小塩江中はコロナウイルスに負けない!

2014年12月の記事一覧

がんばれ!3年生。。。

12月。


師走です。



いよいよ受験モードに入ってきた3年生。


廊下を通っただけで、真剣モード スイッチ オン! であることがわかります。




全員が志願先をきめ、目標達成、進路実現に向けてがんばっています。

ここちよい緊張感!


がんばれ!3年生   




そっと教室におじゃまして、見付けました。



あ・・・!きみか!

きみは、そこにいたんだ。




彼は、教壇脇のスペースからじっと3年生の頑張りを応援してくれています。



今、ホームページトップで、今日は何の日か紹介しています。

今日 12月4日は「ETの日」 。
1982年、記録的ヒットを飛ばしたあの映画の日本での公開日にちなんで制定された日なのだだそうです。


今日は君が主役の日です。


いつも、見守ってくれてありがとう。そして、これからも3年生のがんばりを応援してあげてください。



ふと、教室をみわたしました。

真剣に学習する子どもたちの雰囲気を感じつつ、見付けたもの・・・。



丹精込めて育てているレタス・・・。



12月の掲示物・・・・。



これから掲示することが予想されるつくりかけのあのキャラクター・・・。



生徒作。担任の次にだいすきなT島教諭の肖像画。
「数学の神様」・・・。教室の守り神。



12月の掲示物 その2


「・・・!!」

12月の掲示物では、こんな会話があったそうです。


担任 「先生をモデルにしてくれてありがとう」

生徒 「・・・どういたしまして。」


あら~

やっぱり、先生がモデルだったのでしょうか・・・。





君たちは君たちらしさを忘れていませんね。

うれしくもあり、ほっこりした気持ちになりました。

君たちらしさを忘れず、今を精一杯がんばってくれていることがとてもうれしいです。






がんばれ!3年生。

みんな一緒に春には高校生になろう!

「まちの先生」と多色刷り版画に挑戦 -1年生・美術-

本市では、特別な技術や技能を持った方を学校に招き、子どもたちが専門的、体験的に学ぶことができるよう、「まちの先生」事業を行なっています。

例えば陸上や水泳に精通している方、書道や美術に精通している方など、各校の子どもの実態に応じて講師として招聘する方は様々です。


小塩江中で「まちの先生」としておいでいただいているのは、市内在住の酒井京子 先生。


子どもは先生と何をしているでしょうか?




写真のアングルを変えてみます。

子どもは先生と何をしているでしょうか?




ん?これは・・・



そうです。子どもは美術の学習で版画の作品を製作しています。

酒井先生は版画の学習をお願いしている「まちの先生」です。

酒井先生と一緒に子どもはこんな感じで作品製作を進めています。
















作品と向き合い夢中になって制作をすすめています。静かに流れるこの時間、とても子どもは居心地がよさそうです。


夢中になることってとても大事だと子どもの姿から職員も改めて学んでいます。


1年生が挑戦しているのが、多色刷り版画。小学校も高学年ぐらいになると、この多色刷り版画に挑戦することもあって、子どもは初めてではありません。主に線彫りで版木を完成させ、部分部分に色を縫っていくんだよね!



右が版木、左が制作途中の作品。





版木…。どんな作品に仕上がるのかな?








完成が楽しみ・・・。!(^^)!


須賀川には亜欧堂田善という有名な銅版画家を生みました。また、福島県に視野を広げると、斎藤 清 はとても有名な木版画家です。


次回は2年生の制作の様子もお届けします。


いい作品にしてくださいね。



・・・・てか・・・




只今、彼女は瞑想中!

シリーズ ほし宇宙開発研究所の挑戦11 番外編


























勤務時間中に校庭で何かやってます。




タバコと思いきやシャボン玉吹き。(仕事しなさい)














私がなぜこんなことをしているのか…。
事の発端は先月末にさかのぼります。


あれは3年生がペットボトルを作っていた時のこと。
前の時間は3年生ロケットづくり。次の時間は1年生の状態変化の実験。











実験のためにドライアイスとシャボン液を用意していたわけですが……











理科室に早めに来た1年生は私にこう言いました。



















「ロケットにそれ(シャボン液)入れて飛ばしたらどうなるんですか??」



仮説によると、シャボン玉をふくらますには空気を吹き込むことが必要。
その空気の吹き込みをロケットの噴出に使ったらシャボン玉を飛ばしながらうちあがるのでは?ということ。











「んんっ!?」
と思った私は所員に声をかけ、さっそく実験に取り掛かることに。















「……………………本気か?」
















本気です。

発射準備完了。今回は500mLの黄金比を使いました。










行きます。


















2!






