小塩江中はコロナウイルスに負けない!

文化祭 シリーズ1 -ようこそ先輩!-

 
青春 -新たな小塩江中伝説へ-

 待ちに待った小塩江中学校の文化祭!文化祭そのものは11月2日ですが、
10月31日のダンス大会を皮切りに11月1日の前夜祭と多くのイベントが続いています。
記事がまとまったものからシリーズとしてお届けしていきます。


 前夜祭となった1日。本校を卒業した“先輩”が小塩江中学校に来校し、子どもたちにお話を聞かせてくれました。
 
 先輩の名前は、星田弘祐(こうすけ)さん 

星田さんは、今から7年前本校を卒業した子どもたちにとっては、ちょっと年上のお兄さんです。
そして、星田さんは日本体育大学に進学し、あの有名な「集団行動」でキャプテンを務めました。
指揮台上で「前へ進め!」「全体止まれ!」などの号令をかけたのが星田さん。テレビで放映されたのでご存じの方も多いと思います。
 星田さんにきてもらい、体育人として体育をとおして学んできたことを小塩江中学校の後輩達に先輩として語ってほしい。
子どもはきっと勇気と希望を分けてもらえるはず。そんな思いから今回のイベントは実現しました。


 
 

お話の演題は「先輩からのメッセージ がんばれ!!小塩江中生」

星田さんはプレゼンや動画を交えながら小塩江中学校の話から始まります・・・

その話を熱心に、真剣に聞きいる生徒・・・。
職員の中にはこのころの星田さんを知っている者もいてとても感慨深そうです。




そして、星田さんの話は、大学のライフセービング部をとおして学んだこと、
そして集団行動をとおして学んだことへと進んでいきます。



ライフセービングで、真剣に命とむきあい、多くのことを考えたこと、
集団行動では、練習量は東京から長崎まで歩った分に相当する練習だったこと・・・つまり「歩った」こと。
その中で、仲間を信じ、仲間とともにがんばることから得るものが多かったことなど・・・。

先輩、星田さんからの後輩への最後のメッセージ。



「鍛えるほどに、たくさんの命を救え!
強くなればなるほど人に優しくなれるから・・・。」


がんばってきた星田さんから言えたこの言葉の持つ意味は重いし、
子どももドキンと胸に突き刺さるものがあったはず。

今春、大学を卒業した星田さんは、プロのスノーボーダーの夢をもち、
社会人として仕事も頑張りながら夢を叶えるためがんばっています。

星田さんはこうも言いました。

「ぼくは、頑張ることで小塩江の力になりたい。それも夢」と。

自分とちょっとしか離れていない先輩。東京にいてもふるさと小塩江をおもい、
つながってくれている先輩。その先輩が今も頑張りつづけている話を聞き、
子どもは多くの勇気と希望を持てたはずです。感謝です。

最後はみんなで記念撮影。



生徒会主催のゲーム大会にも参加してもらいました。



色紙も書いていただいて。またひとつ、小塩江中に宝物ができました。



「優しさと笑顔を忘れず、夢に向かって小塩江っ子!」スノーボーダー 星田弘祐・・・。

将来、小塩江からオリンピック選手が輩出されることを心から願っています。