓声が上がりました。

 動物園で解散し、午後は班別研修を行いました。どの班もお目当てのお店で昼食をとり、市内の史跡や商業施設などを巡りました。小塩江とは異なる人混みの中で、全員で再会できるか心配しましたが、時間通り無事に仙台駅で集合することができました。お土産をたくさん抱えて帰ってきた子どもたちは、ひと回り大人になったように見えましたが、帰りのバスではお菓子の交換で大盛りあがりでした。

4/25修学旅行11

USJの見学が終了し、全員無事に集合したところです。皆さん時間ギリギリまでパークを満喫しました。

これから予定時間通りに伊丹空港へ向かいます。

4/25修学旅行10

おはようございます。いよいよ修学旅行最終日、ユニバーサルスタジオジャパンとなりました。皆さん元気です。傘はいらない程度の小雨がぱらついています。心残りのないようにみんなで楽しんできます!

4/24修学旅行9

全員無事に京都駅に集合しました。足のあちこちが痛そうですが、具合の悪い人はいません。

只今、電車で大阪に向かっています。とても順調です。