こんなことがありました!

カタツムリ君!


 「教頭先生!教頭先生!」
 小雨が降る中、職員室の外から声がします・・・。

 「おはよう!どうしたの・・・。」と声をかけると・・・。

 「カタツムリが・・・。カタツムリが・・・。」



 側溝のふたの上や溝には・・・。
 そうです・・・小さな・・・小さな・・・カタツムリが・・・。

 「このままじゃ、他の人に踏まれてしまうよ・・・。」
 「どうしよう・・・?」


 「どうしたらいいかな・・・?」
 

 「僕、踏まれない場所に移してあげる・・・。カタツムリ触れるんだ!」



 「それは、いいね・・・。カタツムリ君もよろこんでいるよ・・・。」



 もう一匹のカタツムリを見つけ、同じ場所に移してあげて・・・。

 「カタツムリ君たち、仲よく遊んでね!」の優しい言葉・・・。



  
 お友達にもカタツムリ君のことを話してあげました・・・。

 小雨の中の何気ない一コマ・・・。

 とっても心があたたかくなりました・・・。