1!!










バシュンっ!!!

泡で前が見えない!!


ロケットは!?シャボン玉はどうなった!?

















結果 : いつも通り。












肝心のシャボン液は、というと…



(後できちんと洗い流し、流れた水も処理しました。)












失敗した原因は、空気の勢いがあまりにも強すぎたため、シャボン玉ができなかったことと考えています。(十分予想していました。)
そのため事前に(写真2枚目)シャボン玉を自分ができる限り全力で吹いたわけですが……




それでもいくつかシャボン玉は確認されました。
実際に打ち上げ直後、地面に落ちていくものもありました。




次に考えられる策は「シャボン玉の強度を上げる」。調べてみるとグリセリンを混ぜることが有効だそうです。グリセリンは薬局などで保湿剤として売っています。






いつもより猫背が3割増しです。






しかし、今回、ほし宇宙開発研究所を通じて私は様々なことを学べたと思います。

4か月間、いろいろ考え、工夫し、実行することで私自身も大きな勉強になりました。
なにより、生徒から、自分では考えもつかないアイディアをもらう大切さを実感しました!
まさかロケットの羽根の大きさ、形まで考えるとは、
ロケットの本体のくびれや形に目を向けるとは、
ロケット本体の質量を測りだすとは、
そしてなによりシャボン玉を使ったらシャボン玉を出せるのかと思うとは…
今の私では思いつかなかったでしょう。私は作り方だけしか見ていなかったわけですから。(浅はか)
所員は笑いすぎてむせていました。





「………ま、次の実験もがんばれよ。」






ここまで11回にわたるシリーズをご覧いただき、ありがとうございました!!
あたたかく見守ってくださった多くの方々に深く感謝いたします。







~完~

3年生技術 ホームページ作成

3年生技術、情報の一環として「ホームページ作成」を行いました。
奇才の3年生、個性豊かな作品が多かったのですが、その中で最もよかったと思われたものを公開したいと思います!
(なお、時間が少なかった+慣れるまで時間がかかったということで途中かもしれませんが、文章はほとんど編集していません。)




えー、小塩江中学校は須賀川の中にある木々によって「隔離」された地域にあります。

みまわせば、

コンビニは皆無!

そのため住んでいる人は少なく、場所によっては隣の家が1キロ先だったり...

部活動が野球部と卓球部の二つだけだったり


まぁ、そんなわけで、中学生の人数も少ない学校です



しかし、良い点も多数存在します。



そこで!

小塩江の良さを知ってもらうべく

代表として3学年の写真とともにお送りしたいと思います


修学旅行が違う!

一学年の生徒数+学年の担任の先生+校長先生=20人弱

そのため、関西までは福島空港から一っ跳び!

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」

レタスを育てよう! -3年 技術・家庭科の作物栽培-



なんの種でしょう?




植えたら芽が出てきました。何の芽でしょう?




