こんなことがありました!

出来事

運動プロジェクト「こおりおに」

 

 1月15日(水)の中休み、今年度5回目の体育委員会による「運動プロジェクト」が体育館で行われました。今回は「こおりおに」です。保護者のみなさまも少年少女時代にご経験だと思いますが、もしご存じなければ子どもに聞いてみてください。ダッシュ・ストップ・ターンを繰り返すので、なかなかハードな遊びですが、どの子も元気いっぱい走り回っていました。見ているとなかなかつかまらない子が数名見られます。こういう子は周りがよく見えていて、適度に鬼との距離をとっているため、鬼の的になりにくいようです。的にならないので、全力疾走することはほとんどありません。「賢いなあ」と感心させられました。子どもが遊びから学んでいることがよく分かる「こおりおに」でした。

インフルエンザの患者数 過去最高!

 先月29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり64.39人で、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、最も多くなっています。

 

 最新の情報によると、福島県の今年の第1週(12/30~1/5)における1医療機関あたりの患者数は46.84人と前の週からさらに増加。最高は県南の98.29人、次いで会津の85.60人、県中は今のところ20.22人で警戒レベルには達していません。

 患者数の多い都道府県では、クリニックがパンク状態。1日に20~30人が検査で陽性になることもあるそうです。発熱外来は、予約なしでの当日診察は難しい状況。症状が悪化し、救急搬送を依頼しても断られたケースがあったそうです。

インフルエンザの予防

 新型コロナウイルス感染症と同様に基本的な感染対策がインフルエンザに対しても有効です。

 〈マスクの着用〉

 高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関や高齢者施設などへ訪問する際は、マスクの着用を推奨します。

 〈手洗い等の手指衛生〉

 流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

 〈こまめな換気〉

 建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。冬場の換気については、窓開けを行うと、一時的に室内温度が低くなってしまいます。暖房器具を使用しながら、換気を行ってください。

 〈適度な湿度の保持〉

 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
 〈十分な休養とバランスのとれた栄養摂取〉

 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

 症状が現れたら

 ● 重症化リスクがある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

 ● 普段と体調が異なる場合には、登校を控えましょう。

 ● 咳やくしゃみなどの症状がある場合には、周りの人へうつさないためにもマスクを着用しましょう。

 ● 安静にして、休養をとりましょう。睡眠を十分にとることが大切です。

 ● 小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすことがあります。

 発熱から2日間以内に発現することが多いので、自宅で療養する場合、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要です。

ふるさと歳時記 だんごさし

 1月10日(金)、本校1年生が大東コミュニティーセンターにお招きいただき、だんごさしを体験させていただきました。大東小の1年生も一緒です。

 だんごさしには、花餅、餅花、成り餅など、地域によって様々な呼び名があるそうですが、農家で売り物にならないくだけ米を使用してつくられたお餅と飾りせんべいを水木の木にさしたのが始まりようです。そんな米でも残さず使い切り、最後には焼いて食べたそうで、昔の人々の知恵には感心させられるばかり。そして正月15日前後に行われる「歳の神」(さいのかみ)のときに、お札やお守り、正月飾りなどと一緒に燃やすそうです。

 9:00過ぎにバスで現地に到着。まずは開講式です。所長さんにごあいさついただくとともに、この日だんごづくりを教えてくださる地域のみなさんを紹介していただきました。

 

 その後手をきれいに洗ってだんごまるめ作業の開始。6班に分かれ、赤、緑、白の3色のだんごを作りました。地域の方々に手取り足取り教えていただきながら、まるくてきれいなだんごのできあがり。みんなとても上手にできました。

 そのあとちょっとひと休みをして、語り部の安田ちよ子さんに昔語りをしていただきました。安田さんには七夕のときにも来校していただき昔語りをしていただいたことがあります。三つのお話をしていただきましたが、どれも面白く、特に最後のお話は、腹を抱えて笑う子も見られたほどでした。

 

 そして会場の都合で、だんごさしをする前に閉講式を行いました。閉講式は大森小の担当で、始めと終わりのあいさつをそれぞれ1名、感想発表を2名の大森小が務めました。どの子もりっぱでしたよ。

