小塩江中はコロナウイルスに負けない!

祝 観光牡丹大使就任! 


松明あかしにわいた11月14日(土)。小塩江中に二重の喜びとなるできごとがありました。全国で活躍するバイオリニストNAOTOさんが、小塩江中の松明あかしに参加してくださったのです。


この日、NAOTOさんは、震災後の継続した本市児童生徒への関わりが認められ、市長より「観光牡丹大使」の委嘱を受けるため、須賀川市を訪れていました。新聞報道などで、委嘱状交付についての記事を読まれた方もいるかと思います。





実はNAOTOさんとわれらが学校長の間には深い縁があり、この日は一日NAOTOさんと行動を共にしていました。




そんなこんなで、NAOTOさんは小塩江中の松明あかしに参加くださったわけです。これは、校長がどうのこうのというよりも、昨年より小塩江中の生徒とは何かとNAOTOさんは交流を深めてきたことによるもの・・・。


そんなこんなで、小塩江中としては、NAOTOさんのこの日の様子をぜひ皆さんに知っていただきたいと思い、 NAOTOさんの長ーい一日をご紹介したいと思います。











さて、あいにくの雨となった14日(土)ですが、須賀川二足を踏み入れ、NAOTOさんがまず足を運んだのは松明あかしの会場。



ここでは、小塩江流の松明あかしの鎮魂と願いの炎に自分の思いが届くよう、生徒や職員が書いた寄せ書きに、NAOTOさんも一筆を書いてくれました。

傘をさしながら、布も濡れてしまい書きにくくて申し訳なかったのですが、NAOTOさんが書いてくれたのは・・・・・





「みんなが幸せになるように」



震災以来、継続して音楽で支援を続けてきてくれたNAOTOさんらしい一筆です。









その後、向かったのは、市内某所。



ここでは市長と面会し、観光牡丹大使の委嘱を受けることになっています。




委嘱状を受け、正式に須賀川市の観光牡丹大使となったNAOTOさん。










ある新聞の記事にNAOTOさんのことがこんなふうに紹介されています。


-(前略) NAOTOさんは東日本大震災後、市内の小、中学校を訪問して演奏活動をしたほか、歌手の大黒摩季さんらと応援ソング「希望の歌 -カワセミのように」を須賀川一小に無償提供した。(後略)-


事実です。

でもそれだけではないのです。震災直後、100万円相当の医療品等を寄贈くださいました。そして、毎年のように須賀川市を訪れ演奏を披露したり給食などを一緒に食べてくれたりしながら児童生徒に勇気と希望を与え続けてくださっています。そして、新たに須賀川市の児童生徒への思いを「想(おもい)」という曲にして現在、ツアーなどで披露し続けてくださっています。







短時間ながらも市長と和やかに話をしたあと、市長とともにNAOTOさんが向かったのは・・・。






シュワッチ!




雨もやみました!



新たに松明どおりにできた、ウルトラマンモニュメントの除幕式。











市長とともに幕を引くと、現れたのは・・・・



ウルトラマンジャック!





あら?NAOTOさん、ウルトラマンジャックってご存じ?


これは最近のウルトラマン????



投稿者はわかりませんでした。














そしてこのあと第一小学校へ。学校が倒壊し、NAOTOさん自身もとても心を痛めておりましたが、新たな第一小学校の完成に感激した様子。







手厚く歓迎をいただき、校舎の中も見学させていただき、感無量。





またすぐ来ることを第一小学校長と約束しました。











さて、少し須賀川のよさをNAOTOさんにも知ってもらわなければなりません。



もう何度も須賀川市にきているNAOTOさんですので、マスコットはボータンであることや須賀川がキュウリの名産地であることなど知っていましたが、実は須賀川市は果物の産地でもあります。




この時期はリンゴ!!



ということで、市内のリンゴ農家のお宅におじゃまし、リンゴ狩り。














食べてびっくりもぎたてのリンゴ・・・。


NAOTOさんいわく、「今まで食べていたリンゴはなんだったんだ」と・・・。


リンゴをしぼったジュースまでのませていただき、これもまたびっくり!




そうです。



NAOTOさん。須賀川は福島の果樹の一大産地です。




夏に来れば桃が、そして秋にはブドウ、梨が食べられますよ。(^^)














暗くなる頃、また雨が降ってきました。



そんな中、最後は小塩江中の松明あかしに!



NAOTOさんは、点火する応援団長に火を渡す役をお願いしました。





NAOTOさん!頼みますよ!






点火され、徐々に高く上がっていく火柱に圧倒されながらみいるNAOTOさん。







生徒の応援のエールも火の勢いとともに熱をおび・・・・


ついにNAOTOさんに生徒からエールが!






「フレー フレー NAOTO!」




「あざーすっ!」









勢いで、マネージャーさんにもエールが!


「フレー フレー 〇〇さん!」
※ 「さん」付けの珍しいエールでした(笑)





「ありがとうございますぅ。」



マネージャーさんから、丁寧な敬語で御礼が。(本当にいい方で、生徒もすごく仲良しです)







一緒に写真もたくさん撮っていただきました。

















これはうれしい。

NAOTOさんの生徒への優しい関わりに、改めて感謝した松明あかしの夜でした。









実はNAOTOさんは、かなりの歴史好き。松明あかしの由来も興味を持っていました。そして、吹きあがる炎をじっと、いつまでも見つめ・・・・・




「鎮魂の意味が分かるような気がするな」と一言。


NAOTOさんにとっても、きっと忘れられない夜になったと思います。










NAOTOさん、観光牡丹大使就任おめでとうございます。近日中にまた来てくださるのこと、小塩江中では生徒も職員も楽しみにしていますので・・・。


















翌日、別れ際、名刺を一枚いただきました。






「観光牡丹大使 NAOTO」





「やった!これはかなりレアな代物。一番最初に名刺もらったのおれだから!福島県でもってるの今、おれだけだから!」




校長は、かなり喜んだということです。












以上、NAOTOさんの観光大使就任にかかる長い一日のできごとでした。また、おいでになるのを生徒共々まっています。







シュワッチ!!