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こんなことがありました! 出来事

運動プロジェクト⑤

2025年3月3日 13時01分

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 219日(水)、体育委員会企画の第6回運動プロジェクトが体育館で行われました。この日の運動はドッヂボールです。上学年と下学年に分かれ紅白で対戦しました。こんな言い方いかがなものかと思うのですが、大森小の子ども達は思っていた以上にドッヂボールが上手です。男の子はもちろんですが、女の子も負けず劣らず上手なのです。理由はお分かりでしょう。スポ少等で球技を行っている子が多いからです。球技は俊敏な動きや複雑な動き、さらにボールを投げる際に肩や背筋が鍛えられます。それだけ上手なら、毎日ドッヂボールを楽しめばいいのにと思ってしまいますが、そこは現代っ子、室内遊びの方を好む子の方が多いのです。ただし、12年生に関しては「ラン・ラン・タイム」の成果か、冬の寒い日も元気いっぱい外遊びしています。これからも子ども達の足が校庭に向くように工夫してまいります。

メディアが心や体に及ぼす影響について

 219日(水)、大東小学校で大東地区三校一園PTA連絡協議会教育講演会が行われました。保護者のみなさまへのご案内がたいへん遅くなりご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。都合がつかず出席したかったのにできなかった方もいらっしゃったと思うので、講演の概要をお伝えいたします。標記の演題で講演していただいたのは、福島市にある「いちかわクリニック」の市川陽子先生です。

 メディアとは「人から人へ情報を伝える媒体」のこと。具体的にはテレビ、漫画、ゲーム、スマホやPC等の端末のことです。ゲームのやり過ぎや動画の見過ぎが成績の低下につながることはすでに立証されているそうです。また切れやすくなったり乱暴したりする傾向も強くなると言われています。それは単純にメディア接触の時間が長いために勉強の時間が短くなるためではないとのこと。人間と他の動物との決定的な違いは、人間の前頭前野が発達していることだそうです。前頭前野は人間の人間らしい行動をつかさどる器官です。「考える」「我慢する」「人を思いやる」など…。「脳トレ」で有名な東北大学の川島隆太教授によると、前頭前野が最も活発に活動しているのは読書や計算をしているときだそうです。逆にメディア接触時、例えばとても激しく動くゲームであっても、前頭前野は全く働かず、脳のかなり原始的な部分が働いているのだそうです。(つまり何も考えずにぼおっとしているだけ、または本能に任せて獲物を追いかけているだけという状態)メディア接触過多になると「考える」「我慢する」「人を思いやる」力が育たないので、成績は落ち、自己中心性が高まっていきます。こういうことが、いじめの増加に加担していることは間違いないでしょう。こういったことからWHOは「ネット依存症」を病気と定義するようになりました。では、どうすればいいのか。答えは簡単、メディア接触時間を短くすればいいのです。(週2回、130分~1時間が望ましいとのこと)そこで保護者のみなさんにお願いです。

① スマホ、タブレット、パソコンなどは、自分の部屋に持ち込ませないこと

② 時間を決めて使わせること。

③ パスワードは親子で共有すること。