2014年11月の記事一覧
理科って楽しい -3年 運動とエネルギー-
本時のテーマは「水ロケットが飛ぶ理由を考える」。
これは、運動の法則(作用と反作用(押す力 押し返す力)の関係)について、学んできたことと、ロケットが飛ぶという現象の変化の様子を関連付けながら考える、いわば、学習のまとめとしての位置付け。
夏依頼、理科担当教諭はこの授業に向けて、教材の研究を重ねに重ねてきました。
さて・・・
冒頭、教諭の演示実験からはいったこの授業。
「ぼくたちも、あんな風に飛ばしたい」と子どもはきっと思ったはず。
しかし、自分たちのつくった、ロケットは、一つのグループが製作したものをのぞき、うまい具合に飛ばないのです。
「・・・・撃沈<(_ _)>」
「なんで、僕たちのは飛ばないの?」「先生のロケットやたった一つ飛んだあのロケットと僕たちのロケットは何が違うの?」
切実な課題意識をもち、“もっとよく飛ぶロケット”をめざして、子どもたちは学び合い、そして原因を突き止めながら、時間の許す限り何度も挑戦します。
「ん~・・・なんでだろう?」
子どもたちが着目したのは“噴射口の穴の大きさ”
つまり、
「空気が水を押す力を適度に外に逃がしてあげることが、自分たちのロケットの噴射口ではできないのではないか」ということに子どもたちは気付くのです。
授業の後、子どもの学びの事実を参観した渡渡辺由美子先生から、こんな批評をいただきました。
子どもが育っている!学び合うの集団となっている。こんないい子どもたちなかなかいません!
そうなのです。小塩江の子が、こんなにも自然体で学び合える子どもたちに育っていることが、私たち職員の自慢です。
でも・・・
だからこそ、
教師は、子どもたちのよさに甘えることなく、さらに質の高い授業をめざしていかなければなりません。
それが、子どもをもっと伸ばすことになるのです。
理科担当教諭の取組みと子どもの学びから多くのことを学びました。理科担当教諭はまだ、若く、教員経験は浅いです。でも、これだけの授業ができる!
頭が下がります。
小塩江の子はすばらしい!
そして、一生懸命子どもをもっと伸ばそうと自分自身を高めようとする教員がいることがますますすばらしい!
授業を参観し、批評いただいた渡辺由美子 様に心より感謝いたします。
・・・・あれ?
宇宙敗発研究所は?
あまりにも、投稿者は授業をみてうれしくなりました。
で、
まずは事実を伝えたくなった結果、こんな投稿文になってしまいました。
休み明けには、宇宙開発研究所長から、いつもどおりのレポートがあるはずです。(所長が作成した投稿文が極秘保存中であることを発見、確認しました 笑)
この写真をご覧ください・・・
「・・・どこにいった?」
「あ!」
「・・・・!!」
はたして、目的は達成されたのでしょうか!?
ご期待を!!
学校だより「宇津峰」No.16の掲載について
下記よりどうぞご覧ください。
学校たよりNo.16.pdf、
雨が二日間続きましたが、今日は太陽も顔を出し、この時期にしてはポカポカ温かさを感じます。
お昼ごろやってきた彼。
30分ほどじっとしていたのですが、しずかに去って行きました。
「またおいで。待ってるから・・・。」
そう心の中で思ってしまいました。
不思議な友情はだんだん深まってきています。
いよいよこの季節!
インフルエンザの季節です。
今年もだんだんと流行する季節。小塩江中ではまだ出ていませんが、地域によってはすでに流行しているようです。
小塩江中学校でも毎日システムを利用して須賀川市全体の動向を調査しています。
学校でも教室の換気や加湿器などで対策していますが、ご家庭でも体調管理や生活リズムの整えなどを呼びかけていただければと思います。
最後まで粘る! -期末テスト・実力テスト-
「最後まで粘れ!」
担任の激励を背に受け、これまでの学習の成果を出し切り、子どもたちはテストに挑んでいます。
1、2年生は期末テスト、3年生は実力テスト。
担任のこういう励ましは、子どもの力になるはずです。うれしいですよね。
1年生。がんばれ!最後まで粘れ!
