こんなことがありました

伝えたい 想い届ける 十七字 

先日、県中教育事務所より「ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業」の作品集が届きました。

県中域内より過去最多の10,401点の作品が応募され、そのうち一次審査を通過した作品が収められているものです。

本校からも数多くの作品が掲載されていましたので紹介させていただきます。

【絆部門】

 とっくんで じてんしゃのれたよ だいせいこう 1年男子

 自転車に 乗る子の顔は 自信あり       同  母 

 

 とうさんの グローブめがけて なげるなつ  1年男子

 胸元に 届く白球 笑みこぼる        同  父

 

 姉思い てつだいするが おこられる   3年男子(弟)

 本当はね うれしかったが ざつすぎる  6年女子(姉)

 

 母さんの おにぎり食べて 今日も勝つ  5年男子

 おにぎりに ケガするなと 思い込め   同  母

 

 おそろいの エプロンつける 夏休み     6年女子

 朝食の 一品(ひとしな)任せ 味噌をとく  同  母

 

 新品の サンダルはいて 夏祭り    6年女子

 成長期 とうとうぬかれた 足サイズ  同  母

 

 超えたかな 母と並んで 背くらべ   7年男子

 比例する この食欲と 背の伸びは   同  母

 

 母親に 焦りをあたえる 成長期        8年女子

 「服、貸して。」 私のシャツが 似合ってる  同  母

 

 秋の夜 母と私と 流れ星     8年女子

 母と子で 流れ星見て 願い事   同  母

 

 応援で 勇気もらって ナイスプレー   9年女子

 子供より 手に汗にぎる 県大会     同  母

 

 畑まで 散歩に行こうと 孫さそう   9年男子祖母

 わかってる 見せたいんだね 夏野菜  同  孫

 

【復興部門】

 これから 福島飯で 育つ僕      2年男子

 母子手帳 息子と見返す 8年前    同  母

 

 父さんと 並んで笑う ばんだい山    6年女子

 水と山 この子に残す うつくしま    同  父

 

作品を読んで、親子・兄弟・祖母と孫の温かい絆が表現されていて、そのシーンが目に浮かびうれしくなってしまいました。

こんな子ども達を支えていただいてるご家庭の皆様に感謝申し上げます。