こんなことがありました

検診結果から見える臨時休業の影響について

1~9年生の今年度の各種検診が終了しました。検診結果から、児童生徒の臨時休業中の生活による影響を見ることができます。

全学年の体重の結果から、学校が再開して間もないデータでありますが、肥満度の数値が高くなっている学年が多く見られます。臨時休業中の食生活の乱れや運動不足が原因の一つとして考えられます。

 

7~9年生の歯科検診(歯肉の状態、要観察歯の有無)の結果から、歯肉の状態は、中3(9年)女子以外、全て前年度より悪い結果となっています。特に中2(8年)女子は、半数以上のものが歯肉の炎症を起こしています。前年との比較はできませんが、中1(7年)男子の歯肉の状態もとても悪いです。

 

 

中2(8年)の男女が、要観察歯(むし歯になりそうな歯)が増加しています。また、中1(7年)男子の要観察歯の割合が高いです。

 

 

以上の歯肉・要観察歯の有無の結果から、長期休業中の食生活や間食の摂取の時間、歯磨きの回数の変化が考えられます。休日は昼の歯磨きを行わない傾向があり、歯石の付着や歯肉の炎症、要観察歯の増加につながったと考えられます。