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お知らせ 冬季休業第14日〜第3学期始業式まで4日

 令和5年1月6日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージが届きました。
 医療提供体制が極めて厳しい状況にある中、県民の皆様の命と健康を守るため、年末年始も引き続き、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
 また、感染拡大防止に向けた取組に御理解、御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆さんに深く感謝を申し上げます。

 全国では、年末年始に入り、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を下回る日が続いておりましたが、昨日の発表では22万人を超え、12県で過去最多を更新するなど、感染が再び拡大しています。
 県内の新規陽性者数は、12月16日に「福島県医療ひっ迫警報」を発出して以降、前の週の同じ曜日を下回る日が多く見られましたが、ここ2日間は続けて3千人を超えており、感染が再拡大しています。

 新規陽性者数が多い状況が続き、外来診療の増加に加え、症状が悪化する方や入院を必要とする方、介護を必要とする方も出てきており、医療現場の負担が非常に大きくなっています。
 また、濃厚接触者や陽性者となる医療従事者が増加し、外来や病棟のスタッフが不足しているほか、院内クラスターも多数発生するなど、医療機関の対応力も低下しています。
 さらに、救急車の受入困難事案が発生し、一般医療への影響も生じているなど、本県の医療提供体制は依然として厳しい状況が続いています。

 このため、昨年末に県医師会長、県病院協会長との三者による共同メッセージを発出し、県民の皆様に向け、基本的な感染対策の徹底などについて、呼び掛けを行いました。

 県民の皆様におかれては、共同メッセージや「福島県医療ひっ迫警報」でお願いしている次の二点について、引き続き、御協力をお願いします。
 一点目は、「医療機関の負荷を減らす」ための取組です。外来診療への集中を防ぐため、発熱等の症状が現れた場合には、検査キットを活用して、積極的にセルフチェックを行ってください。
 また、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守るため、救急外来や救急車の適正利用をお願いします。
 さらに、体調不良に備えて、抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬等の事前購入をお願いします。

 二点目は「感染者を減らす」ための取組です。
 まず、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種をお願いします。
 次に、症状がある方と接触した方や、家庭内に症状のある方がいる場合には、御自身に症状がなくても、慎重な行動をとってください。
 また、大人数や長時間にわたる会食への参加は感染リスクが高まります。御自身だけではなく、御家族の体調なども含めて、慎重な判断をお願いします。

 明日から3連休に入ることで、旅行などに伴う人の移動、普段会わない人や大人数での会食などが増え、感染するリスクが高まります。
 例えば、成人式では普段会わない人が集まり、会食する機会もあろうかと思います。そうした場面での感染が、家庭や職場、学校等において広がってしまうおそれがありますので、参加される際には、基本的な感染対策の徹底を改めてお願いします。

 また、来週から多くの小中学校で3学期が始まります。学校や職場における感染拡大を防ぐため、登校や出勤の前にもう一度感染対策の確認をお願いします。
 まず、御自身と同居家族の検温や健康状態のチェックをしてください。
 また、発熱等の症状がある場合には、無理をして出勤しない・登校しない、させないようにするとともに、御自宅でもマスクを着用し、部屋もできる限り分けるなど、感染を拡大させないための対応をお願いします。
 県民の皆様お一人お一人が、「うつさない」「うつらない」という強い危機意識を持って、感染対策を徹底していただくようお願いします。

 県内は、感染が再拡大しており、医療提供体制が極めて厳しい状況が続いています。
 さらに、季節性インフルエンザも3年振りに全国的な流行シーズンに入るなど、新型コロナとインフルエンザとの同時流行も懸念されます。
 こうした中で、感染の拡大を防ぎ、医療を守ることは、御自身や大切な方の命と健康を守ることにつながります。感染対策の徹底や医療機関等の適正利用により、日々の新規陽性者を減らし、医療提供体制の負荷を減らすため、引き続き、県民の皆さん、事業者の皆さんの御理解と御協力をよろしくお願いします。