正解は・・・・「レタス」です



今、3年生は技術・家庭科「生物育成「身近な作物を栽培し、収穫しよう」」の学習で、レタスのペットボトル栽培に挑戦しています




日ごとに少しずつ成長していることが分かるので、生徒は窓ぎわに置き、その成長を楽しみながら世話をしています



収穫が楽しみですね。







ところで、


これが、一番育ちのよいYくんのレタス。



ペットボトルからはみ出しそうです。




教室で担任とこんな会話があったそうです。


Yくん 「先生、食べてみます?」

担任 「食べません!(-_-)」



どんまい。

Yくん、きっと担任の先生は食べたいんだけど、遠慮してるんだよ。





そして、

これが、いまだ芽が出る気配のないYさんのレタス。



いくら待っても、どんなに水をあげても芽が出てくる気配はありません。




教室で担任とこんな会話があったそうです。


Yさん 「先生、食べたでしょ?」

担任 「食べてません!(-_-)」



どんまい。


Yさん、きっと、芽は出てくるよ。先生がそっと種をまいておいてくれるはずだから。







ともあれ


収穫が楽しみです。

作物の成長に喜び、やりがい、生きがいを感じる3年生は、この先、そういう道(進路)を選ぶのだと思います。


生徒の皆さんの苗が無事育ち、収穫できること、そして・・・・サラダパーティー開催の折には、職員全員を招待してくれることを期待しています。

シリーズ ほし宇宙開発研究所の挑戦10 最終章 -めざせ 光の国-

※ これは、理科授業の事前準備として、教材の開発を試行錯誤しながら取り組んでいる理科担当教員の様子の記録です。シリーズとして掲載していますので、バックナンバーも合わせてご覧ください。









いま 別れのとき

飛び立とう 未来信じて

弾む 若い 力信じて

この広い この広い









大宇宙(おおぞら)へ!!



とうとうこの日がやってきました。4か月にわたる永いながいプロジェクト。
今、その終焉が訪れます。










遅ればせながら所長です。
27日行われました3年生 研究授業「ペットボトルロケットを飛ばす」。その様子をお送りします。
今回はとても長いです。乾燥している時期なのでドライアイ等にご注意ください。





3年生「早く飛ばさせて。早く。早く。早く。」




待ちきれない様子。足元には4つのロケット。






私「まあ、待ってくれね。まずは飛んでいく様子のお見本ね。よく見ててね。」


手伝ってもらいながら発射準備。
(今までずーっとず~~~~~~~っと一人だったから)手伝ってもらえるのってステキです。友達がいるって本当にいいね。改めて思います。







私「じゃあ、カウントダウンいきまーす。」




3!






2!!







1!!!





いってらっしゃーい!














(3秒後)ぽてっ………










お見本で飛ばしたHOSHI 7号は思った以上に水の量が多く、重すぎて10mくらいで落下。
黄金比なんてなかった。
http://www.sukagawa.gr.fks.ed.jp/index.php?key=joqlet036-776#_776







私「あ、あれ?練習ではうまくいったんだけどなぁ……(パート8をご覧ください。)」







一同「…………(疑い)。」







私「ま、まあこんな感じで飛ばすんだよ(焦)」











早速1号機 流れ星(ながれほし) から発射準備。
目標は8万光年。M78には届かないかもしれないけど意気揚揚に準備します。


発射準備が整ったようです。

ではカウントダウン!






3!











2!!












1!!!




飛べ!大宇宙へ!!!


ぶし~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!!




勢いよく水が飛び出る!!













!?


ぽてっ……




一同「……………。」








記録、3cm。












一同「…………!(笑)」












気を取り直して 2号機 K〇SHIBA ‐宇宙からニュートリノを検出した男‐、準備開始。

水濡れで寒くなるからと白衣を用意したにもかかわらずこの研究員、まさかの半ズボン。



準備が整ったようです。念入りに水の量の最終確認も行います。







ざわざわ……










沸き立つギャラリー。







じゃあ、カウントダウンお願いします!







3!











2!!












1!!!







テイクオフ!

ぶし~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!



















その後2号機は水を噴き出すだけで、1mmも動くことはありませんでした。














記録、不発。









一同「…………(落胆)」








不安がギャラリーを包み込む。









(本当に飛ぶのか?これ)





3号機 Earth はよきかな 、発射準備。

研究員からは不安の表情。

(もしかしたら……僕たちも?)






準備が整いました。


では、カウントダウン、お願いします。









3!











2!!












1!!!





テイクアウト!!




あっ…




このパターンは………










ぽてっ………








一同「……………(失意)」





記録、3cm。










私「ま、まあ実験にはこんなことはつきものだよ(予測通り)。4号機、飛ばしてみようよ。」











ということで4号機 虎舞龍(とらぶりゅう) 発射準備。

研究員の心にあるのは「不安」か、それとも「期待」か…。












準備が整いました。







じゃあ、カウントダウンを!






3!











2!!












1!!!



イグニッション!!!

バシュンっ!!!

今までの音と明らかに違う!









さらば、4号機よ。


旅立つロケットは


ペットボトル製の


虎舞龍








研究員「待ってーー。」
回収に行く研究員。


4号機はもう行ってしまったよ…。
















さて、1,2,3号機と4号機では何が違うのか!?

