2023年5月の記事一覧
2年生 算数の授業 ーひき算のこたえを確かめるには?ー
2年生 算数の授業。職員も参観。校内研修を兼ねています。
「41-15=26 この答えが正しいかどうか確かめるにはどうしたらいいだろう」という課題。
みんなで考え合いながら、「答えが正しいかどうかは、答え(26)とひく数(15)をたしてひかれる数(41)になるかどうかをみてみればよい」という話になります。
ここまでできたら、後はチャレンジ。
先生が準備した問題に子どもたちは取り組みます。
悩んだときには、隣の友達に「ねぇ、教えて。」「ここ、どうやればいいの?」と聞くこと。聞かれたら「うん、いいよ。」と一緒に考えてあげること。
2年生になり、子どもたちはますます学び上手になっています。
最後の問題
「あおいさんは、155ページある本を読んでいます。きのう18ページ、きょう24ページ読みました。あとなんページのこっていますか?こたえがでたらたしかめもしましょう。」
「155-18-24=113」までは分ったけれど・・・・確かめがむずかしい。
子どもたちは一生懸命考えますが、残念。ここでチャイムが鳴り、授業修了。次の算数の時間に持ち越しとなりました。
難しい問題に挑戦することって楽しい!友達と一緒に考え合うことって楽しい!
子どもたちが夢中で学んでいる様子をたくさん見ることができた授業でした。
不審者対応避難訓練 ー安全安心な学校をめざしてー
(これは、訓練の様子です。)
3時間目の授業が始まってしばらくしたころです。
職員玄関から入ってくる、物言わぬあやしい不審なサングラス男。
誰??
「どちらさまですか?ご用は何でしょう」
気付いた教頭がすかさず声をかけ、呼び止めますが、無言で一年生の教室の方に向かうサングラス男。
養護教諭も気付いて保健室から飛び出し、対応にあたります。
職員室でも気配を察知。緊急放送が鳴り、同時に事務職員が警察署へも連絡を入れます。
「あぶないことが、1階、図書室前で起きています。先生の指示に従ってください。」
担任は、廊下の出入り口の鍵を閉めます。子どもは教室の物陰に身を隠します。
支援学級の皆さん、えらいです。話をしないで担任の話をよく聞いて、物陰に身を潜めました。
確保!!
室内で身を守っていた子どもと担任にむけて再度放送が鳴ります。
「図書室に確保しました。児童の皆さんは担任の先生の指示にしたがって校庭に避難しましょう。」
放送を聞いて、みな校庭へ。話し声はありません
校庭の南側。集合場所はここ。
すばやく整列。点呼を始めます。
ここで訓練は終了。
その後の話の中で、須賀川警察の方から
「“いかのおすし(いかない のらない おおごえをだす すぐにげる しらせる)”を忘れないこと。一番は、なにかあったら周りの大人にすぐ助けを求めること。」
という話。
安全担当から
「学校で何かあったときこそ、放送をよくきくこと、先生の指示を守ること、今日のような不審者が侵入したようなときは窓やドアをすぐに閉めること」という話がありました。
本校では、これからも安全安心な学校づくりを進めていきます。
そして、何かあったときには、教職員が子どもの命を最優先に守るとともに、自分の命を自分で守ることができる子どもを育てていきます。
ところで。。。。
「物言わぬあやしい不審なサングラス男」役をかってでてくれた本校職員は、児童の皆さんが知っているように、本当は、とっても優しいいい教員です。
児童の皆さん、びっくりさせて、ごめんね。
ムシテック ー4年生 わくわく理科体験学習ー
4年生が、ふくしまの森科学体験センター(ムシテック)で理科の体験学習に。
学習メニューは「放射線を調べよう」「水の中に生き物探し」「葉脈標本づくり」そして「サイエンスショー」の4コマ。
学級ごとにお昼を挟んで4コマ。学級ごとに回りながらどっぷりと楽しい理科の実験観察の体験の世界に浸ります。
その学習の様子はというと・・・
4年1組
4年2組
4年3組
3階のテラスで食べたお弁当もおいしかったようで。。(^_^)/
あ。
恒例のこの子にもあってきました。
「にょろにょろくん、こんにちは~。」
実は、子どもは理科が大好き。だから笑顔いっぱいの一日でした。
そして
ムシテックには、現在、本校前校長先生も勤務しており、大きくなった4年生の子どもたちと再会。子どもは優しかった前校長先生に久しぶりに声をかけていただき、もとても喜んでいました。
理科の実験観察をしに、またみんなでムシテックに行きたいですね。
5年生 理科の授業 ー直径1mmの卵をのぞくとー
