こんなことがありました!

栄養教室

 12月4日(水)、鏡石町立第一小学校で栄養教諭をなさっている福田和子先生をお招きし、栄養教室を行いました。

 まずは1・2年生。事前に行ったアンケートによると野菜が苦手な子が多かったそうです。そこで、好き嫌いをせず、バランスよく食べることの大切さについて教えていただきました。食品は大きく3つに分類されます。赤(体をつくる/たんぱく質)、黄色(エネルギー/炭水化物)、緑(病気から体を守る/ビタミン・食物繊維)の3色。これら3色の食品群をバランスよく食べなければならないこと、またこの日の給食の献立(牛乳、味噌ラーメン、冬野菜のごまサラダ、ヨーグルト)には3色の食べ物がそろっていることを知り、残さず食べるようにしなければという思いに至ります。

 次は3・4年生。レタス、人参、ごぼう、なす、きゅうりを色の濃い野菜と薄い野菜に仲間分けするように指示されます。最初は、人参、なす、きゅうりが「色の濃い野菜」、レタス、ごぼうを「色の薄い野菜」に分けますが、そこで先生から表面の色ではなく、切った中身の色の違いで仲間分けすることを知らされます。その結果、人参だけが「色の濃い野菜」で他が「色の薄い野菜」であることが分かりました。そして、この日の給食の献立にも色の濃い野菜と薄い野菜がバランスよく使われていることを知り、野菜をしっかりとることの大切さを実感します。

 さて、この日の給食。3・4年生の配膳の様子を見ていましたが、残念ながら、冬野菜のごまサラダを減らす子が多く、サラダは5・6年教室に旅立っていきました。自覚はできても行動に移すのは難しいようです。