ここから考える時間です!
仮説を立て、検証するのだ!!




1号機は早速仮説が立て終わった様子。







仮説を聞くと「4号機と同じ発射口にした。あとさっきより水を少なめにした」とのこと。
ふむふむ……どうやら水の体積と出てくる量に着目した様子。
果たしてどうかな?










ということで検証開始!!












3!











2!!












1!!!




バシュン!!!



1号機も無事、旅立っていきました。


さらば、1g(略)






どうやら噴射口に秘密があるようですね。









検証中に4号機が回収されました。

先端が破損しています。どうやら着陸の際、軌道がややずれてしまい、公民館の壁に激突したそうです。
公民館の方々に大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。



お次は2号機。改良点は1号機同様、噴射口。破損した4号機のものを借りました。

早く打ち上げたい気持ちはわかるのですが、
空気入れ、つながっていません。



空気入れをつなぎ、空気を充填します。



3!











2!!












1!!!









発射!!






若干軌道はずれましたが、無事2号機も旅立っていきました。




残すところは3号機のみ!



だが3号機には”秘策”があった。

そう、1,2、4号機はみんなの心が一つとなり、ロケットに期待が込められていたということ!

俺たちには「期待」というものがなかった!













どうやら気の持ちようを工夫した様子(物理的工夫はなし)。




「そんな発射口で大丈夫か?」






「大丈夫だ、問題ない。」
彼にはもはや”成功のイメージ”しかなかった。
そう、このロケットもまた、大宇宙へ飛んでいく姿が見えると。









”みんなの期待”と”少なめにした水”をのせていざ発射台へ!




カウントダウン!






3!






2!!







1!!!




行け!!



あ。








「ああ、やっぱり今回も駄目だったよ。」












「うちらの班のロケットは本当に飛ぶんでしょうかねぇ?私はもう飛ばないんじゃないかと思いますよ。(裏声)」









いやいや、あきらめないでくださいよ。





ならば私が飛ばして見せますよ。








噴射口を交換して……








3号機も宇宙へ…。









「…………。」


悔しそうですが、納得してくれた様子です。





<ちょっとした解説>
1回目でとばなかったロケットは噴射口に問題がありました。
噴射口が小さいと水の噴出=作用が小さいため、反作用も小さくなります。(作用・反作用の法則 「通称:ニュートンの運動の第三法則」)
確かに水は勢いよく出るのですが、それよりも早く空気が出尽くしてしまうため、ロケットの内部には水が残ってしまいます。
そこで噴射口を大きくすると作用が大きくなり、それに伴って反作用も大きくなり飛んでいく、という原理です。ジャンプなども地面を蹴ると高く飛べますよね。それと同じ原理です。

今回はペットボトルロケットを使いましたが、作用・反作用だけでなく様々な運動の規則性や法則が身近なものであることを実感してもらえたらと思います。




こうして夏休みから始まった約4か月のプロジェクトは幕を閉じたのでした………。




「はははは・・・・。みんな飛んだ方がばらばらだけど・・・。だいじょうぶかなぁ・・・。とりあえず、光の国で待ってるから!」


まばゆく照らす太陽の光を遮って、彼がとんでいきました。


3万光年先にある光の国で、彼はずっと待っていてくれると思います。


・・・・・3万光年先まで行くのに、どれだけかかるのかなぁ。ぼくらのロケット・・・・。



ネットの「知恵袋」で「ペットボトルロケットは宇宙まで飛んでいくことができますか?」と質問している人がいました。

ベストアンサーにはこう書かれていました。

「・・・無理です。ペットボトルの素材が宇宙空間どころか大気圏にすら耐えられなくなるので、現時点では不可能です。だからこそ鉄製のロケットを使用しています。鉄といっても一般的な鉄とは違うかもですがね。」







所長!

この企画、そもそも無理があったと思います。




しゅわっち!





















???「フフフ………」


















「所員よ、あきらめたらそこで…なのだよ」

私にはやり残したことがあります。
まだ”あの実験”が残っています。

誰も知らない(であろう)”あの実験”。
内容と結果は番外編として後日改めてお伝えします。