こんなことがありました!

出来事

歯科検診

 5月9日(木)は歯科検診でした。

 検診の様子を見に行くと、みんな緊張した面持ち。なぜだかお分かりになりますか。何人かに尋ねると、みんな口をそろえて「むし歯があると言われたらどうしよう。」という思いでそわそわしていたのです。中には、先生に「口を大きく開けて」と言われているにもかかわらず、緊張のあまり開けられない子もいたほどです。

 結果は後日、養護教諭から配付されます。気を付けていてもむし歯はできてしまうもの。もしむし歯があった場合は、痛い思いをすることのないように早めに受診させてください。よろしくお願いします。

児童会総会

 5月8日(水)の6時間目、児童会総会が行われました。3~6年生の参加です。

 まず、代表委員会委員長があいさつし「みんなで協力して、大森小をよりよい学校にしていきましょう。」と呼びかけました。そして、令和6年度児童会活動テーマの発表です。

全員が協力して、楽しく学べる学校にしよう。

 続いて各委員会の活動計画の発表。6年生はみんな、総会資料やメモ用紙にびっしりと書き込みをしていました。そして総会開始直前まで発表の練習で、ぶつぶつとまるで独り言のようにそらんじていました。練習したかいもあって、みんなりっぱな発表でしたよ。すでに6年生としての自覚ばっちりです。

 また、3~4年生も一生懸命質問することができました。事前に総会資料を一生懸命読み込んできたことがうかがえます。初めての3年生もたくさん質問できてえらかったね。

 議長を務めた2人の6年生、書記を務めた2人の5年生、どちらも一生懸命さが伝わってくる活躍振りでした。

 さあ、今度は日々の活動を通してよりよい学校にするためにがんばりましょうね。期待しています。

運動会練習スタート!

 5月8日(水)、最初の全校生による運動会練習、全体練習が体育館で行われました。

 まずは入場行進の練習。1年生が腕をまっすぐ伸ばし、リズムに合わせて行進する姿に驚かされました。きっと子ども園でも運動会の時にがんばって練習していたのでしょうね。たいへんりっぱでした。

 次はラジオ体操。久しぶりだったためか、学年を問わず、ぎこちない動きをしたり左右反対だったりする子が少なからず見受けられました。しっかり練習して、ビシッとそろったラジオ体操をお見せすることができるようにがんばりましょうね。

 最後は応援合戦。紅組と白組、それぞれの組を鼓舞する5・6年生のかけ声はどれもばっちりでした。時間がないのに、がんばって準備してきたことがとてもよく伝わってきましたよ。ただし、隊形移動の方は、今回が初めてということもあってけっこうばらばら。特に小さい子たちは周りをきょろきょろ見ながら、動きを合わせようと必死でした。

 5月7~9日は雨の日が多く、まだ校庭では練習できていません。来週は天気が回復することを祈るばかり。ただ天気が良すぎて真夏日などというのも困ります。飲料水や汗拭きタオルの準備、よろしくお願いいたします。

「授業研究」に取り組んでいます!

 5月7日(火)、大森小では、今年度2回目の授業研究が行われました。「授業研究」とは、一人の先生の授業を他の先生方全員で参観し、授業後その指導内容や方法等について意見を交わし、以降の授業改善に生かしていくという、日本全国の公立小・中学校で行われている取組です。この日は5・6年生の算数科の授業を参観しました。

 

 まずは「小数のかけ算」の問題。5年生の内容です。小数同士のかけ算の難所は、整数と同じように計算して求めた積の小数点の付け方です。困っている5年生に6年生がアドバイスすると、5年生は「なるほど!」と納得の表情になりました。

 次は、「分数のかけ算」の問題。これは6年生の内容です。こちらは相当に高い壁となります。6年生は、分母を通分して分子同士でたし算やひき算をする方法が身に付いているので、分母同士、分子同士をかけるという発想がなかなかできません。それでも、担任が準備したヒントカードやネット資料を参考にして、試行錯誤の末、何とか計算の仕方を明らかにすることができました。5年生は計算の意味の理解は難しかったものの、計算方法はしっかり覚えることができていたようです。

 ところで参観日に授業をご覧になっていて、みんな黙々と問題に取り組んでいる様子に物足りなさを感じたことはありませんか。先生が尋ねたことに対して、子ども達が「はい!はい!」と手を挙げて活発に発言するような場面を授業イメージとしてもっている方は、そう感じてしまわれるのも当然です。須賀川市では「協同的な学び」という考え方に基づいた授業研究に取り組んでいます。活発な発言によって進められる授業は、積極的な子ばかりが活躍し、学びを深めていきます。しかし、消極的な子は困っていても周囲に尋ねることもできず、45分間ただ耐えるだけの時間を過ごします。

 そこでこの研究では、まず一人一人が課題に向き合って考え、解決しようと取り組むことを重視します。しかし、一人では解決できないこともあるので、困ったときには助け合って解決していくことを奨励していきます。また、意見が食い違えば議論を通して納得解を得ることができるようにしていくのです。そのため、ペアや3~4人の小グループで活動させることを基本としています。クラス全体で議論すると、全員に発言の機会を保障することはできないからです。一人一人がしっかりと自分の意見を伝え合うことができるようにするためにペアや小グループでの活動を重視しています。

 さらにこの研究では、基本的なレベルの課題と相当に難易度の高い課題の組合せで授業を行います。難易度の高い課題に取り組ませることによって、発達の早い子も未発達の子もお互いに協力し、支え合い、探求し合い、対等に学び合うことができるからです。

 少々難しい話になってしまいましたが、授業参観を通して疑問に思ったことがあれば家庭訪問や学級懇談会の際に担任に尋ねてみてください。ご家庭で指導する際にも役立つことがあるはずです。

ふくしま学力調査

 5月2日(木)、大森小学校では、4~6年生で「ふくしま学力調査」を実施しました。得点を競うことが目的ではなく、県内の児童生徒一人一人の学力の伸びや学習等に対する意識、生活の状況等を把握することが目的です。(小4から中2までの5年間追跡調査し、1年ごとの変化が分かる仕組みになっています)何が問われているのか読み取ることがたいへん難しい問題が多く、どの子も眉間にしわを寄せながら問題に取り組んでいました。

 この調査に合わせて2・3年生でも「標準学力調査」が行われました。全国平均と比べ、ある程度客観的な現在の力を把握することが目的です。問題数が多く、こちらもたいへんそうでした。

 連休の谷間に、ちょっぴり厳しいひとときでしたね。みんなごくろうさま。