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人権教室を開催しました

 6月15日(木)の6校時は3学年合同の道徳「人権教室」でした。郡山人権擁護委員協議会から2人をお招きししてお話を伺いました。

 あるクラスで起きてしまったいじめを例にして、自分がそんな場面に出くわしたらどうするかを考えます。生徒からは「された側が嫌ならいじめだから、『これがいじめ』とはっきり決められない」、「自分がいじめだと思っていなくてもいじめになってしまうことがもある」などの声が聞こえてきました。それぞれの価値観が揺さぶられ、考えさせられる授業だったようです。

 授業の最後には「恕(思いやりの心)」という言葉を紹介していただきました。孔子の『論語』からの引用です。

 子貢問ひて曰く、「一言にして以て終身之を行ふべき者有りや。」

   子貢がたずねて言った、「ただひとことで一生行ってゆくに値することばがありましょうか」と。
 

 子(孔子)曰く、「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。」

 子(孔子)いわく、「それはまず恕(じょ)(思いやりの心)だろうな。自分が人からされたくないことは、人にもしてはならない」と。

 孔子が生涯をかけて行うに値すると評した「恕」。いつまでもみんなに思いやりを持てる小塩江の子どもたちであってほしいと思います。