 

 

 

 最後は仕上げのだんごさし。赤、緑、白の3色がバランスよく散らばるように水木の枝に飾り付けます。水木は、春先枝を折ると樹液がしたたるのでこの名前がついたと言われています。水木は幹や枝が細いのにじょうぶな上、枝の出方が独特で、まるで入り組んだ網目のような形なので、だんごを飾るのに適していたのかもしれません。だんごのさし方を一度覚えてしまえば、もうみんな自信満々。「任せておいて!」といった勢いで次々にだんごをさし、最後にせんべい飾りをつけてできあがりです。たいへんりっぱにできました。だんごをさした水木を背景にみんなで記念写真を撮影し、この日の体験活動は終了。

 

 

 

 学校へ戻ると、今度は学校に飾るためのだんごさしを行いました。1年生にとっては、けっこうハードな1日となりました。ごくろうさま。だんご飾りは、昇降口を入ってすぐの廊下に飾ってあるので、どうぞご覧ください。

3学期スタート!

 青学の箱根駅伝2連覇、ゴルフの松山英樹がPGAツアー開幕戦で優勝、テニスの錦織圭が久々にツアーで決勝進出と、スポーツの話題で盛り上がった新春。日本ではインフルエンザが猛威を振るい、本校児童も冬休み中に数名罹患しました。残念ながら全員はそろわなかった始業式でしたが、みんなにこにこ笑顔で出席。それには理由が…。

 

 そう、今日は出産のためお休みに入っていた3・4年担任の渡部千紘先生の代わりの先生をお迎えする日だったからです。お名前は、舘 賢治郎(たて けんじろう)さん。(男性です)お住まいは郡山市内で、たいへんですが1時間ほどかけて通勤してくださっています。着任式ではハーモニカの演奏を披露してくださいました。

 色々と特技をおもちのようですが、専門は社会科だそうです。3学期の登校日は49日。短い期間となりますが、3・4年生の保護者の皆様にはご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。始業式で、元日の初日の出を見た子に挙手を求めると、何と0人でした。みんな、寝正月だったのかな。早く生活リズムを整えて、楽しい学校生活を送ることができるようにしましょう。さて、始業式では3人のお友達が3学期の(新年の)豊富を発表してくれたので紹介します。

3学期がんばりたいこと   5年 代表児童

 ぼくが3学期がんばりたいことは三つあります。

 まずは運動です。運動ではなわとびをがんばりたいです。理由は三つあります。

 一つ目は、なわとび記録会があるからです。練習して長い時間跳べるようにがんばりたいです。

 二つ目は体力作りのためです。なわとびは少しの時間があればできるので、こつこつと練習をがんばりたいです。

 三つ目は今年の陸上交流大会に向けてです。今年の大会も走り幅跳びに出る予定なので、なわとびで高く跳べるように今のうちからがんばってきたえておきたいです。

 次に、生活では「すこやか」を実行したいです。なぜなら、人の役に立つ良い行動をして、1・2年生のお手本になりたいからです。

 最後に、学習では、算数のちょっとした計算ミスをしたり公式を間違えたりしないように気を付けたいです。また、5年生の漢字がまだ覚えられていないので、がんばって覚えられるようにしたいです。

3学期がんばりたいこと   3年 代表児童

 

 わたしが3学期がんばりたいことは三つあります。

 一つ目は、なわとび記ろく会です。去年よりもむずかしい、前あやとび、後ろかけ足とびになるので、なるべくつまずかないように、家や児童クラブなどでれんしゅうしたいです。

 二つ目は、6年生を送る会です。理由は、6年生は残り少ない小学校生活なので、1~5年生との楽しい思い出をつくってもらえたらうれしいからです。

 三つ目は、卒業式です。6年生はもうすぐ中学生なので、1~5年生で、これまでの感しゃの気持ちを伝えたいと思います。6年生、中学校へ行ってもがんばってください。

 3学期もがんばります。

ふゆ休みのおもい出と3学きがんばりたいこと   1年 代表児童

 わたしのふゆ休みのおもい出は、おとうさんとわかさぎつりにいったことです。あさの3じはんにおきて、いきました。そとはまだくらくてさむかったです。へやがあるふねまで、ふねにのっていきました。おとうさんにやりかたをおしえてもらってつりました。おとうさんよりもはやくつれました。大きいのをたくさんつりました。たのしかったです。かえるときに、こおっているところがあったので、すべってあそびました。わざところんであそびました。たのしかったです。

