2024年2月の記事一覧
授業づくりで学校をつくる ー教師が動き出す!1年 国語「ずうっと、ずっと、大すきだよ」の授業からー
第一小学校は、授業づくりで学校をつくる取り組みに挑戦しています。
先日、職員同士で「授業をみせてください」「いいですよ」という会話をしているのをききました。
校内研修をとおして、「子どもの学びから学び、自分の授業に生かす」取り組みは、ここに来て、自分たちで時間をつくりながら行うまでになってきました。
学校は子どもが学び合い育ち合う場であると同時に、教師も子どもから学び成長する場でなければなりません。
そして、こんな職員の姿が見られるようになってきた学校は、職員が変わり、授業が変わり、子どもが育つと確信しています。
今回紹介するのは、そうやって開いた1年 国語「ずうっと、ずっと、大すきだよ」(ハンス=ウィルヘルム作)の授業。
この物語は長く1年生の教科書に掲載されている文学作品です。
この作品のあらずじです。
ぼくと一緒に育った犬のエルフ。楽しい思い出がいっぱいあります。
時がたち、ぼくの背hぐんぐん伸びましたが、エルフはとしを取り、寝ていることが多くなります。やがてエルフは階段を上ることもできなくなりますが、ぼくは抱きかかえて部屋に連れて行き、寝る前に必ず「ずっと、大すきだよ」と話しかけて寝るのです。
ある朝、目を覚ますとエルフは死んでいました。家族は悲しみ、涙を流しながら庭に埋めたげます。そのときぼくは思います。この先どんな動物を飼っても「ずうっと、ずっと、大すきだよ」と言ってあげようと。
さて、授業。
子どもたちは声に出して読みます。単元の学習は始まったばかり。この先もっと読み込めば、物語が大好きになる子どもになることが想像できます。
言葉w大事に、ゆっくり味わって読むんだよ。。
10分ほどたったころ、音読を一端やめさせた授業者は「頭に絵が思い浮かぶようにもう一度よみましょう」と声をかけます。
子どもは言葉をかみしめて読みます。
「どの部分が頭に絵としてでてきたかな?線を引きましょう」と先生。テキスト(文・ことば)と向き合い、物語に浸って・・・。時折自分の考えを確かめるように友だちにささやく様子もみられます。
さて、20分ほど時間がすぎました。先生がうながすと読み取ったことを子どもは語っていきます。
まず子どもが注目したのは「ゆめ」ということば。
子どもの発言をよく聞くと「それはここにこう書いてある」とかいう言葉が聞こえてきます。これは、子どもがテキストとつながっている証(あかし)です。
そしてまた、友達の発言を聞いて「そうなの?」とか「ぼくは、違う」とか言う言葉も聞こえてきます。
これは、聞いているから出てくる言葉で、友達とつながっているという証です。
まだ一年生。ここまでできれば大じょうぶ。もっともっと楽しく学べるようになるはずです。
その様子からさらなる成長の予感を感じます。
最後は自分の感想を書き、もう一度声に出して物語を読みます。
みどころいっぱいの授業。子どもの学びの様子と先生が子どもの学びを支え、授業を作っていく様子は見所いっぱい。そして、さらなる子どもの進化の可能性を感じた1時間でした。
感謝 ー雪の日 子どもの安全な登校を支えてくれる方へー
6日、朝。
昨日からの雪で、一面の銀世界。職員がつくった自慢の校門の掲示も雪に隠れてしまい、かろうじて「福」がみえるのみ。
職員も雪が降っていたため、早めに出勤してきました。もちろん雪かきをするためです。
しかし、、、、、、
それよりもはやくまだ暗いうちから雪かきをしてくれていた方が。。。。
この方です。
まだ暗い、4時ぐらいから作業をしてくれていたとのこと。
感謝の言葉が見つからないくらいありがたい気持ちでいっぱいになりました。
おかげさまで、子どもが登校する前には、このとおり。
ほら、歩道まで。。。。
しばらくして子どもが登校してきました。
2年生の女の子が、「先生、雪かきありがとうございます。」と言ってくれました。うれしかったですが、職員はほんの少ししか雪かきをしていません。
「ありがとうございます」は、この方に。。。。
もちろん、登校したあと、高学年を中心とする「雪かき隊」も出動しました。高学年のこうした姿もすばらいいです。
学校は、地域の方々に温かく見守られ支えてらいながら成り立っています。
今回の雪かきもそうです。
毎朝の登校時の子どもの見守りもそうです。
草が伸びると、土日に地域の方が草を刈ってくれるのもそうです。
折に触れ、子どもに話しをしていますが、子どもも職員も感謝の気持ちを持ち、生活しなければと思っています。
自然クラブから ーこれができれば、自然博士になれるかも!?ー
廊下をあるっていたら、こんなものを発見。
「クイズをつくりました。やってみてください。」
もしや、挑戦状?
