主体的・協同的に学び、豊かな心でたくましく生きぬく子どもの育成
~「やりたい」がつながる学校~
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5校時は、6年生と理科を学習しました。今日の理科は、校内授業研究会の第9回ということで、校内の先生方に授業を参観していただきました。先週は学習発表会に向けて各学年発表練習をしていたため、久しぶりの理科の授業でした。今日は、「てこのはたらき」の導入を学習。理科では、「生活経験を学習につなげていきたい。」という思いがあり、まずはシーソーで遊んだ経験を聞きました。全員が遊んだことがあると思っていましたが、数名は遊んだことがないということでした。たしかに、シーソーがない公園も多くありますね。シーソーで遊ぶ楽しさを聞いたところ、「上へ下へと動くのが楽しい。」「風を感じるところが楽しい。」「遊園地の乗り物みたい。」など、遊んだ時の楽しさを教えてくれた6年生。「では、体重差のある象とハムスターがシーソーで遊ぶ場合、楽しく遊ぶことができるかな。」と聞くと、初めは「無理。」「ずっと象が下にいるだけ。」「ハムスターは上にいるだけになってしまう。」など、意見が出されましたが、「でも、下になった象が地面を蹴って上に上がれば、ハムスターが一瞬だけ下に行く。」という意見も出ました。その後、「シーソーの棒(支柱)を動かせばいいかも。」「象がシーソーの棒に近づけばいいのかな。」など、本時の授業の確信に迫る意見が出たところで、にんじんを提示しました。「水平に釣り合うところでにんじんを切った時、2つのにんじんの重さは?」と聞いたところ、18名が「同じ」、2名が「葉のついていた方が重い」と予想しました。自信満々だった18名。水平に釣り合ったところでカットして、重さを測定。すると、どの班も葉のついていた方が重かったのです。夢にも思っていなかった結果に、18名が呆然としたところで、「釣り合っていたにんじんの重さが違うのはなぜ?」と問いかけました。必死に考えていた6年生。結果、「重さと長さの関係」と答えたのが3つのグループ。「重さと形の関係」と答えたのが2つのグループ。この続きは、来週の理科の時間に考えていきます。予想と違う結果になった驚きがあった授業でした。
今日の午後は、白江小学校を会場として、白方小と合同で就学時健診を行います。昨年度は、白方小学校にお世話になりました。今日、就学時健診を行うお子さんは、白江小学校入学予定の14名と、白方小学校入学予定の9名になります。校医である先生をお招きして、検診などを行います。内科はブナの木内科診療所の佐藤医師、眼科は今泉眼科医院の片倉医師、耳鼻科は太田耳鼻咽喉科の太田医師、歯科は岩瀬歯科医院の太田医師による診察になります。また、視力・聴力の検査を実施していないお子さんについては、白江小学校で実施します。のびのび広場は、23名のお子さんを迎える準備ができています。医師の検診となると、恐怖心がありますね。内科・眼科・耳鼻咽喉科はなんとか我慢できますが、歯科となると泣いてしまったり、口を閉じてしまったりするお子さんも見られます。その気持ち、大人の私もわかります。後ろから応援したいと思います。4月、白江小学校・白方小学校に入学するのを、楽しみにしています。
アルゴロジックとは、ゲーム感覚でプログラミングを体験するための「課題解決型ゲームソフト」です。プログラムに触れたことのない未経験者から上級者まで、プログラミングの基礎であるアルゴリズムの学習に楽しみながら取り組むことができ、プログラミング的思考力の育成に役立ちます。プログラムの3つの制御構造のうち、3年生が学習したアルゴロジック1は、「順次処理」と「繰り返し処理」を、アルゴロジック2は、「順次処理」「繰り返し処理」「分岐処理」を実現しています。アルゴリズムとは、コンピュータで計算を行うときの「計算方法」のことです。広く考えれば何か物事を行うときの「やり方」のことです。この「アルゴロジック1」は、プログラミングの入門段階での使用が望ましく、プログラム言語を使用することなく、「順次処理」や「繰り返し処理」などをゲーム感覚で体験し、概念を習得するのに適していると考えています。他のタイルスクリプティング型ソフトと組み合わせて使用するのも有効です。プログラムの3つの制御構造とは、「順次処理」「繰り返し処理」「分岐処理」の3つです。プログラムはこれら3つの要素によって構成されています。3年生は、GIGAサポートスタッフの先生と一緒に、ゲーム感覚で楽しく学習を行うことができました。