 3学きがんばりたいことは、二つあります。

 一つ目は、かん字を正しくかけるようにすることです。せんが出る・出ないや、むきに気をつけてれんしゅうしたいです。

 二つ目は、きゅうしょくのとき、のんびりしないではやくたべることです。よそ見して、たべるのがとまってしまうので、よそ見しないで、たべてからおはなしするようにしたいです。

 3学きたのしみなことも、二つあります。

 一つ目は、だんごさしです。大ひがしにいったおともだちにあえるからです。

 二つ目は、なわとびきろくかいです。いまのじぶんにかてるようにがんばりたいです。

下校の様子

第2学期終業式

 12月23日(月)、終業式を行いました。2学期82日間、大過なく過ごすことができたのも保護者のみなさまのお力添えのおかげと感謝しております。年末年始を楽しく過ごし、英気を養い、エネルギー満タンで第3学期始業式を迎えることができるようにご配慮いただけますようお願いいたします。

 さて、終業式では3名の代表児童による作文発表がありましたので、紹介いたします。

2学きのはんせいと冬休みのもくひょう  2年代表児童

 ぼくは、2学きのはんせいが三つあります。

 一つ目は、かんじスキルでまちがいがいっぱいありましたが、きちんと直すことをがんばりました。

 二つ目は、じきゅう走記ろく会で、1いになれたことです。今、つむらやランナーズで練習しているので、よいけっかが出せてよかったです。

 三つ目は、かぜを2回ひいてしまったことです。おかしを食べすぎたり、つかれているときに早くねなかったりしたからだと思います。

 つぎに、冬休みのもくひょうをお話しします。

 一つ目は、早く冬休みのしゅくだいをおわらせることです。なぜかというと、いっぱい楽しいことやおもしろいことをしたいからです。

 二つ目は、元気にすごすために、おかしを食べすぎないで、やさいをきちんと食べることです。

 かぜをひかないように気をつけて、冬休みを楽しくすごしたいです。

2学期の反省と3学期がんばりたいこと  4年代表児童

 私が2学期がんばったことは、二つあります。

 一つ目は、持久走記録会です。4週走るのはつらかったけれど、最後まであきらめずに走り切ることができたからです。

 二つ目は合奏祭です。ピアノはむずかしくてできるまでの道は長かったけれど、みんなと練習したり、ピアノのレッスンで練習したりしてがんばったからです。合奏祭当日は、みんなと練習のせいかをはっきしてすばらしいえんそうができました。

 最後に3学期がんばりたいことは、なわとび記録会です。4年生なので今年はじきゅうとびが4分です。去年は6分とぶことができたので今年もがんばりたいです。ほかにもしゅもくとびの前あやとびや後ろあやとびもたくさんとべるようにがんばります。

(タイトルなし)6年代表児童

 ぼくは、2学期がんばったことが二つあります。

 一つ目は、勉強です。勉強では、初めての歴史の学習に力を入れました。誰が、何をして、日本はどうなっていったのかなどがごちゃ混ぜになってしまうからです。そして、自主学習などでも、計画的にテスト勉強をしたことで平均点が90点付近をとれているので、勉強をがんばったと言えると思います。

 二つ目は、運動です。2学期には陸上交流大会や持久走記録会があったからです。そのための努力も、走ることも「続けること」が大切だと分かりました。これからもRUN!RUN!タイムを自主的に行いたいです。

 冬休み楽しみなことは、年越しです。1年に1回しかないイベントなので、全力で楽しみたいです。いとこの家に行くのも楽しみで、お肉を食べたり、その家にいる犬にふれたりしたいです。