「・・・!」
何をしているかというと、実は顕微鏡をのぞいています。
5年 理科「魚のたんじょう」の学習では、手軽に飼育できるメダカを教材にし、卵から稚魚の誕生までの様子を観察し、命の尊さに触れる学習をしています。
メダカは一般的に水温が18℃以上、日照時間が12時間以上で卵を産み始めますが、今年は、暑い日が続いたせいでしょうか、GW明けから早くも卵を産み始めました。
理科の授業が始まると、直径1mm程度の小さな透明の卵の中で起きている不思議なドラマに子どもは夢中です。
小さな発見をすると子どもたちの間からきまってでてくる言葉。
「ねぇ、わたしのみてぇ。◎◎◎になってるぅ。」
目玉ができたとか、心臓らしきものが動いているとか、卵の中で動いているとか、子どもの気づきは様々です。
すると
どれどれと隣の子どもがのぞいて、こういいます。
「ほんとだ。すごいねぇ。」
隣の友達だけではおさまらず、グループ内で気づきを共有することもしばしば。実にほえましい、居心地のよい学びの空間がそこにはあります。
タマゴは、一つずつシャーレに入れ、番号をつけます。同じタマゴの変化を数回にわたって観察するためです。
記録もその都度忘れずに。
メダカのタマゴは、水草などに産み付けられ、通常9日ほどで孵化します。その過程を見続けることができた子どもたちは、生命の不思議さにきっとびっくりだったことでしょう。
理科の授業で大切な場づくりと教材教具の数。今回は、可能な限り一人一台の顕微鏡を子どもが使えるようにしたいと考え、不足分を市内事業所 ふくしま森の科学体験センター(ムシテック)様より一定期間借用し授業を実施しました。これにより、子どもの学びは大きく、深まったものと実感しています。
メダカは今、続々と孵化し、稚魚が小さな水槽で泳いでいます。大きく育ったらまた次の世代に命をひきつぐためタマゴを産むことと思います。それを見届けるまで、5年生は飼育を続けます。
で、、、、、5年生の理科 次のミッション
実は、同時並行で、着々と準備が進んでいます。
交通安全の願いを音楽に込めて ードキュメンタリー 令和5年度 第52回 交通安全鼓笛パレードー
感染症の影響でできなかった鼓笛パレード。
4年ぶりの開催。
一小鼓笛隊の一日の様子を時系列でお届けします。
1 朝
運動会開けは雨が続き、思うように練習できませんでしたが、本番の日、今日は晴れ。
ちびっ子ギャラリーたちが見守る中、本番直前最後の練習。
「前、横をそろえること」「間隔を十分に広くとること」を大事にしながら校庭に白線を引き道路に見立てて練習をします。
2 昼 12:30
保護者有志の方が学校に。楽器の運搬をしてくださいます。
3 昼 13:00
開会式会場は、隣の第二小学校。徒歩で移動し第二小学校へ。
保護者の方と合流し、運んでいただいた楽器を受け取ります。ありがとうございます。
4 開会式 14:00
市内10校 700人あまりの児童が集合し、いよいよ開会。他校の代表児童から、「朝夕登下校を見守ってくださっている方々に感謝し、交通安全の願いを込めて力一杯演奏します」と誓いの言葉。
5 14:40 一小 鼓笛 スタート
いよいよパレードのスタート。
テープカットに続き、パトカーに先導され、各団体の代表者が松明通りをあるっていきます。
須賀川市旗をもつ4人の中には本校児童も。
一小の出番は10校目。いわゆるトリ。
最初の第二小学校がスタートし、徐々に気持ちを高めつつ、静かに自分たちの順番を待ちます。
そして、時はみち、いよいよそのときが。
一小の出番!
♪ピーピー ピッピッピッ♪
さあ、行進開始!
堂々と行こう!
沿道では、本校の子どもも応援してくれています。
松明通りに入ると、見ている方はぐんと多くなります。
多くの視線を感じながら緊張。
でも、力一杯、精一杯の演奏と行進を続けます。
6 15:10 演奏終了~帰校
無事演奏を終え帰校。6年生の先生それぞれから賞賛とねぎらいの言葉。
「一小の演奏 よかったぁ」
と、あちらこちらから話がありました。
堂々の行進、そして力強い演奏、立派です。
6年生の交通安全の願いは音楽に乗せて確実に沿道の皆さんに届いたものと確信します。
ありがとう。
感動の鼓笛パレードでした。
福島県須賀川市大黒町100
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FAX 0248-75-2852
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