小塩江中はコロナウイルスに負けない!

これなあに? -3年 英語の授業-

10日。3年生の英語の授業。

この授業での子どもの学びの様子を校内に開き、職員全員が授業を参観して互いに学び合う機会を持ちました。






10間扱いの単元(ユニット)ですが、9時間目となるこの時間に英語教師が子どもに提案したのは「このユニットで学んできた現在分詞、過去分詞を使った文章をグループで3つつくり、みんなにクイズを出してみよう」ということ。


例えばこんな感じ。


A  This is something used by everyone.

B  It is something moving slowly.

C  It is something showing time.


さあ、なんでしょう?


答えは・・・・時計(clock watch)です。




「なに?クイズですと?」





クイズと聞いて、目がきらりんと輝いてしまう子どもたち。




(クイズに正解し、優勝するときっと豪華景品がつくんだ・・・。(^O^))


3年生のことですから   笑


ぜったい、そう思ったはずにちがいありません。


まちがいなく! きっとそうです!




ならば、絶対当たらない問題を考えなければ・・・そして、自分たちは問題をあてなければ・・・。


早速活動が始まります。


Let's try!

まずは、それぞれが問題文となる英文を作成します。


現在分詞 過去分詞 必ず入れるんだからねぇ。









わからないときは、友達と相談。



先生と相談してもいいですよ。





ALTのジャッキーにきくのもいいですよ。



「先生、全問正解したら 何もらえるんですか?」 のところ。



「あげますよ。」と英語担当教師。

さあ、何でしょう。お楽しみに。


つぎに
考えた文をグループの友達とねりなおしてみよう。






そしていよいよ・・・

さあ!


おまちかねのクイズのだし合い。


豪華景品めざして頑張れ!





クイズの出し合いはこんな感じで行われました。



僕らの問題、難しいから!!

ヒント1 



A    This is something eaten by many people.


みんなが食べているいる食べもの?

なんだ なんだ?

ポテチ ケーキ チョコレート カレー スパゲッティー ハンバーグ・・・!!! 

ブッブー!

それは、単に皆さんが好きな食べ物です(-_-)



ヒント2


B   This is a stick loved by many people.


みんなに愛されている棒?


なんだ なんだ?

棒って食べられる?

さとうきびなら食べられんじゃね?

ブッブー

生のさとうきびを茎ごと食べる人をみたことはありません





しめしめ・・・みんなわかっていない。



ヒント3


C  This is a colored green.

なんだ なんだ?

緑色?

セロリかキュウリか、それともゴーヤか?


おれ、セロリは苦手!

ゴーヤも苦い!

ブッブー

君の好き嫌いを聞いているのではありません

答えはこれだ!

じゃーん。

きゅうり


3班さん 1ポイントげっと!

というふうにことは進んでいったのでした。



別のグループからはこんな問題が出題されました。


A This is a person having a short hair.

B This is a person saying joke,but no one laughs.

C This is a person loving baseball.


ん?

髪が短く、ギャグを言うが、誰も笑わず滑ってしまう 野球が大好きな人?

誰だ?



体育担当教員?


いや、彼のジョークは キレキレです。


だとすれば・・・

あ!


そうです。社会科担当教員です。

彼のジョークはいつも滑ります

そして、彼は、永遠の野球少年でもあります。



一時間を通して、子どもが英語に親しんでいる様子を見て取ることができました。不思議なことに、英語が得意な子も苦手意識を持っている子もいるはずなのに、子どもからは“力の差”は感じませんでした。
協同で学習を進めるってこういうことなのだと思います。みんなで課題を乗り越え、みんなでわかり合ってこうとする姿、それをしっかり支え続けた英語担当教師・・・。どれもこれもがすばらしく、参観者も居心地のよさを感じながらあっという間にすごした一時間でした。


こういうクラスの雰囲気で学べる3年生は幸せです。




さて、クイズの一等賞の景品・・・。


「すごいねぇ」「えらいねぇ」と


担当教員から、愛情と真心たっぷりの一等賞のおほめの言葉をもらいました。


それだけでした・・・。




おめでとう。一等賞のみなさん。笑





授業後の生徒たち。

意気消沈・・・。



あんなにがんばったのにね。ざんねんでした。