 小学校生活最後の冬休み、全力で楽しみます。

  さて、式終了後、冬休みの過ごし方について担当から指導がありました。

 ふみだす(横断する)前に左右かくにん

 ゆだんしません一人のとき

 やりすぎ注意ゲームやメディア

 すすんでやりますお手伝い

 みんな元気に始業式

 子どもが覚えやすいように、標語にして約束を確認しました。事故なく安全な毎日を過ごせるよう、ご家庭でもご活用いただければ幸いです。

 どうぞ楽しい冬休みをお過ごしください。

運動プロジェクト「しっぽ取り」

 12月5日(木)の中休み、今年度4回目の体育委員会による「運動プロジェクト」が体育館で行われました。今回は「しっぽ取り」です。専用のベルトにマジックテープでしっぽ(布製のリボンのようなもの、30cmくらいの長さ)を付け、紅白に分かれて追いかけ合いながらそのしっぽを取り合います。みんな夢中になって走り回り、しっぽを取り合いました。結果は紅組の勝ち。ところがこの3分程度の遊び、準備に手間取って1回しかできませんでした。2~3回やりたかったところなのにね。運動プロジェクトですが運動不足になってしまいそう。でも、失敗経験は大事ですよね。人間失敗を繰り返すのは嫌だから、次回はもっと工夫するはずです。体育委員のみんな、期待しています。

栄養教室

 12月4日(水)、鏡石町立第一小学校で栄養教諭をなさっている福田和子先生をお招きし、栄養教室を行いました。

 まずは1・2年生。事前に行ったアンケートによると野菜が苦手な子が多かったそうです。そこで、好き嫌いをせず、バランスよく食べることの大切さについて教えていただきました。食品は大きく3つに分類されます。赤(体をつくる/たんぱく質)、黄色(エネルギー/炭水化物)、緑(病気から体を守る/ビタミン・食物繊維)の3色。これら3色の食品群をバランスよく食べなければならないこと、またこの日の給食の献立(牛乳、味噌ラーメン、冬野菜のごまサラダ、ヨーグルト)には3色の食べ物がそろっていることを知り、残さず食べるようにしなければという思いに至ります。

 次は3・4年生。レタス、人参、ごぼう、なす、きゅうりを色の濃い野菜と薄い野菜に仲間分けするように指示されます。最初は、人参、なす、きゅうりが「色の濃い野菜」、レタス、ごぼうを「色の薄い野菜」に分けますが、そこで先生から表面の色ではなく、切った中身の色の違いで仲間分けすることを知らされます。その結果、人参だけが「色の濃い野菜」で他が「色の薄い野菜」であることが分かりました。そして、この日の給食の献立にも色の濃い野菜と薄い野菜がバランスよく使われていることを知り、野菜をしっかりとることの大切さを実感します。

 さて、この日の給食。3・4年生の配膳の様子を見ていましたが、残念ながら、冬野菜のごまサラダを減らす子が多く、サラダは5・6年教室に旅立っていきました。自覚はできても行動に移すのは難しいようです。

ぎんなん拾い

 去る11月27日(水)の3校時、全校生でぎんなん拾いをしました。5・6年生が班長となり、下の学年の子たちに拾い方を教えます。(1年生だけではなく2年生も今年が初めてのぎんなん拾い)今年は階段上のイチョウの木の根元のところにはあまり落ちていなかったものの、階段下の記念碑の周りには数えきれないほどのぎんなんが落ちていました。どの班も最初は調子がよかったのですが、においに負けてしまったり飽きてしまったりして、徐々に手が動かなくなる子が…。班長が一生懸命励ましますが、あっという間に終わりの時刻。各家庭や地域の方におすそ分けするには十分な数とは言えません。時間を見つけてもう1回拾いに来ることになりそう。みんな、がんばるぞ!

