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第72回卒業証書授与式

 13日(金),本校体育館で「令和元年度 第72回卒業証書授与式」を挙行しました。

 卒業生は,担任の呼名にきちんと返事をして,薄井校長から卒業証書を授与されました。

 次に,薄井校長から式辞があり,以下のような話がありました。

「今回の卒業生は、9年前の東日本大震災の被害の中、義務教育のスタートをきりました。保護者の皆様も並々ならぬご苦労がおありになったと思います。生徒の皆さんは大きな不安と困難を抱えた入学式から9年,本日めでたく、卒業を迎えることができました。

 私は,今年度より,この須賀川市立第二中学校に来ましたが,今の3年生は新しい令和の時代を部活動,体育祭,文化祭,合唱コンクールなどに一生懸命取り組み,その姿からたくさんの感動をもらいました。

 そんな卒業生の努力が,部活動の大活躍につながりました。また,リーダーとして後輩を導いてくれました。そして卒業が近づくにつれ,体調がすぐれない級友に寄り添ったり,けがをした友人に手をさしのべたり,高校入試前に互いに鼓舞する姿があったりと3年生の優しさを感じました。

 そのような素晴らしい子どもたちを須賀川二中にお送りいただき、教育活動をご支援いただいた保護者・家族の皆様に感謝とお祝いの言葉を申し上げます。

 卒業生に望むことは1つ。その『素直さ』『優しさ』『ひたむきさ』そのままに新しい世界に胸をはって進学してほしいです。

 卒業おめでとう。そして,本当にありがとう。最後に、卒業生の笑顔の旅立ちと新たな躍進を心から祈り,式辞といたします。」

 

その後、卒業生代表の生徒から「卒業の辞」があり、3年間の思いが全体に届けられました。

 最後に卒業生全員で,卒業の歌「友~旅立ちの時~」を歌いました。練習ができない中でしたが、感動的な歌声を体育館いっぱいに響かせました。

 

 

  今回の卒業式は,新型コロナウィルス感染症対策により,在校生,来賓の皆様の参加は無し,内容も縮小,卒業式予行も実施無しの中でしたが,3年生の真剣な参加態度と素晴らしい歌声で厳粛な中にも心温まる式になりました。また,式には多くの保護者の皆様にご臨席いただきました。ありがとうございました。

 今回卒業した3年生211名全員の今後の活躍を職員一同お祈りいたします。

 

 感動をありがとう。そして,「思い」をありがとう。