こんなことがありました!

カテゴリ:学校行事

第1学期始業式

 第1学期始業式では、学校長より次のような話がありました。
「平成28年度が始まりました。みなさんそれぞれ進級しました。おめでとうございます。児童数189名、職員数19名です。みんなで明るい学校にしていきましょう。
 稲田小学校の教育目標は『いつも元気でがんばる子ども』『なかよく助け合う子ども』『楽しく勉強する子ども』です。学校を卒業するまでに、これらのことできるようになっていなければなりません。そこで、今年度はとくに、天気がよい日は外に出て運動すること、元気な明るいあいさつをすること、友だちにもあいさつをすること、優しい言葉づかいをすることをがんばってほしいと思います。さらに今年度は、週1回15分間の『ウルトラタイム』を作りました。全校生で、計算に取り組む時間です。一生懸命取り組んでください。それから、火・水・木曜日に、図書室に学校司書の先生にきていただくことになりました。一年間の目標読書数は、1・2年生が100冊、3・4年生が70冊、5・6年生が50冊です。たくさん本を読んで豊かな心をもつこともがんばってほしいと思います。」

6年生の代表児童が、教科書を受領しました。(義務教育における教科用図書は、国から無償で給与されます。)

修了式

 3月22日(火)、平成27年度の修了式を行いました。式では、5年生の代表児童が、修了証書と進級祝い品を学校長より受け取りました。校長式辞では、次のような話がありました。
「今、5年生の代表の人に修了証書を渡しました。修了証書は、みなさんが『その学年にふさわしい頭と心と体になりましたよ。4月から一つ学年が上になりますよ。』という証明書です。
 さて、明後日から春休みになります。そこで、みなさんに3つのことをお願いします。一つ目は『反省をしてください。』ということです。修了証書には、みなさんががんばったことが書いてあります。それをお家の人と一緒に見て、次年度がんばることを話し合ってください。二つ目は『感謝を伝えてください。』ということです。たくさんのことを教えてくれた先生、お世話をしてくださったお家の人、そしてみなさんの安全を守ってくださった地域の方に、言葉でも、お手紙でもいいので、『ありがとうございました。』と必ず伝えてください。それから、物にも感謝をしましょう。学用品や教科書など、感謝の気持ちを込めて整理しましょう。上履きを自分で洗って感謝の気持ちを伝えることもいいですね。三つ目は『目標をもちましょう。』ということです。次年度がんばることと、それを達成するために何をやるのかをきめてください。そして、『自分できめたことは必ず実行する。』という心構えを持ってほしいと思います。
 4月6日、188人でスタートの予定です。春休み、規則正しい生活をして、交通事故にあわないように気をつけ、不審者にも気をつけ、全員そろって、新たな気持ちで4月6日を迎えることができることを願っています。」

第3回避難訓練

 3月10日(木)、今年度3回目の避難訓練を行いました。今回は、休み時間中に大きな地震が発生したという想定で行いました。子どもたちには、事前に訓練の予告をしませんでした。
 校庭に出てマラソンをしている人、廊下を歩いている人、教室の中で過ごしている人と、子どもたちの様子は様々でしたが、非常ベルが鳴ると、これまでの訓練の成果が表れ、すぐに放送を聞く姿勢になっていました。
 体育館に避難した後、全体会を行いました。はじめに、5年前の東日本大震災でお亡くなりになられた方々に、全員で黙とうを捧げました。その後、学校長が子どもたちに向けて次のような話をしました。
「5年前、大きな地震が起きました。そして大きな津波がきて、たくさんの方々が亡くなりました。その中には、みなさんと同じ小学生もいました。須賀川市でも、藤沼湖が決壊して、その犠牲になった方がいます。そして地震の後、原子力発電所の事故が起きました。浜通りでは、まだ再開できない学校があります。県外に避難している方もまだたくさんいます。今こうして、生きて、ここに立っているということはとても幸せなことです。次の時代、みなさんの
子どもや孫にも、このことを伝えていかなければなりません。みなさんは、みなさんと同じように夢を持ちながらも亡くなってしまった小学生の分まで生きて、一生懸命がんばらなくてはなりません。このことを忘れないでほしいと思います。
 今日は、予告なしの避難訓練でした。みなさんの様子を見ていて、ちゃんと放送を聞いて、先生方の指示にしたがって、本気で避難することができた人が多かったように思います。ただ、地震は、学校にいるときだけ起きるわけではありません。お家にいるときや登校・下校中に起きるかもしれません。そのようなとき、どのようにしたらよいのか、お家の人と話し合うのもよいと思います。」