合奏祭に向けて

 9月12日(木)の合奏祭に向けて、体育館での練習が始まりました。本番となる文化センターでの演奏に備えて、広い場所での演奏に慣れるためです。夏休み中に少しずつ自主練習をしていた子もいたようで、曲の途中で止まることなく演奏できるようになってきた子ども達。初めての体育館での演奏は緊張した面持ちでしたが、最後まで途切れることなく合奏することができました。ただし、広い場所で演奏すると一つ一つの楽器の音がよく聞き取れるので、ミスタッチが聞き手に伝わりやすくなってしまうということも分かりました。残された時間で少しでもクオリティを上げていけるように支援してまいります。応援よろしくお願いします。

練習開始!平鍬踊

 9月2日(月)佐久間康信さんにお出でいただき、自奉楽・平鍬踊りの1回目の練習を行いました。数年前に、神社に奉納された舞の映像を見ながら練習をしました。平鍬踊りは全体を通してほぼ同じ調子の音楽に合わせて踊り、その中で振り付けが少しずつ変化していきます。今回は、最初の部分を練習しました。古川先生と6年生の代表児童3名の手本を見ながら、1年生から6年生まで、みんな一生懸命に踊りました。

 最後に実際の衣装を1年生に、試しに着てもらうと、子ども達からは「きれい!」「かわいい!」といった声が上がります。150周年記念式典に向けて、全員のボルテージが徐々に上がり始めたようです。今後の練習もがんばります。

宿泊学習1日目 元気に出発!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宿泊学習1日目のスタート!

 昇降口前で出発式を行い、全員揃って元気に那須甲子方面へ向かって出発していきました。

 協力し合って、楽しい2日間にしてほしいと思います。 

第2回避難訓練(防犯教室)

 7月10日(水)、不審者が学校に侵入したという想定で避難訓練を行いました。

 不意に男性が来校し「6年教室はどこだ。」と尋ねます。「何のご用ですか。」と教頭が対応しますが、男性は「何でもいいだろ。教室はどこだ。」と強引に中に入ろうと…、というような設定が一般的です。様子を近くでうかがっていた養護教諭が校長に報告。校長は、子どもの安全確保のため、暗号による放送で緊急避難を告げます。暗号を使うのは、避難場所を不審者に知られないためですが、ここで問題が発生。子ども達が若干動揺して慌てて走って避難したために、校舎中にその足音が響き渡ってしまったのです。これでは間違いなく不審者に悟られてしまうことでしょう。この状況は予想していませんでした。「不審者侵入時の避難は、悟られないように静かに」が基本であること確認することができました。

 さて、今回は須賀川警察署の生活安全課の方が指導に来てくださいました。

 まず、本校の学区は家と家の間が離れているため、下校途中に不審者に遭遇した際、大声で助けを呼んでもその声が届かないことが考えられるということでした。本校の子ども達は、基本朝は集団登校、下校も送迎の子がほとんどなので、一人で下校するということはほぼないとは思いますが、今後も一人で歩いて帰るという状況はつくらないように努めてまいります。それでも不審者に遭遇してしまった場合は「大声を出す」「防犯ブザーを鳴らす」「なりふりかまわず走って逃げる」など、自分の命を守るための行動がとれるよう、普段から心がけてほしいとのことでした。次に、ランドセルと水筒を背負う順番についてです。ランドセルを初めに背負いその後水筒を首からたすきがけする場合が多いと思われますが、これは大間違い。不審者が逃げようとする子どもを捕まえようとするとき、おそらくつかみやすいのはランドセルです。ランドセルを初めに背負うと、水筒の肩ひもが引っかかって、ランドセルを振り落とすことはできません。ところが水筒を先にかけておくと、不審者に引っ張られたランドセルを振り落として逃げえることができるのです。「なるほど!」とみんな感心していました。

 最後に夏休み中のスマホ等、端末の使い方についてです。SNSを通して知り合った相手の誘いに乗って都心で会い、事件に巻き込まれるといった事案が多発しています。家庭や学校に居場所のない子がそういう誘いに乗りやすいそうです。小学生であってもかなり高い割合で何らかの端末をもっているのが現状です。端末があれば、知らないどこかの誰かとつながることが可能になります。夏休み中のメディアの使用について、再度ご指導いただければと存じます。よろしくお願いします。

