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お知らせ 令和4年12月8日(木曜日)県民の皆様へ知事メッセージが届きました。

令和4年12月8日(木曜日)県民の皆様へ知事メッセージ
 全国では、今週に入り、新規陽性者数が再び前の週の同じ曜日を上回り、14万人を超える日もあるなど、感染拡大が続いています。 
 県内でも、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回り、3,000人を超える日があるなど、依然として第7波のピーク時に近い状況が続いています。

 こうした中、入院を必要とする方が増加し、確保病床使用率も6割に近い状況が続いているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医療従事者が増加するなど、医療への負荷がより一層高まっています。
 また、一部地域では救急患者の受入困難事例が発生しており、一般医療への影響も生じています。

 特に、救急車や救急外来は、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守っています。県民の皆さんにおいては、急を要する場合以外の救急車の利用や、検査のためだけの救急外来の利用は控えていただくようお願いします。
 また、医療への負荷を軽減し、必要な方に必要な医療を提供できるよう、次の三点について御協力をお願いします。
 一点目は、抗原定性検査キットによるセルフチェックです。
 あらかじめ、検査キットを購入しておき、感染が疑われる場合には、セルフチェックをお願いします。
 濃厚接触者、または症状がある方は、県で配布している検査キットを活用してください。また、無症状で感染の不安がある方は、無料検査を活用してください。
 なお、検査の結果、陽性となられた方のうち、重症化リスクが低く、軽症の方は、陽性者登録センターへの登録をお願いします。
 二点目は、医療機関の受診時間についてです。
 体調が優れないため、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診したり、相談する場合は、通常の診療時間内にお願いします。
 夜間や休日に、新型コロナウイルス感染症が疑われるような症状がある場合には「受診・相談センター」を、その他の症状に関しては、「夜間救急電話相談」を利用してください。
 三点目は自宅療養中の相談についてです。
 自宅療養中に体調が悪化した場合や、症状に不安がある場合は、県フォローアップセンターへ相談してください。

 次に、これからの季節における感染対策です。
 これからの季節は、気温が更に下がり、体調を崩しやすくなるとともに、人の移動や人が集まる機会が増えることで、感染リスクが高まります。体調が悪い時は外出をしない、お出掛けになる際は、移動先の感染状況等を確認するなど、十分、注意しましょう。
 また、飲食の際には、「短時間」で、「大声での会話は控える」などの感染対策の徹底をお願いします。

 次に、基本的対策の見落としがちなポイントとして、今週は「換気」について確認をお願いします。
 まず、24時間換気システムや換気扇などの機械換気については、スイッチを入れているか、正常に作動しているかなどの確認をお願いします。
 新年に向け、大掃除を行う時期でもありますので、十分、換気が行われるよう、フィルターの清掃等も行ってください。
 自然換気、窓開け換気については、寒いからと疎かにせず、定期的に実施し、空気がこもることがないように注意してください。
 また、エアロゾルの発生が多くなる、人の多い場所から排気して、反対側から外気を取り入れるなど、空気の流れをよく確認し、しっかり換気をしましょう。

 次に、ワクチンの早期接種についてです。
 オミクロン株対応のワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとされており、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能となっています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けることができますので、県が実施する大規模接種を利用するなど、是非、今月中にワクチン接種をしていただきますようお願いします。

 県内は第8波の中にあり、新規陽性者数が非常に多い状況が続いていることから、医療提供体制への負荷が一層増しており、一般医療にも影響が生じています。
 こうした中で、県民の皆様の命を守るため、感染症対策や医療の現場で、献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆さんに、改めて、心から感謝申し上げます。
 感染拡大を防ぎ、御自身や大切な方の命と健康を守り、地域医療を支えていくためには、県民の皆様お一人お一人が危機意識を持って感染対策に取り組み、医療機関等を適正に利用していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。