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認知症ケア学会・読売認知症ケア賞を受賞

 平成20年から12年間、1090名の認知症サポーターを育成してきた功績が認められ、この度、日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞を受賞しました。

 本校では毎年6年生が介護施設でボランティア活動を行っています。認知症について基本的な知識を学習し、認知症のお年寄りと話をしたり車いすの掃除をしたりしてきました。昨年10月には、台風19号の被害を受けた認知症グループホームで、壁や床を拭くなどの掃除活動も実施しました。この経験をきっかけに福祉関係の仕事に就いた卒業生もいます。これまで、10年以上認知症の支援を授業に取り入れ、卒業生全員が認知症サポーターとなるこの活動に取組んできました。「認知症について学ぶ」ということだけではなく、「認知症によって大切なことを学ぶ」という未来を見据えた教育が高い評価を受け、全国で2団体に贈られる「実践ケア賞」を受賞しました。

 「人の役にたちたい」という子どもたちの思いが、このような形で認められたことは、とても嬉しいことです。