小塩江中はコロナウイルスに負けない!

2014年10月の記事一覧

秋の夜空に赤い月 (皆既月食)

※解説。(長い!と思ったら下へ流してしまってください)

「月食」とは、地球の影に月が隠れるために起こる現象です。
月食の食とはもともと「蝕む(むしばむ)」という字が使われていたようで、
「月蝕=月食」という名称がついたそうです。
「皆既」とは、「全部」という意味だそうで、「皆既月食」は「月が地球に全部隠れる」という意味になります。

太陽→地球→月が一直線にある場合、月は満月になります。
しかしそのたびに月食にならないのは地球の軌道と月の軌道が若干直線上からずれているため、
太陽の光を月がすべて反射し、満月に見えるからです。

今回は完全に一直線に並んだため、月が太陽の光を反射できません。
そのため反射できない部分はかけて見えます。

真っ赤(赤胴色「しゃくどういろ」)に見えるのは太陽の光に含まれる「赤い光」だけが反射しているためです。
赤い光は青い光に比べて散乱しにくく、乱暴な言い方をすると「丈夫」なので月まで届きます。
さらに地球の大気層で屈折するため赤い光だけ月が反射し赤く見えます。
青い光は散乱しやすいため(散りやすいため)月までは届きません。なので青く見えません。

(おお、なんだか理科っぽい!)
※ 解説終わります。



小塩江中では6時ごろから観察を開始しました。
同時に小塩江公民館でも観察を行ったそうです。

先日買っていただいた望遠鏡+デジカメ固定装置をもって早速外へ。
(今回はすべて自分で撮った写真です。望遠鏡すごい!デジカメすごい!撮影の腕?アハハ)

6時ごろです。

まだ満月です。きれいです。寒いです。



30分後・・・





欠けてきました。でもなんだかよくわかりません・・・。
そこで感光度を上げてみました。



輪郭が写り、欠けているのがはっきりと見えました!
おおおお!!と歓声をあげました。



どんどんと欠けていくのがわかります。



やがて・・・。


7時ごろ。

半分くらい欠けたところで赤い光が見えてきました。


とあるモンスターゲームのアイテムを思い出します。


その後どんどん月食は進んでいき・・・







ほぼ赤くなりました。
このころから雲がでてきてしまったことと、寒さが限界で時間も遅くなってしまったということで観察は終了しました。
(ヘタレ理科担当ですみません・・・。)


今回は長時間の月食でしたが、見れなかった方も多いかもしれません。ご安心を。

なんと来年4月4日にも皆既月食があるようです。

12分 だけですが・・・。

また機会があれば観察してみたいと思います。







(なんとなくですが、シリーズ 宇宙開発研究所8が近々アップされそうな予感がします。)
 ↑ ああ、やはり・・・。

須賀川養護学校生徒との交流会 ー2年生編ー

 小塩江中学校は、「人とふれあい人に学ぶ」という視点から、本市事業である特色ある学校づくりサポート事業で、
「須賀川養護学校生徒との交流」をとおして互いに学び合う活動を実施しています。

 
 さて、今回は前回の3年生に続き2年生が須賀川養護学校に出向き、交流活動をしてきました。



これは、小グループになっての自己紹介の様子。4つ作った小グループは今日活動をともにするいわゆるチーム!

最初は、親睦をかねてグループ対抗のゲーム。

しっぽとり鬼ごっこ


真剣勝負!本気でしっぽをとったりとりに行ったり・・・。


ぼく、まだしっぽついているもんね~ の図。

それから、前回に引き続き、進化じゃんけん。
最初はアメーバだけど、じゃんけんに勝つごとにカエル→ウサギ→サル→人→王様 に進化していくというゲーム。

まずは、アメーバな人たちの様子から。





いつまで笑顔が続くか・・・さあ、王様をめざしてじゃんけんをしてみよう(^O^)

養護学校のすてきな先生と進化をかけてじゃんけんぽん!
「先生 おれ、絶対 王様になる!」


投稿者は見た!カエルからウサギへの進化の過程を・・・


ずっと じゃんけんに負け続け、アメーバのまんまの人たち・・・


さらに、時間あてゲームにも挑戦。30秒を体内時計できちっとはかりとれ!というもの。
時間のはかり取り方は人それぞれ・・・


瞑想・・・なに?


あなた、カメさん???? 笑


ぬわぁ~  でてきた!  笑


子どもって、人とふれあうとき自然体だし、飾らないし。
そんな彼らに学ぶことは多いです。ご覧ください。この表情。








最後は、一緒に松明あかしで使用するゴザ縫いをして「はいポーズ!」
いい子がいっぱいの小塩江中。
次回は12月に交流を持つ予定です。

下校時の一コマ

それは先週末のことでした。


コーヒーを相棒にパソコンに向かう私の後ろで







「どんっ!!!!」

と物音が。


何かと思って、パッと後ろを振り返ると・・・





 


「wzせxdrcvgひんjmも!!??」


と声にならない悲鳴を上げた私に、彼らは


「外に来て・・・。」

と一言。


何かと思って外に出ると彼らはこう言いました。




「どれが虫でしょうか?(笑)」


いやいや、虫とかどうとかじゃなくて・・・その呼び出し方ですよ。呼び出し方。


早めの送迎、よろしくお願いいたします。

シリーズ ほし宇宙開発研究所の挑戦7 -めざせ 光の国-

※ これは、理科授業の事前準備として、教材の開発を試行錯誤しながら
取り組んでいる理科担当教員の様子の記録です。
シリーズとして掲載していますので、バックナンバーも合わせてご覧ください。


本市と姉妹都市のウルトラマンのふるさと、M78星雲 光の国を目指してロケットを
飛ばそうと計画している ほし宇宙開発研究所です。

今日、所員が備品室前を通ると物音が・・・。
何かと思いのぞくと、所長自ら、備品室にこもり、天体望遠鏡を調整していました。




「所長、何しているですか?」の問いに

「明日の皆既月食を望遠鏡で生徒に観察させ、写真を撮っておこうと思うんです。」

との返事。

さすがです、所長。

自ら望遠鏡にカメラを設置するとは!

しかも取り付けのための取扱説明書



イングリッシュではないですか!

外国語も自由に使いこなせる所長のスキルの高さに感激しつつも 所員は思います。

本当は、所長はたぶん、空を飛ぶあの彼の写真を撮りたいんじゃないかって・・・。




所長!見事に取り付け完了しましたね。
明日、生徒が、3年ぶりとなる皆既月食の天体ショーを望遠鏡をとおして、歓喜の中見る姿が思い浮かんできます。

と、そのとき 

「所長!ぼくは空から皆既月食を眺めるから!」
と、はるか上空、成層圏のあたりから、あの彼の声がきこえてきました・・・・。


祈!晴天!みんなで皆既月食を見よう! 




しゅわっち。