3校時は、1~3年生を対象とした「昔語り教室」を行いました。講師は安田きよ子先生です。安田先生のお人柄でしょうか、子どもたちの心にすっと入り込み、物語の世界に引き込まれていた子どもたち。45分間と短い時間ではありましたが、4つの昔話を伝えてくださいました。1つ目は、深渡戸地区のふるさとかるた。「懸命に 地蔵に尽くす おかよさん」の「け」から始まるお話でした。村はずれの六地蔵の口元に、米粒6粒をあげてお祈りしていたおかよさん。六地蔵さんは、おかよさんの家にお金を届けに行ったことで、そのお金で薬を買うことができたというお話です。六地蔵さんは、子どもから老人までを守るお地蔵さんです。2つ目は、長沼地区のふるさとかるた。「夫婦愛 深きおしどり かいぬまに」の「め」から始まるお話でした。かいぬまとは、長い沼だったからだそうです。きれいな雄鳥が猟師に撃たれ、その猟師を恨んでお化けになった雌鳥。雌鳥も撃たれてしまい、雄鳥の頭を抱えながら息絶えていた姿を見て、猟師が心を痛めて僧侶になったという話。動物の命の償い(一角)に供養塔(五角)を合わせた六角を長沼地区の地名にしたそうです。3つ目は、「十三夜」というお話です。仲良しな猿・狐・兔がいて、木登り上手で高いところが得意な猿。狩り上手な狐。音をよく聞く兔。それぞれの良さを生かして楽しく過ごしていた。お腹が空いたよれよれのおじいさんが来たので、食べ物を採ってきた猿と狐。食べ物を採ることができず目を真っ赤にしていた兔。枯れ草や枯れ枝を集めてきたところ、兔は自ら火の中に飛び込んでしまった。哀れに思ったおじいさん(神様)は、兔を抱えて月に登っていった。4つ目は、「頭の大きい男」の話。頭が大き過ぎて床屋で断られた男。カミソリでカットしたところ、けがをしてしまった。そのけがの傷口から、柿の木→きのこ→水がたまり魚が住む→穴を埋めたら大根が育ち、その都度関係しているお店の方にねたまれてしまう。最後の大根は、十里の大きさだったそうで、それを二口で「五里五里」と食べたそうだ。葉がない大根だったことから、ただの「葉なし」→ただの話というおちでした。どれも、奥深い昔話でした。安田先生、ありがとうございました。
今日は、2年ぶりの学習発表会を行いました。コロナウイルス感染防止対策を行いながらの学習発表会ということで、実施することができるのか、大きな不安がありました。コロナウイルス感染防止対策として、楽器の演奏のたびに、給水マットを準備したり片付けたりするなど、例年にはない対応を行いながらということで、お見苦しいところもあったことと思います。
開会行事が予定より早く終わったことにより、学年の発表予定時刻より早く始めてしまい、1年生の発表後に再度発表を行うなど、1年生の保護者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。1年生全員の保護者の皆様に、発表を見ていただくことができて、本当によかったです。
10月11日に学校から配付した「学習発表会における新型コロナウイルス感染防止対策についてのお願い」という文書に、「児童との接触を減らすために、保護者の方の体育館への入退場は体育館入り口1か所とします。児童の作品は、受付開始から8:55まで、終了から12:30まで、体育館・せせらぎの道・ふれあい広場にてご覧いただけますが、校舎から体育館へは直接入退場いただけませんので、ご注意ください。終了後に児童の下校を待つ場合は、ピロティでお待ちください。」と書いてありましたが、作品を見るために校舎のどこから入るのか、明確にお伝えしていなかったため、会場でお伝えする形になってしまいました。ご心配とご迷惑をおかけしました。これらの反省を生かして、今後の学校行事につなげていきたいと思います。
各学年の発表につきましては、保護者の皆様がご覧になったことと思いますので、写真でお伝えします。本日は、小雨が降る中、学習発表会においでいただき、ありがとうございました。
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