きゅうり農家の見学

 昨年度に引き続き、今年度も3・4年生が社会科の学習で関根要一さんのお宅に伺い、きゅうり栽培の様子を見学させていただきました。

 関根さんのお宅にはきゅうり栽培用のハウスがたくさんあり、子ども達はびっくり。中に入ると棚にきゅうりのつるがびっしりとからまり、あちらこちらに黄色い花が咲いています。そして、つるの間をよく見るとりっぱなきゅうりがたわわに実っているのです。早速剪定ばさみを借りて、きゅうりの収穫作業を体験させていただきました。みんなよく実ったきゅうりを選び、ていねいにつるから切り取っていました。

 合間に関根さんから花が咲いてから1週間程度で収穫できる大きさになることや土の中に埋めたホースがハウスの中を通っていて、それで散水していることなどを教えてくださいました。

 その後、関根さんのお宅にお邪魔して、きゅうり農家の工夫や努力についてのお話を伺いました。関根さんの奥様は、きゅうりができるまでを大きくてとても分かりやすい手作りの資料を提示しながら説明してくださるなど、子ども達のことを考えた、とても心のこもった準備をしてくださっていました。たいへん頭が下がる思いです。

 最後は一人1本ずつきゅうりを食べさせていただきました。このきゅうり1本1本に関根さんご夫婦の苦労や努力がつまっていることを実感した子どもたち。そのおいしさもひとしおだったことでしょう。

 子ども達はしっかり感謝の気持ちを伝え、関根さんのお宅を後にしました。お忙しい中、手厚く子どもたちを迎え入れてくださった関根さんご夫婦に感謝いたします。

マイティで水泳の授業

 本校プールの老朽化により、今年度からマイティウェルネスクラブにお邪魔して、水泳の授業をさせていただくことになりました。その第1回目が、6月24日(月)と25日(火)に行われました。(24日は3~6年生、25日は1・2年生)この施設では、数年前から市内の小学校の授業を受け入れているので、子ども達の扱いは慣れたもの。指導の先生方が、とてもフレンドリーに接してくれるので、子ども達ものびのびと水泳のレッスンに取り組むことができました。

 まずは1・2年生。まだまだ足が着かないのでプールに沈めたフロアステップ(ふみ台)の上での練習です。恐怖感を抱かせることのないように、水中を歩くことから始め、口まで水つけての泡はき、水中輪くぐりと徐々に難易度を上げていきます。そしてステップとステップの間に隙間をつくって「ステップからステップへウルトラマンジャンプしよう」という活動に移ります。すると、ジャンプしているうちに子ども達の体が徐々に伸びてふし浮きの姿勢になっていくではありませんか。さすがはプロ!と感心させられました。

  3~6年生は、泳力によって二つのグループに分かれました。上級者は、けのびやバタ足から徐々にレベルを上げて、正しい泳法を身に付けることができるような指導をしていただきました。まだ水に抵抗感がある子達は1・2年生と同じように水慣れを中心に活動していたのですが、先にも述べたウルトラマンジャンプをしているうちに、今まで水に顔をつけることができなかった子数名が顔をつけられるようになったのです。おそらく、顔の位置が水に近い状態で繰り返し練習しているうちに「だいじょうぶそう」「やってみよう」という気持ちになったのではないかと感じました。さすがはプロ!

 ※ この記事では写真の掲載は控えさせていただきます。

ありがとうございました!授業参観

 6月21日(金)の授業参観・学級懇談会には、たくさんの保護者のみなさまにご足労いただきありがとうございました。(1年生の保護者のみなさまは、給食試食会からのご参加)

 1年生は欠席者がいたのが残念でしたが、給食試食会は予定通り実施しました。この日の献立は以下の通りです。

黒砂糖コッペパン、牛乳、枝豆サラダ、カレーワンタン、オレンジ

 お味の方はいかがでしたか。書いていただいた感想を後ほど拝見させていただきます。

 いよいよ授業参観。1年生は道徳科「ハムスターの赤ちゃん」でした。身近な命を大切にしようというお話でしたが、いかがだったでしょう。4月の頃に比べると、大きな成長の跡を感じることができたのではないかと思います。夏休みを超えるとまたぐんと成長するのでどうぞお楽しみに。

