主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
~「やりたい」がつながる学校~
主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
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昨日の給食中、教育実習生のSさんによる「熱中症を予防しよう」という講話がありました。全校生に知ってもらいたい内容だったので、全校生が集中して聞くことができる給食中に、実施しました。子どもたちが知っているゲームのキャラクターである「スプラトゥーン」のいかを使い、子どもたちの気持ちを向かせる工夫がされていました。熱中症予防に必要なこととして、①水分補給をしよう②暑さを避けるために③規則正しい生活を④健康管理について(無理をしない)⑤暑さに備えた体力づくりについて、分かりやすく教えてくださいました。この講話で使った掲示物は、保健室前に掲示してありますので、教育実習が終わる今週の金曜日までに、もう一度子どもたちに見てほしいと思いました。明日は、もう一人の教育実習生のSさんによる、「給食を中心にした食育について」の講話があります。この講話以外にも、今日は教育実習生が授業研究を行いました。2校時に4年生の歯科指導「噛むことの大切さを知ろう」、3校時に6年生の歯科指導「健康な歯肉」についてです。教育実習も残り4日間。応援しています。
今年度から理科の学習が始まった3年生。理科の授業を楽しみにしている子どもたちが、多くいるそうです。5月末にホウセンカの種を1人3粒まき、芽が出てくるのを楽しみにしていました。ついに芽がでてきたので、6月10日に1回目の観察を行いました。自分の植木鉢を観察している3年生。1番育っているホウセンカは、高さが5センチ。1番小さいホウセンカは、1センチ未満。葉は、2~8枚くらい出ているようです。観察する時には、葉と茎の色の違い・葉の形などをよく見て観察する姿が見られました。白・赤・ピンク・紫の4色のホウセンカが咲く予定です。今から楽しみですね。
4校時は、第3回校内授業研究会を行いました。白江小学校では、「主体的・対話的で深い学びの実現を通して」という研究主題のもと研究を行い、授業後の研究協議会では、「今日の子どもの学ぶ姿から、教師自らが学んだこと」について、話し合いをしています。子どもたちの学ぶ姿を見取る力を身につけることができる、貴重な機会になっています。見取る力を高めていくことで、教師の授業が変わってきます。今回は、すこやか学級の4・5年生の授業を参観しました。国語科の授業で、4年生は「夏の楽しみ」・5年生は「言葉をよりすぐって俳句をつくろう~日常を十七音で」を学習しました。5音・7音・5音の17音で作ること、季節に関する言葉を入れることを学び、夏の季語の表を見ながら、俳句を考えました。できあがった俳句を紹介します。◇プールの中 水色に かがやく ◇カブトムシ 木の上に登って みつを吸う ◇あまのがわ 夜にキラキラ うすあおい ◇セミがなく 夕方ちかく ビーンビン 時間があれば、もっと考えることができたと思います。この授業で考えた俳句を、6月のうつみね集の俳句コンクールに出品する予定です。
1校時は、5年生の理科の授業でした。メダカの雄雌を見分ける天才の5年生。背びれの切れ込みは、傷などにより見分けにくい場合があるので、尻びれの形で見分けるようにしています。メダカは、水温が低いと産卵しない場合があるのですが、ここ最近は水温がメダカの産卵に適した25℃。メダカの産卵は、主に早朝に行われ昼頃までには水草などに卵を付着させるので、登校した5年生は受精卵探しに夢中になっています。次々に見つかる受精卵。ペトリ皿の中に水草と受精卵を入れて、顕微鏡で観察することにしました。前時には、水温によってふ化までの日数は変わりますが、教科書やインターネットを使い、卵の中の変化を調べました。そして今日は、実際の受精卵を観察し、教科書の写真と見比べて、受精後何日目くらいの卵かを調べてみました。顕微鏡の使い方を学習した後、まずは花粉を貼ったプレパラートを使い、実際に観察してみました。顕微鏡の使い方に慣れてきたので、受精卵の観察を開始!すると、「先生~この受精卵は2日目くらいですよ。だって、体の形ができてきてます。」「先生~3日目くらいじゃないですか。目が大きくて黒いし、胸びれが見えてます。」など、学習したことをいかして、受精卵の観察を行うことができました。子どもたちは、教科書やインターネットで見た写真や映像と同じように見えたことに感動をしながら、観察を続けていました。はじめは、「なんだか気持ちが悪いな。」とつぶやいていた人もいましたが、観察を続けていくうちに、愛着がわき「かわいい。動いている。」など、つぶやきにも変化が見られました。子メダカも誕生しています。
給食後の昼休みには、3・4年生を対象とした「読み聞かせ会」を行いました。岩瀬図書館の司書の方2名が来校され、3・4年生向けの本を2冊読んでくださいました。1冊目は「うっかりおじさん」。2冊目は「かしたつもり×もらったつもり」。3・4年生の心をくすぐるおもしろい内容の本だったそうです。「うっかりおじさん」という本は、雨の日に出かけようと、準備を整えていたおじさん。準備が終わり「よし出かけるぞ。」と出発したところ、なんとパンツ姿だったのです。ズボンを履くことを忘れてしまった「うっかりさん」というお話でした。「かしたつもり×もらったつもり」という本は、「本を貸してあげる」と友だちに伝えたのですが、工事の音にかき消されてしまい、「本を○○○あげる」と聞こえてしまったことから、友だちとけんかをしてしまったというお話でした。最後は仲直りをすることができたということで、ほっとしましたね。「うっかりさん」のおじさんほどは、うっかりしませんが、ついうっかりということはよくありますね。読み聞かせの様子を聞き、気を引きしめていこうと思いました。「かしたつもり×もらったつもり」のお話のように、相手にしっかりと伝わるように話さないと、誤解を招いてしまいますね。自分が話をした後に、相手の表情を見て確認することも大切だと思いました。次回は7月15日の2校時に、低学年の読み聞かせ会を行います。どんな本との出会いがあるのでしょうか。今から楽しみですね!
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