本校は、須賀川市南東部に位置し、自然豊かな田園地帯にあります。近くには、学校のシンボルとなっている樹齢１００年以上と思われる大きな銀杏の木があります。本年度も全校生で銀杏拾いを実施する予定です。

　また、学校の前には「木舟城」と呼ばれている城址があります。木舟城の頂上にある本丸址にはあづま屋が作られ地域の人々が集う交流の場ともなっております。本丸址に登る途中にはお城の形に彩られたイルミネーションが飾られています。学校の周りにはたくさんの花が咲き誇り、特に４月は桜の花が大変きれいに咲き誇ります。

 　一年間を通して、すばらしい歴史と文化と人に囲まれた学校で活動できる子ども達は大変幸せであると感じています。少人数という課題を強みに代えながら、職員一同教育活動を推進して参ります。

 　今年度は児童が３２名となりましたが、一人ひとりの児童に寄り添った教育活動を展開して参ります。 令和７年度も本校では、教育目標を「しなやかで強い心、活きて働く確かな学力、たくましく生きるための健康と体力を身に付けた児童を育成する」とし、「しなやかで強い心をもつ子ども」「進んで学習する子ども」「健やかな体の子ども」の育成に向け教育活動を推進して参ります。

　子どもたちは、素直で一生懸命でとても良い子たちです。その子どもたちの良さをさらに伸ばしながら、「表現力」の育成にも力を入れていきたいと考えております。特に小中一貫教育として、中学校との交流をはじめ、大東小学校との交流も実施し、より多くの人の前で自分の考えを発表できる場をつくっていきたいと考えております。

 　また、本校の子ども達は思いやりがあり、いじめにつながる場面はほとんど見られません。しかし、今後も児童の様子をよく観察し、定期的なアンケート等を実施することで、いじめに対する事案を見逃さずに、素早く組織で対応していくことを全職員で確認しております。

　本校は、素晴らしい自然とともに、理解ある保護者並びに協力的な地域によって支えられている学校です。保護者・地域の皆様の学校への関心を高めるとともに、児童の様子を相互に連絡しあえるように進めて行きたいと考えております。このホームページでも、積極的に児童の様子を配信していきます。

　教職員、心を一つに努力してまいりますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

                                              須賀川市立大森小学校長　小檜山賢一