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お知らせ 令和3年4月1日(木) 県民の皆様への知事メッセージが届きました。

令和3年4月1日(木) 県民の皆様への知事メッセージ
 はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に重ねて御礼申し上げます。
 また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
 全国的に感染の再拡大、いわゆるリバウンドが非常に懸念される状況となっています。首都圏や関西圏では新規感染者の増加傾向が見られるとともに、隣接県である宮城県や山形県では感染拡大が続くなど、全国の新規感染者数が再び2,000人を超える日が出ています。
 県内の感染状況については、3月の新規感染者数が559人となり、2月の累計感染者数の2倍を超えています。
 本県においては、クラスターがピークを越えたことから、病床利用率は昨日時点で46.9%となり、今週に入ってステージ4の目安である50%を切りました。一方、3月に感染が確認された市町村数は、2月の28市町村を上回る32市町村となり、県内全域に感染が広がっており、感染経路不明者の割合も増加傾向にあるなど、依然として、医療提供体制に大きな負荷が掛かる深刻な状況にあります。
 こうした中、飲食や会食等により、新たなクラスターが発生した場合、年末年始の時を超えるような爆発的な感染拡大につながるおそれがあります。
 これから、昨年の第一波のピークが訪れた時期に入ります。県民の皆様には、今後も気を緩めることなく、自分自身と大切な方のため、そして、県内の医療提供体制を守るため、お一人お一人が感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いをいたします。
 こうした県内の感染状況を踏まえ、先週の本部員会議において、大型連休が終了する5月9日(日)までの間、クラスターの未然防止にポイントを絞った重点的な対策を継続することといたしました。県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き、御不便・御苦労をお掛けしますが、御協力をお願いします。
 県民の皆様には、地域の感染状況や感染リスクが高まる「5つの場面」を十分意識して、慎重な行動をお願いします。
 また、緊急事態措置が解除された1都3県や、今後、まん延防止等重点措置の適用が見込まれる宮城県、大阪府、兵庫県、さらに感染者が多数確認されている山形県などの感染拡大地域との不要不急の往来は、控えていただくようお願いします。
 さらに、感染対策が徹底されていない接待を伴う飲食店や酒類を提供する飲食店等の利用、大人数での飲食を伴う歓迎会やお花見は控えていただくようお願いします。
 続いて、施設管理者、事業者の皆様へのお願いです。医療機関、高齢者施設・障がい者施設においては、チェックリスト等に基づく自主点検など、感染防止対策に見落としがないか、改めて確認をお願いします。
 大学・専門学校においては、感染防止対策が徹底できないサークル活動や、感染拡大地域への旅行、帰省など、感染リスクの高い活動を控えるよう、学生の皆様への注意喚起の徹底をお願いします。
 また、小学校・中学校・高等学校等においては、春休み期間中ではありますが、部活動などでの感染防止対策の再確認と徹底をお願いします。
 飲食店等におかれては、業種別のガイドライン等に基づく感染防止対策の徹底をお願いします。
 年度初めから大型連休にかけて、人の往来が多くなります。県民の皆様、事業者の皆様には、気を緩めることなく、引き続き、感染防止対策を徹底していただくよう、強くお願いをいたします。
 一方で、「ウィズコロナ」の状況が続く中、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があり、県民の皆様には、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対なさらないよう改めてお願いをいたします。

 皆様には、引き続き、御理解と御協力をお願いします。