HP投稿者も一応、理科についてちょっとは学んできたつもりでしたが、ハイレベルな問題にたじたじ。
HPをご覧になっている皆様、いかがですか?
わかりますでしょうか。。。。
ちょっと、難問もあり調べねばと思ったりもしています。
自然クラブ、さすがです。
目標の達成をめざして ー3年 なわとび記録会ー
学校は冬になると体育の授業で「なわとび」に取り組みます。
なわとびは、体力や筋力のアップすることはもちろん、体幹が強くなるためバランス感覚が身に付き、運動能力の向上が期待できる運動です。
3学期になって、休み時間など校庭や昇降口付近でなわとびの練習をする子どもが増えています。
「先生、私の跳ぶところ、みてぇ。(^_^)/」等と声をかけられるととてもうれしい気持ちになりますし、「ぼくは、二重跳び××回とべるようにすることが目標なんだ」「あやとび上手になりたくて・・・・。」など、思い思いに自分の目標を語ってくれる子どももいて、おもわず「がんばって!」と言ってしまいます。
そして、
体育の時間には、学年ごと「なわとび記録会」を実施しています。
今回は3年生の様子を紹介します。
3年生の子どもも、それぞれに目標を持ち、休み時間などには練習する姿がよく見られています。
どんな記録会の様子だったのでしょう。
3年生の持久跳びの目標は、「3分間、つかえずに跳び続けること飛び続けること」
できるかな?????
ようい、、、、
はじめ!
そしてもう一つは、二重跳び、あやとび、こうさとびなどから自分の跳びたい技を選んで設定した目標に向かってチャレンジ!
友だちとペアを組み、一人が挑戦しているとき、もう一人は回数を数えてあげたり応援をしたげたりします。
つかれたぁ。。。
はい、よくがんばりました。
終わったら、できていたかどうか、何回跳べたかを友だちに確認して、忘れずに記録します。
記録会は、各学年とも一度で終わりではなく、何回かチャレンジして自分の目標達成をめざします。
がんばろう!!
一年間の振り返り ーPTA役員全体会ー
16日。PTA役員善太会を開催しました。
本年度から、本校PTAは組織を見直し、これまであった専門委員会(広報委員会、ベルマーク委員会など
)を廃止し、本会と学年委員会のよる組織と活動にしました。
新しい試みでしたので、いろいろ意見もあろうかと思いながら学校も会に参加いたしました。
こちらは、全体会の様子。
PTA会長、音体文後援会長、校長のあいさつのあと、事務連絡の時間をとります。
そして、その後は学年委員会。
1~3年、4から6年の2グループに分かれ、話し合う機会を持ちます。
1~3年(下学年)学年委員会
4~6年(上学年)学年委員会
2つの会場とも一年間の活動のふりかえりをするとともに、次年度の活動予定の審議とPTA役員候補の選出について話し合いをしました。
組織を変え活動するという新しい試みでの一年間でしたが、参加された皆様、いかがだったでしょうか。
運動会や桜水発表会、奉仕作業、陸上交流大会など様々な行事等で美浅間にはお世話になりました。
一年間の本校教育活動へのご協力ありがとうございました。いただきましたご意見を大切にして、学校でもさらによい教育活動ができるよう努力していきます。
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