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夏季休業第7日~第2学期まで29日~

令和3年7月24日(土曜日)県民の皆様への知事メッセージが届いています。
 郡山市では、6月に入ってから新規感染者数が一桁台で推移していましたが、この数日は10人を超える日が連続しており、「人口10万人当たりの1週間の新規陽性者数」がステージ3の水準を超え、顕著な増加傾向が見られます。
 1週間における新規陽性者数の推移を見ても、7月18日以降、上昇に転じており、県内で最も高い数値となっています。
 郡山市では、7月に入ってから、飲食店及び事業所でのクラスターが4件確認されており、デルタ株の主要変異である「L452R」も確認されていることから、更なる感染の拡大が懸念されます。
 また、県中管内においては、既に病床の広域的な調整も相当数行われており、医療提供体制に大きな負荷が掛かる深刻な状況となっています。
 今後、感染拡大地域との往来や大人数での飲食、会食等により新たなクラスター等が発生した場合、爆発的な感染拡大につながり、医療提供体制が危機的な状況に陥るおそれがあります。
 こうした中、本日、郡山市長から、市内における感染拡大を抑えるため、県として、より強い対策を講じるよう要請がありました。

 そのため、県といたしましても、必要な措置を早急に講ずる必要があると判断し、郡山市全域を対象として、郡山市民の皆様や事業者の皆様などに対し、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく要請など、次の3点をお願いいたします。
 1点目は、資料中段の左の欄、「郡山市民の皆様へのお願い」です。7月26日から8月15日までの間、不要不急の外出を自粛するようお願いいたします。
 2点目は、資料中段の右の欄、郡山市内の接待を伴う飲食店及びお酒を提供する飲食店に対して、7月26日から8月15日までの間、午後8時から午前5時までの営業自粛を要請することとし、御協力いただいた事業者の皆様に対しては、お店の売上高等に応じて、「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」を支給することといたします。なお、本日から25日までに営業を自粛された事業者の皆様も対象にいたします。
 3点目は、資料の下段、大学や学校等へのお願いです。
 7月26日から8月15日までの間、大学、専門学校の管理者の皆さんにおかれましては、感染防止対策が徹底できないサークル活動や大人数での懇親会などを控えるよう、学生への注意喚起の徹底をお願いします。
 同様に、7月26日から8月15日までの間、小・中・高等学校の管理者の皆さんにおかれましては、感染リスクの高い学習活動や他校との合同練習、練習試合の停止など、感染拡大防止の徹底をお願いします。
 また、医療機関、高齢者施設等の管理者の皆さんにおかれましては、感染防止対策に見落としがないか、再度、御確認をお願いします。

 次に、改めて、県民・事業者の皆さんへのお願いです。既に多くの学校で夏休み期間に入っており、今後、お盆のシーズンを迎えることから、お出かけの機会や、人との飲食の機会が増えることが想定されます。
 そのため、緊急事態宣言地域や、まん延防止等重点措置地域を始めとした感染拡大地域との不要不急の往来は、原則、中止あるいは延期をお願いします。
 また、デルタ株が全国的に拡大していることから、旅行や帰省などを含め、県境を越えるような移動をお考えの際にも、御家族や御友人等と相談し、極力控えてくださるようお願いいたします。
 加えて、飲食の際は、大人数や長時間の会食を避け、適度な酒量を心掛けるほか、会話時はマスクを着用し、大声での会話は控えましょう。また、感染対策の徹底された飲食店の利用をお願いします。
 繰り返しになりますが、感染拡大防止のためには、基本的な感染対策の徹底が重要です。このことを十分に御認識いただき、お一人お一人が日頃の感染対策を振り返り、改めて取組の徹底をお願いいたします。
 一方で、大変暑い日が続いております。屋外において、人との十分な距離が確保できる場合はマスクを外す、こまめな水分補給を心掛ける、エアコンの利用中もこまめな換気を行うなど、熱中症予防と感染防止対策の両立をお願いします。

 郡山市民の皆さんにおかれましては、今、正に市内の感染拡大を食い止める上で重要な局面にあり、感染状況や医療提供体制が極めて厳しい状況にあることを強く認識され、慎重に行動していただく必要があります。
 また、現在、今月末までを期間とした「集中対策」に取り組んでいただいている南相馬市民の皆さんにおかれましては、引き続き、取組を継続していただくようお願いします。
 御不便・御苦労をお掛けしますが、趣旨を御理解いただき、御協力を頂きますようお願いいたします。
 県民の皆さん、事業者の皆さんには、引き続き、強い危機意識を持って、決して気を緩めることなく、自分自身と大切な方のため、そして、県内の医療提供体制を守るため、お一人お一人が感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いをいたします。