2年生 実力を出し切れ!最後まで粘れ!
3年生 受験本番だと思って、がんばれ!最後まで粘れ!
それと、もう一つ 担任から・・・・
みなさん。つっぷさないように・・・・
シリーズ ほし宇宙開発研究所の挑戦9 -めざせ 光の国-
※ これは、理科授業の事前準備として、教材の開発を試行錯誤しながら取り組んでいる理科担当教員の様子の記録です。シリーズとして掲載していますので、バックナンバーも合わせてご覧ください。
時は満ちた。
所長です。
今回、3年生理科、力学分野の一環として「ペットボトルロケット」作成を行いました。
その経緯としまして、去年の3年生が作ったロケットが、自分の勉強不足だったがゆえ、いまひとつ飛ばなかったこと。
http://gyousei1.city.sukagawa.fukushima.jp/cb/schoolhp/oshioechu/entry.html?date=20131121
それを反省とし、きちんとした作り方、飛ばし方、その原理や仕組みなどを自身も含めて知識や経験として残したかったこと。
そしてなにより………
”とある映画”を観すぎてしまったこと。
始まりは4か月ほど前。あの夏の日から。
青空へ飛び立つHOSHI 1号(紙)。
今思えばこれから起こる様々な悲劇をまだ知らない呑気な様子が写っています。
そしてほし宇宙開発研究所設立。菅野校長が発案した宇宙開発プロジェクトは、すべて「この瞬間」のためにあったのです。
あの夏の最初の打ち上げも、
様々な場所に打ち込んだことも、
枯葉とともに散った5号機も、
自信満々に作った6号機がたいして飛ばず、落ち込んだ日もありました。
(↑文化祭の映像の使いまわしです)
それでも副所長や所員をはじめ、多くの方々に支えていただきながら、ここまでやってこれました。
(パート8をご覧ください)
すべては今ここに、「4つのロケットを手にした3年生を立たせる」ために存在しました。
ついに完成しました!
それではご紹介します。小塩江の奇才 3年生による明日M78へ飛び立つ(予定)ロケットです!
1号機 : 流れ星(ながれ”ほし”)
・ 工夫したところ
羽を4枚ではなく8枚にした。
大幅な軽量化に成功。
顔を書いてみた。
・ 目標距離 8万光年飛ばす(M78星雲は300万光年。1/38の距離。足りない。)
2号機 : K〇SHIBA ‐宇宙からニュートリノを検出した男‐
・ 工夫したところ
飛行機のような形とハネで高度と速度をキープ
輝く三角形
・ 目標
速度は毎秒340m(音速)をキープし、とりあえず、まずは345 Kmくらい飛ばす。
(そのためには1015秒=役17分間飛ばすことに。授業が終わってしまう。345 Kmはここから秋田県くらい。誰が回収に行くのだ。)
3号機 : Earth はよきかな
・ 工夫したところ
多彩な色を用い、世界の偉大さを表現しました。
・ 目標
秒速11.2Km以上で発射する。
(通称「第二宇宙速度」。地上から打ち上げた物体が無限の彼方へ行くために最低限必要な速度。)
4号機 : 虎舞龍(とらぶりゅう)
・ 工夫したところ
ひげで風をコントロール。
・ 目標
「うちらの目標 どんくらいかわかる?
13 Kmや。」
(小塩江中から安積永盛駅くらい。)
いよいよ明日本番!楽しみです。果たして目標達成できる班はあるのか?
そして所長が成し遂げられなかった「M78で彼に会う」ことはできるのか!?
発射は明日13時40分ごろ。
乞うご期待!
彼「待ってるよ~。」
しゅわっち。
ちなみに30日に小惑星探査機「はやぶさ2」も発射されるそうです。
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