2023年5月の記事一覧
中体連岩瀬支部総合大会の壮行会を行いました
5月26日(金)の6校時に、中体連岩瀬支部総合大会の選手壮行会を行いました。本校は卓球部とバドミントン部から全校生が出場する予定で、まさに学校総出の壮行会です。
職員の拍手に迎えられて入場した選手たちは、ステージに上がって一人ひとり意気込みを述べました。上位大会出場を見据える選手もいれば、他校のプレーを見てステップアップにつなげたい選手もおり、目標は十人十色。やりたいことに何でも挑戦できる、小塩江中学校らしい決意表明でした。
普段は応援団をリードしている3年生ですが、今回はエールをもらう方に専念。いきなり団長と副団長に仮昇格した1・2年生でしたが、不安を感じさせない堂々たる立ち居振る舞いを見せました。
エールの後には、部の垣根を越えてみんなで記念撮影。会場は異なりますが、気持ちはひとつに頑張ります。
ONE FOR ALL, ALL FOR ONE!
田植えをしました
5月25日(木)の3・4校時に、小塩江小学校、塩田老人クラブ、地域のみなさまと合同で田植えを行いました。日差しはありながらも涼しい1日で、老人クラブの方も太鼓判を押す田植え日和となりました。
すでに田植え歴5回以上を数える小塩江中の子どもたち。苗を手にすると臆することなく踏み込み、慣れた手つきで植え進めていきます。いっぽう小学1年生は、田んぼに入るのがちょっとこわい様子。本校3年生は後輩の小さな手をとって一緒に作業をする、優しい余裕も見せていました(初参加の職員にはここぞとばかりの辛口アドバイス)。
10月に稲刈り、11月には収穫祭が待っています。子どもたちは、小学生や地域の方々との交流を楽しみながら、農家の方への感謝の気持ち、小塩江地区への愛着を育んでほしいと思います。
学習旅行・修学旅行成果発表会を行いました
5月19日(金)の6校時は、3学年合同で学習旅行・修学旅行成果発表会を行いました。あいにくの天候でしたが、保護者のみなさまにもご参観いただきました。
1・2年生は班ごとに、3年生は1人ずつ、タブレット端末でスライドを準備して発表に臨みました。現地で撮影したたくさんの写真や訪れた景勝地の豆知識などがふんだんに散りばめられており、見ているこちらまで旅行に出かけたくなってしまう、とてもすてきなプレゼンでした。特に3年生のスライドは並外れていて、テロップを省いて原稿を手元に置くことで、見る人が映し出される映像に集中できるようにするという工夫が見られました。教師も見習うべき点がたくさんある、大変よくまとまった発表でした。
生徒たちは旅の思い出を振り返りながら、自分たちの旅行が多くの人に支えられていたこと、友達とともに行動することのおもしろさを再確認したようです。
県中陸上大会、頑張りました
5月17日(水)、18日(木)に参加した県中陸上競技大会の雄姿をお届けします。
選手数が1000人超とあって、大変な賑わいになった本大会。本校は1日目に全校を挙げて会場に乗り込みました。子どもたちは人の多さと見慣れない学校名に驚きながらも、テント設営や選手のサポートに、普段通りテキパキと取り組みました。強い日差しの下での観戦になりましたが、県中トップレベルのパワーやスピードを間近に見て、終始歓声が止みませんでした。フィールドにいる小塩江の仲間を探して懸命に声援を送る姿も、とても心温まるものでした。
出場した8名の選手は、毎朝積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮してくれました。見事県大会出場を決めた選手はもちろん、全校生がこの経験を常設部の活動や来年度につなげてくれることと期待しています。
県中陸上大会壮行会
5月15日(月)の放課後に県中地区陸上競技大会の選手壮行会が行われました。昨年度までは岩瀬支部のみで開催されていた本大会は、今年度から郡山・田村支部も一堂に会する大きなものになります。選手として出場するのは8名ですが、本校特設陸上部は全校生で毎朝練習を重ねてきました。当日も全校生で競技場に駆けつける予定で、全員が大会に向けて気持ちを高めています。
一方、今年度最初の披露となった応援団は、新入団の1年生の初舞台でもありました。団長・副団長の力強い声と新人たちの初々しい振り付けが不思議に調和して、とても心温まるエールになりました。
3枚目に写っているのは小塩江中自慢の校旗。悠然とひらめく大旗が生徒たちの活躍を予感させる、立派な演舞でした。
コミュタン福島に行ってきました!
