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お知らせ 令和4年11月24日(木曜日)県民の皆様へ知事メッセージが届きました。

令和4年11月24日(木曜日)県民の皆様へ知事メッセージ
 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が増えており、昨日の発表では13万人を超えるなど、感染拡大が続いています。
 県内の新規陽性者数も二日続けて3,000人を上回るなど、第7波のピーク時に近づいており、本県は正に「第8波」の中にあります。

 こうした中、感染拡大により入院を必要とする方が増えており、確保病床使用率が50%を超えているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医師や看護師が増加しています。
 さらに、救急搬送が厳しくなってきている地域もあるなど、医療提供体制への負荷がより一層高まっています

 このため、必要な方に必要な医療を提供できるよう、引き続き、救急車・救急外来の適正利用に向け、県民の皆様には、特に次の二点について御協力をお願いします。
 一点目は、抗原定性検査キットでのセルフチェックです。
 検査キットを事前に購入しておき、感染が疑われる場合に、セルフチェックをお願いします。
 濃厚接触者、または症状がある方は、県で配布している抗原定性検査キットを活用してください。また、無症状で感染の不安がある方は、無料検査を御利用ください。
 なお、検査の結果、陽性となった方のうち、重症化リスクが低く、軽症の方は、陽性者登録センターへの登録をお願いします。
 二点目は、医療機関の受診時間についてです。体調が優れず、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診したり、相談する場合は、通常の診療時間内にお願いします。
 夜間や休日に、新型コロナウイルス感染症が疑われるような症状がある場合には「受診・相談センター」を、その他の症状に関しては、「夜間救急電話相談」を利用してください。

 県内は第8波の中にあり、感染の拡大が続いています。ちょっとした油断や慣れから、御家族、友人などへの感染につながり、さらに医療従事者や重症化リスクのある高齢者等への感染につながるおそれがあります。
 感染の連鎖を断ち切るためには、「基本的感染対策の再徹底」と「二次感染を広げない取組」が極めて重要です。「自分だけは大丈夫なはず」と思い込まず、基本に立ち返って対策を徹底してください。
 まず、場面に応じたマスクの着用、手洗い・消毒、こまめな換気など基本的な感染対策を徹底してください。
 加えて、二次感染を広げない取組として、陽性となった場合は、発症2日前までに、一緒に会食した方など、濃厚接触者に当たる方へ必ず連絡をしてください。
 濃厚接触者となった場合は、5日間は自宅待機を徹底し、7日間が経過するまでは慎重な行動を取るようお願いします。

 次に、これからの季節における感染対策です。
 これからの時期は、気温が更に下がり、体調を崩しやすくなるとともに、人の移動や人が集まる機会も増えてきます。普段会わない人とも会う機会が増えますので、体調が悪い時は外出をしない、お出掛けになる際は、移動先の感染状況等を確認するなど、十分注意しましょう。
 また、飲食の際には、感染のリスクが高まります。「短時間」かつ、「会話の時はマスクを着用する」などの感染対策の徹底をお願いします。

 次に、ワクチンの早期接種についてです。
 オミクロン株対応の2価ワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとされています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けることができます。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能ですので、是非、年内にワクチン接種をしていただくようお願いします。

 県内では、感染が急拡大しており、医療提供体制への負荷が急激に増しています。
 こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で、献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 感染の連鎖を断ち切り、御自身や大切な方の命と健康を守るとともに、地域医療を支えていくためには、県民の皆様お一人お一人が感染拡大への危機意識を持って「基本的な感染対策」と「二次感染を広げない取組」を徹底していただくとともに、医療機関等を適正に利用していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。