こんなことがありました

2021年3月の記事一覧

令和3年度年間行事予定一覧表を掲載しました

令和3年度年間行事予定一覧表を掲載しました。稲田学園ホームページのトップページ「行事予定」からもご覧いただけます。

なお、新型コロナウイルス感染拡大の状況により行事の変更等もございますのでご了承ください。

 

こちらからご覧ください。→ R3 年間行事予定一覧表.pdf 

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第4回地域運営協議会を実施しました

17日(水)、第4回地域運営協議会を実施しました。

はじめに、新型コロナウイルスの影響により中止・延期となった今年度の学校行事等について確認し、様々な制限があった中での教育活動の様子や児童生徒の活躍、令和3年度の学校経営について校長が説明しました。

その後、4月からの義務教育学校への移行を踏まえ、次年度以降実施する「いなだスタディ」について委員の皆様と確認しました。また、委員の皆様の様々な視点から、新型コロナウイルス感染症対策や義務教育学校を活性化させるための多くの手だてや助言をいただきました。

今年度、4回実施した地域運営協議会では、それぞれ活発な意見交換が行われ、学校と地域の連携をさらに進めることができました

  

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花丸 2時間38分39秒でフルマラソンを完走!!

 朝8時50分にスタートした「6年生全員deフルマラソン」は、11時半頃に見事6年生全員でゴールすることができました。記録は2時間38分39秒!!子どもたちと先生方1人1人が一生懸命走ったその積み重ねが、今回の好記録につながりました。ゴールの場面では、1年生から5年生も応援に駆けつけ、校庭は運動会以来の盛り上がりでした。マラソン終了後の閉会式では、6年生全員の表情から、完走できた達成感、仲間への感謝、そして6年生の一体感を強く感じることができました。6年生の皆さん、お疲れ様でした!

 

 

 

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にっこり 6年生全員deフルマラソン

 本日(3月16日)、稲田学園6年生恒例の「6年生全員deフルマラソン」を朝から開催しています。200mトラックを6年生全員と他の学年の児童や先生方の「助っ人」の方々が襷(たすき)をつないで、42.195㎞走ろうという小学校卒業記念企画です。全部で211周走らなければ達成しませんが、29名の6年生と助っ人が協力して完走目指して頑張っています。さあ、果たして完走なるでしょうか?

 

 

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第74回卒業証書授与式

本日、第74回卒業証書授与式を挙行しました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来賓の皆様のご出席を制限した卒業式となりましたが、厳粛な雰囲気の中にも全員が感動する本当に素晴らしい式でした。

これまでの練習以上に卒業生、在校生ともにすばらしい態度、そしてすばらしい式歌を披露してくれました。式の準備にあたっては、7、8年の生徒、稲田学園の教職員一同が協力して式の準備を行いました。全員で作り上げた「稲田中学校」としての最後の卒業式となりました。

22名の卒業生のみなさんの門出を心より祝福いたします。本当におめでとうございます。

  

 

 

 

 

 

 

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お祝い 学園だより『稲雲第23号』=9年生(卒業生)特集号!

 本日、学園だより『稲雲第23号』を配付いたしました。本日卒業した9年生を特集した記事になっています。卒業生はもちろん、下級生の児童生徒も、そして保護者の皆さんにも読んでいただきたい内容です。是非ご覧下さい。

 『稲雲第23号』はこちらをクリック ⇒ とううん第23号.pdf

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卒業式の準備が整いました

明日(12日)は、第74回卒業証書授与式(中学校)です。

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大により様々な困難がありましたが、無事に稲田中学校として最後の卒業式が迎えられ、教職員一同も大きな喜びを感じています。

7、8年生や教職員で準備した体育館や教室装飾など準備がしっかり整いました。感染予防のため、例年とは違う形の卒業式ですが、9年生22名全員で最高の卒業式にしてほしいと思います。

  

 

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半旗掲揚

令和3年3月11日(木)で東日本大震災発生から10年を迎えました。

震災により犠牲となられた福島県内及び全ての地域の方々に対して追悼の意を表すると共に、被災地域の復興ならびに皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

稲田学園でも半旗掲揚し弔意を表しました。

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「震災から学ぶ会」を実施しました

10日(水)、「震災から学ぶ会」を実施しました。密を避けるため、1~6年生、7~9年生の2回に分けて行いました。

 

東日本大震災から10年が経過し、当時の記憶がほとんどない子どもたちに対して、災害から身を守ることや命の大切さについて考える機会としました。会では、7~9年生の代表生徒の作文発表も行いました。

  

以下に当時、被災した経験について発表した8年生生徒の作文を掲載します。

 

 「震災から学んだこと」  8年 男子生徒

現在、私は鏡石のアパートから学校に通っています。あの大震災がなければ、松塚の家に住んでいるはずでした。

大震災の当時、私は4才。親とタイヤ館という車の用品店に買い物に行っていました。一人、キッズエリアで遊んでいると、大きな揺れを感じると同時に、棚からたくさんのタイヤがゴロゴロと落ちてきました。すぐに父親が迎えに来て、抱きかかえてくれたことを覚えています。何がおきたのか、ぜんぜんわかりませんでした。

車で、なんとか松塚の家に帰ると、そこには、家がつぶれ、がれきの山があるだけでした。使える物だけをなんとか取り出しました。その日から須賀川アリーナで避難生活を送ることになりました。その生活には、自由がなく、ごはんも食べたいときに食べることができません。人の目が気になって、ゆっくりできなかったことを覚えています。

その後、祖母の家での生活が始まりました。夜、一人で寝ているときに、余震がおこりました。不安で親の所に行こうと階段を降りるときに、あわてていたため、足をふみはずし、階段から落ちてしまいました。地震におびえ、余震がくるたびに、「また、家が壊れるんじゃないか」などと強い恐怖を感じながら、生活をしていました。

先月の地震の時には、自分の部屋に一人でいました。すぐに、10年前のつぶれた家のことを思い出し、私が住んでいるアパートも、また、つぶれるんじゃないかと思い、大きな恐怖を感じました。すぐに家族がいるリビングにいこうとした時に、あせってドアに指をぶつけてケガをしてしまいました。強い揺れで家中の家具が倒れ、その中身も飛び出して割れ、外を見ると、電柱が大きく揺れたと思った次の瞬間、電線から大きな火花が飛び散りました。その後、停電になったり、水が止まったりして、とても不自由な生活となりました。

これらの経験から、災害に遭遇したとき、倒れそうなものを避けたり、すぐに窓を開け、出口を確保したりするなど、冷静に落ち着いて状況を見極めることが大切だと学びました。そのためにも、日頃から、非常食を準備しておいたり、家具が倒れないように補強しておいたりするなど、できる限りの備えや想定をして生活したいと思います。

二度の大きな地震から、今の普通の生活がいかに幸せかを感じます。感謝の思いを持ちながら、今、自分にできることを精一杯がんばろうと思います。

 

震災から学ぶ会の最後には、亡くなられた方々に対して校長と音楽科教員が演奏する鎮魂曲を聴きながら、全員で黙祷をしました。

 

子どもたちは、10年前のあの日、多くの人が感じた恐怖や不安、そして前を向いて進もうとする気持ちを知ることができたようです。

ご家庭でも震災についてお話ししていただければと思います。

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