 年生も道徳科「げんきにそだてミニトマト」の授業でした。1年生と似た学習内容でしたが、こちらは植物を大切に育てようという内容でした。資料を役割読みしていましたが、その読み方に成長の跡が感じられたことと思います。

 3・4年生は総合「ふるさとについて調べよう」でした。自分たちの住む須賀川市の自慢や特徴を調べて発表する内容です。とても丁寧に調べることができていましたが、それ以上に発表の仕方に工夫が見られました。お家の方にかっこいいところを見てもらえたでしょうか。

 そして5・6年生も道徳科「雨上がりの日のこと」の授業でした。自分に自信がもてない登場人物が、自分のよさを生かし、友達同士で励まし合いながら成長していくという内容でした。小学校高学年から中学・高校にかけて子どもは越えられない壁にぶつかり、「どうせ自分には…」と自信を失い、チャレンジしようとしなくなる傾向があります。「高ければ高い壁の方が、登ったとき気持ちいいもんな」という一節がある歌の中にありましたが、困難に出あった時こそ、自らを奮い立たせ、立ち向かっていくことが大切です。5・6年生のみなさん、いい教訓にしてくださいね。

 さて、来週以降も、民間施設での水泳授業、3~6年生はバスで校外学習、1・2年生は七夕集会など、忙しい毎日が続きます。そして7月11日(木)~12日(金)は、那須甲子青少年自然の家での宿泊学習。茶臼岳登山や野外炊飯、とても楽しみです。保護者のみなさまには準備物等でご協力いただくことが多々あるかと存じます。何卒、よろしくお願いいたします。

ESD環境教育?!

 6月19日(水)、市の環境課の方にお出でいただき、3・4年生がESD教育の出前講座を受けました。ESDとは、Education for Sustainable Development の頭文字をとったものであり、日本語では「持続可能な開発のための教育」となるそうです。

 まずは「3Rについて学ぼう」ということで、環境課の方が、映像などを通して3Rに関する説明をしてくださいました。

 3Rに関する質疑応答の後は「ごみの分別ゲーム」です。準備された模擬のゴミを「可燃ごみ」や「不燃ごみ」、「資源ごみ」等に仕分けするゲームでした。

 続いては「ごみ投入体験」です。我々は「ゴミ収集車」と呼びますが、業界用語では「パッカー車」と呼ぶとのこと。パッカー車の仕組みや操作について教えていただいた後、いよいよごみの投入体験です。大量のゴミを苦も無く押しつぶすあのプレス機のパワーを目の前にすると、大人もたじろいでしまいますが、子ども達は2人組になり、ごみ投入係とパッカー車の操作係に分かれて体験しました。やってみるとなかなかの重労働。しかも実際のゴミはもっと重く、きっとにおいもきつい上、1日に数百件の家の分のゴミを集めて回るのだから、たいへんな重労働であることが分かります。

 この体験を通して、子ども達は持続可能な未来のために、リデュース=ごみの発生や資源の消費自体を減らす、リユース=ごみにせず繰り返し使う、リサイクル=ごみにせず再資源化する、という3Rの考え方の大切さを感じ取ることができたことでしょう。次はその未来のために何かアクションを起こしていかなければなりません。3・4年生のみなさん、がんばりましょう。

今年も「体力テスト」の季節

 6月18日(火)、新体力テストを行いました。あいにくの雨のため、体育館でできる種目のみ実施しました。(校庭で実施予定だったボール投げは後日)

 この日実施したのは「上体起こし」「反復横跳び」「立ち幅跳び」「長座体前屈」「シャトルラン」「握力」の6種目です。(このほかに「50m走」と「ボール投げ」があります)準備体操をしていよいよ本番。6年生をリーダーに縦割り班のグループで各種目を回り、記録を取りました。

「上体起こし」や「反復横跳び」は、普段なかなか行なわない動きなので、1年生や2年生は若干手こずっていたようです。

 そしていよいよ「シャトルラン」。保護者の皆様の中にも、この「シャトルラン」を経験した世代の方もいることでしょう。これが相当につらい。20mの間隔を何回も往復するわけですが、片道を「ドレミファソラシド」の8音の間に移動しなければなりません。この8音が始めのうちはゆっくり(8秒間)なのですが、レベルが上がるにつれて、だんだん速くなるのでたいへんです。疲労が(乳酸が)たまってきたところで体を速く動かさなければなりません。始めは余裕で走っていた子ども達も、終わってみればみんなげっそりです。