5月12日(金)、全校生で三春町のコミュタン福島に行ってきました。放射線や環境問題を理解し、環境の回復と創造への意識を深めるための展示が整えられています。別名「福島県環境創造センター」とも呼ばれている施設です。
今回は放射線教育の一環としての訪問です。人気施設にもかかわらず、約3時間半にわたってスタッフの方がついてくださった上、ほとんど貸し切りという幸運に恵まれました。子どもたちは丁寧な説明を受けながら、霧箱という器具で目に見えない放射線の存在を実感したり、県内のモニタリングポストをリアルタイムで俯瞰する展示を見たりして、放射線を正しく管理することの重要性を感じたようです。
コミュタン福島には放射線の他にも、震災や再生可能エネルギーについて学べる展示がたくさんあります。生徒に一番人気だったのは、地形に見立てた砂場を操作することで、いろいろな発電方法のバランスを調整しながらカーボンニュートラルを目指すというプロジェクションマッピングの展示でした。みな(実は教職員も)夢中で砂場に手を入れ、地形と発電の関係を楽しく学ぶことができました。
前期生徒会総会が行われました!
5月10日(水)6校時に前期生徒会総会が行われました。本校生徒会は3つの専門委員会と4つの常設・特設部から構成されています。ひとりで複数の役員を兼ねている生徒もいますが、タブレット端末を駆使しながら効率的に準備を進めてきました。
生徒会本部のあいさつで総会が始まると、前日の和やかなリハーサルとは一転、ピリッとした緊張感の中で議事が進められました。活動計画の発表の後には、全校生が質問席に立ち、各委員会・部活動・学校に対する意見・要望を述べました。先輩や後輩という関係を超えて、皆で学校をより良くしたいという気持ちがひしひしと伝わってくる白熱の議論でした。
生徒会という組織は、実際に国や自治体を動かしているのと同じシステムで成り立っています。日頃から熱心に自分の役割を果たしながら、生徒会全体にも関心を払える本校の子どもたち。立派な主権者として社会に羽ばたいてくれる日が楽しみに感じられる総会でした。
田植えについての学習を行いました!
5月9日(火)の6校時に、田植えに向けた事前学習を行いました。本校では、小塩江コミュニティセンター主催の三世代交流事業「農業体験」を伝統的に実施しており、所長の高坂様をお迎えしてお話を伺いました。
スクリーンに映し出されたのは、およそ50年前の旧岩瀬村。共同農地である結(ゆい)を舞台に田んぼの1年を追った、歴史ある貴重な映像でした。ここには苗代づくりに始まり、しろかき、田植え、田の管理、稲刈り、脱穀までの米作りと収穫したお米の売り上げで農作業に関わった方々が温泉旅行に出かける様子が記録されていました。子どもたちは稲作と向き合う人々の生き生きとした表情を食い入るように見つめていました。授業後の感想を見ると、稲作の方法や技術を学んだことはもちろん、当時の人々が、農作業の合間にジュースをおいしそうに飲んで一服する姿や、腰を曲げ続ける作業の過酷さも印象に残ったようです。
高坂所長さんは映像を説明されるなかで、田んぼを巡る仕事が地域の重要なコミュニティの場であったことを強調されていました。世代間の交流が少なくなったといわれて久しい時代です。小塩江小学校や老人会の皆さんとともに汗を流してお米づくりに関わり、収穫していただくという体験が、子どもたちの大きな財産となってくれることを期待しています。
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