小塩江中はコロナウイルスに負けない!

シリーズ ほし宇宙開発研究所の挑戦7 -めざせ 光の国-

※ これは、理科授業の事前準備として、教材の開発を試行錯誤しながら
取り組んでいる理科担当教員の様子の記録です。
シリーズとして掲載していますので、バックナンバーも合わせてご覧ください。

※ 所長です(自分で言うのもあれですが・・・)
 この記事には所員の妄s・・・脚色がだいぶ入っていますね。
 「そんなこと言ったっけ!?」というあまりの動揺に
 記事を書くためのログインに4回連続で失敗しました。生ぬるい目で見ていただけたら幸いです。



本市と姉妹都市のウルトラマンのふるさと、M78星雲 光の国を目指してロケットを
飛ばそうと計画している ほし宇宙開発研究所ですが、
このたび改良したロケット“HOSHI 6号”が完成、打ち上げ発射再実験を行いました。

文化祭の準備で忙しい中でも、開発に取組むわれらが所長。

前回、「1.5リットルのペットボトルに水500ミリリットル」という黄金比を導き出し、これを「HOSHIの法則」と自ら命名し、
ご満悦であったが今回の6号は、推進力となる水の吹き出し口に改良を加えたとのこと。


さっそく、校庭に向かう所長。 

すると、校庭の向こうから「にゃんだ にゃんだ? にゃにがおこるんだ?」とヤジ馬ならぬヤジネコが!


「あ!この間、校長室の植え込みで用をたしていた、きみだな!けっこう、におったじゃないか!」

妙に人なつっこい彼が見守る中、今日の打ち上げ実験が始まる・・・・。



「このTと書いてあるのが、僕の開発した自慢の噴射口でね・・・。手作りなんだよ。きみぃ。

自慢気に語るわが所長。
「あとね。・・んふっ(^O^)。みてくれたまえ。これっ。どうだい、つよそうだろう?」


どうやら、ほし6号のノーズの部分に、手書きのイラストをくっつけ、かっこいいだろうと自慢したかったようだが・・・

ちーん・・・。

決してかっこよくはない。

・・・それに、所長。絵・・・下手です。

あまりにも、所長自身がご満悦だったので、所員は何も言えずにいたのだった。


鼻息あらい 所長に一抹の不安を感じつつ・・・準備を始める所長。




そして・・・・さあ、発射! 3・2・1 ・・・・(^O^)

あ゛~っ。


 

上空に飛ぶはずだった なんと6号は、所長自慢の発射口が大破!




子どもの幅跳び並みの記録!  笑




「ただいまの記録・・・3メートル40センチメートル。」

天を仰ぐ所長の姿が痛々しい・・・・。

それでも、記録をノートに書きとどめるあらりはさすが、理科の先生のようだが・・ ん?お魚のせびれ?

「いったいどこがだめなんだ・・・。」

自問自答する所長。ならばと、前回の発射口をつけ、本日2回目の打ち上げ実験。

3・2・1 発射!  あらぁ~ (笑)



6号は左に大きくそれ、プールの方へ・・・。


回収しにいく、所長がとった行動は・・・・





所長、まさかのさく越え!そして侵入。・・・笑

「どうすれば、どうすればいいんだ。11月の本番打ち上げがとっても心配だ・・・」

プールサイドを憮然と歩く所長。

「にゃんとか なるさ。」

おさがわせな 彼が つぶやきながら立ち去っていきました。。




校庭の戻り、所長が上空を見上げたとき、あの彼が飛んでいきました。


「所長!発射口は売ってるやつ
のほうがいいと思うよ・・・。」






11月。彼は授業研究会の中で子どもと一緒にこのロケットを飛ばします。
はるか光の国まで届かんばかりの勢いで飛んでいくロケットと
それを歓喜の中で見つめる子どもの姿が現実のものとなるよう、
宇宙開発研究所員一同 願ってやみません。

がんばれ!所長!




しゅわっち。