 6種目をいっきに行ったので相当疲れたことでしょう。みんなごくろうさま。今後も体力向上に努めていきましょうね。

楽しんできました!芸術鑑賞教室

 6月17日(月)、大東小学校と合同で芸術鑑賞教室を行いました。(合同と言うよまぜていただいたという感じです。会場は大東小の体育館)昨年度は一人芝居やマジックなどでしたが、今年は音楽鑑賞です。仙台室内合奏団のみなさんの演奏でした。

 今回来てくださったのは、ピアノ、バイオリン、フルート、ソプラニスタ(ソプラノ歌手)の4名です。ディズニーやジブリなど子どもたちにとって身近な曲から本格的なクラシック・オペラなどまで幅広い選曲でした。バイオリンの方が子ども達の列の中に入って演奏してくれたり、大中小3種類のオカリナの音色の聴き比べをさせてくれたり、小さな子どもから大人まで1時間存分に楽しませてくれる内容でした。

 最後は“Believe”を会場にいるみんなで大合唱。

 本物の芸術にふれる機会をいただけてよかったですね。来年はいったい何でしょう。どうぞお楽しみに。

 今回演奏してくださった曲は以下の通りです。

バイオリンとピアノによる「タイスの瞑想曲」(ジュール・マスネ)

バイオリンとピアノによる「チャルダッシュ」(モンティー)

フルートとピアノによる「メヌエット」(ビゼー)

フルートとピアノによる「美女と野獣」(ディズニー)

フルートとピアノによる「ベニスの謝肉祭」(パガーニ、クリーク)

バイオリンとフルート、ピアノのトリオ「愛のあいさつ」(エルガー)

~ここからトリオにソプラニスタを迎えて~

映画「天空の城ラピュタ」より「君をのせて」(久石 譲)

オペラ「椿姫」より「乾杯の歌」(ヴェルディ)

映画「千と千尋の神隠し」より「いつも何度でも」(木村 弓)

「誰も寝てはならぬ」(トゥーランドット)

映画「となりのトトロ」より「さんぽ」(久石 譲)

~これよりアンコール~

「Believe」(杉本竜一)

安全教室を行いました!

 6月11日(火)、須賀川市交通教育専門員の須釜一男さんを講師にお迎えし、安全教室を行いました。

 1・2年生は、実際の道路で正しい歩行の仕方について

 3・4年生は校庭の模擬道路で正しい自転車走行について

 5・6年生は実際の道路で正しい自転車走行について

 全体指導では、須釜さんから「ほんの数分でできるので、走行前に必ず自転車の点検をしましょう。」というお話をいただきました。

 点検するのは①ハンドルに異常はないか②ブレーキの利きはよいか③サドルの高さは合っているか④タイヤの空気圧は十分か⑤ライトは点くかの5点です。小学生は夜間自転車に乗る機会はめったにないでしょうから⑤は省略してもいいでしょう。日常的に点検できるようご家庭でもご指導願います。

古校の花壇に花の苗を植えました!

 6月5日(水)、緑の少年団活動の一環で、古校の花壇に花の苗を植えました。花の苗は狸森区から寄贈していただきました。また、5月26日に狸森区のみなさんに古校の除草作業をしていただいたおかげで、除草の手間なく苗を移植することができました。ご厚情に深く感謝いたします。手早く作業を終えた3・4年生が、1・2年生のお手伝いをしたり、5・6年生は道具運びや全部の花壇の仕上げをしたりと、たくさんの「すこやかさん」を見ることができた活動となりました。前日の航空写真撮影に続き、今年度の行事はことごとく好天に恵まれています。(やはり教頭先生・千紘先生は晴れ男・晴れ女?)この調子で、5・6年生の宿泊学習まで幸運が続くことを祈ります。