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お知らせ 令和4年3月25日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ​が届きました。

令和4年3月25日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ​
 全国においては、1日当たりの新規陽性者数が、約2か月ぶりに3万人を下回る日が確認され、21日連続で、前の週の同じ曜日を下回るなど、第6波の出口へ着実に向かいつつあります。
 また、21日には、すべての都道府県において、「まん延防止等重点措置」が解除され、社会・経済活動が徐々に再開し始めたところです。
 本県においては、直近1週間の1日当たりの新規陽性者数の平均が約350人となり、前の週の約96%と、わずかながら減少しましたが、昨日、一昨日は増加に転じています。
 一方、医療提供体制への負荷を示す「病床使用率」は、今週22日には25%を下回り、昨日まで11日連続して20%台を維持するなど、安定しており、「重症者用病床の使用率」も引き続きレベル1の水準にあります。
 改めて、第6波の収束に向けて、感染症対策や医療の現場で懸命に御尽力されてきた医療関係者の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。そして、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力に心から感謝を申し上げます。
 一方で、春休みや年度末、年度始めを迎え、人と人との交流がより活発となり、感染再拡大も懸念されます。県民の皆様におかれましては、これまで、多くの人が集まる機会をきっかけに、感染が拡がってきたという経験を踏まえ、もう一度、慎重に考えてから行動いただくようお願いします。

 3月も下旬となり、学校も春休みに入りました。また、新しい年度に向けて進学、就職、転勤など、それぞれの準備に忙しい時期となります。
 そこで、改めて感染防止対策徹底のお願いです。全国的にまん延防止等重点措置は解除されておりますが、感染状況は日々変動しています。県内、県外に関わらず外出される際には、移動先の感染情報や自治体の情報を確認してから出掛けるようにしてください。
 また、移動中も気を緩めることなく、目的地においても感染リスクの高い行動を控えてください。発熱やのどの痛みなど、症状がある場合や、濃厚接触者となった場合は、外出や出勤等を控えてください。
 暖かい日も多くなり、間もなく桜の開花を迎えるこの季節は、お出掛けや、お花見、会食の機会も増えることと思います。そのような、開放的な気分になる場面だからこそ、改めて感染防止対策の徹底をお願いします。
 春休み中における「子どもの感染防止対策」についても、引き続き留意してください。御家庭においては、毎日の体調チェックや手洗い、部屋の換気などを励行していただき、部活動などでは、当面、感染リスクの高い活動や宿泊を伴う行事等は停止するなど、御配慮をお願いします。
 子どもの居場所に携わる皆様には、引き続き、感染防止対策の徹底に御協力をお願いします。

 福島県全域を対象として、今月末まで「感染拡大防止重点対策」を実施しています。特に、第6波において感染が顕著に増え、依然、感染が継続している若年層、そして、重症化リスクの高い高齢者層を対象として、重点的に感染拡大防止の取組を実施しています。
 子どもたちの感染を食い止め、高齢者の皆様の命を守るため、御家族、関係の皆様が一丸となって、感染防止対策を徹底していただくようお願いします。
 移動・会食については、感染拡大地域との不要不急の往来は控え、同一グループ、同一テーブルでの会食は、4人以内でお願いします。
 また、いまだに感染が収まらない会津若松市、郡山市にお住まいの皆様におかれましては、特段の感染対策強化をお願いします。濃厚接触者がおられる御家庭においては、家庭内でのマスク着用や部屋を分けるなど、感染対策を徹底していただき、家族全員の体調管理に留意してください。また、同居している御家族が、濃厚接触者と判明した日から数日程度は、御家族の皆様が出勤等を控えるなどの御検討をお願いします。
 県民の皆様の御協力により感染拡大は抑えられてはいるものの、感染収束の勢いは鈍化しており、まだまだ気の抜けない日々が続いております。改めて、県民の皆様の御理解、御協力をお願いいたします。

 本県では、「まん延防止等重点措置」を終了してから3週間近くが経過しましたが、県独自の「感染拡大防止重点対策」や、感染が拡大している地域における追加対策などの効果が徐々に表れ始め、多くの市町村においてリバウンドを抑制することができています。
 一方で、第5波の状況とは異なり、新規陽性者数の減少スピードは緩やかで、しばらくは、高いレベルで推移することが予想されます。
 「依然として予断を許さない状況が続いている」との警戒感を県民の皆様と共有し、全県が一丸となって、第6波の早期収束を実現させ、穏やかな日常生活を取り戻し、社会・経済活動の活性化を図っていきたいと考えています。
 県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き御苦労をお掛けしますが、御理解と御協力をよろしくお願いします。