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こんなことがありました! 出来事
授業研究(6年理科)
2025年12月12日 16時30分今日の5校時に、6年理科の授業研究を行いました。本校では、「子どもが一人残らず、45分学び続ける授業の実現」を研究主題として、研修を進めてます。
今回のねらいは、「与謝蕪村の俳句から、月と太陽の位置関係や、月の形を推測することができる。」でした。
「蕪村がいつ生まれどこに住んでいたのか」、「菜の花はいつ咲くのか、いつ見頃なのか」「月と太陽が同時に見える時間は何月のどの時間になるのか」などなど、様々な要素を見つけないとゴールにはたどり着けません。
教師が用意した資料だけでなく、国語科や社会科の教科書、辞書なども用いながら懸命に調べていきます。
「○○なので、この時期はありえないでしょ。」
「蕪村の生きていた時期は○○なんだから・・・。」
「この月の太陽と月の組み合わせを見てみればいいんじゃないの?」
「4月でしょ、4月で間違いないよ。」・・・
あちこちの班から様々な声が聞こえてきます。でも、決して大きな声ではありません。同じグループの友達と真剣に話している姿がたくさん見られました。
授業終了間際なんとか答えを導き出した班もありましたが、
教師:「今日は答えは言いません。」
児童:「えー、じゃあ家でやってくるしかない!」「俺、家で調べてみるね。」・・・
最後にこんなやりとりも聞くことができ、45分間学び続け、さらに家庭学習にまでつながったのだと、参観している私たちも大変うれしくなりました。
俳句から月と太陽の位置関係を推測するという難問に取り組んだわけですが、6年生の子ども達は、45分間休むことなく全集中でがんばりました。
今後も、個別最適な学び、協働的な学び、探究的な学びに結びつく授業を目指してまいります。
6年生の皆さん、すばらしい学習態度でした。さすが本校の最上級生です!