第3学期始業式

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 いよいよ3学期がスタートしました。1月8日(金)の始業式では、学校長より次のような話がありました。
「冬休み中、大きな事故やけが、病気をした人もなく、全員が元気に3学期を迎えることができたことが一番うれしいです。さて、インドに『ガネーシャ』とういう、象の顔をした神様がいます。夢や希望を叶えてくれる神様です。稲田小学校にも来てくれるとうれしいですね。そこで、みなさんにも心の中に象を飼ってもらいたいと思います。『〇〇〇(を)〇〇〇ゾウ』という象です。例えば、『漢字コンクールで合格するために、漢字練習をがんばるゾウ』、『なわとび記録会でたくさんとぶために、なわとび練習をがんばるゾウ』という象です。でも、飼っただけでは願いは叶いません。お世話をしないとだめです。がんばることを実行しないと願いは叶いません。がんばってほしいと思います。そして、今年もよい一年にしましょう。」

 式の中では、6年生が、新年のめあての発表を行い、全校生に向けて「学年のまとめをしっかりしましょう。」「かぜをひかないように丈夫な体をつくりましょう。」と呼びかけました。

第2学期終業式

 12月22日(火)、2学期80日間の学校生活をしめくくる終業式が行われました。式の中で、学校長より次のような話がありました。
「2学期の始業式で、みなさんに、めあてを決めて努力してくださいとお話ししましたが、どうだったでしょうか? がんばっている人をたくさん見ましたが、その中でもとっても驚いた人が二人いたので紹介します。
 一人目は、6年生の男の子です。6年生は、1年間で東京まで(210km)走ることを目標にマラソンに取り組んでいます。この男の子は、毎日、校庭を多い時で34周も走りました。現在、埼玉県まで走ったことになるそうです。この男の子には、がんばる気持ちがつき、体力も上がり、走ることも速くなったのではないかと思います。もちろん、お勉強もさらによくできるようになると思います。もう一人、6年生の女の子です。6年生は、1年間の目標読書数を50冊にしているそうですが、この女の子は、すでに78冊も読みました。6年生が読む本なので、長い文章です。本を読むと、いろんな言葉を覚えたり、想像力がうまれて心が豊かになったりします。この女の子もお勉強がさらにできるようになると思います。
 今回、6年生二人を紹介しましたが、まだ、みんなが分からない所でがんばっている人がいると思います。がんばると自信がつき、その自信がさらにがんばることにつながります。みなさんには、そんな人になってもらいたいと思っています。
 さて、明日から冬休みです。みなさんに約束してほしいことが3つがあります。一つ目は、お手伝いを毎日すること、二つ目は、一つしかない命を大事に、健康に気を付けて過ごすこと、お家の人をはじめ、お世話になった人に感謝の気持ちを表すことです。
 来年1月8日の始業式に、元気に会いましょう!!」

 終業式の中では、1・3・5年生の代表児童が、2学期の生活の反省を作文にして堂々と発表しました。

 さらに、運営集会委員会より、全校生に向けて、充実した冬休みにするための呼びかけも行われました。
「こたつの中に入ってばかりのねこにならないよう、外に出て遊んで体力をつけましょう。宿題を、後で後でと言わないで、自分から取り組みましょう。交通事故や不審者から身を守り、自分の命を大切にしましょう。目標をきめて、行動しましょう。」