一中生の松明をみせてもらおう! ー3年 総合的な学習の時間「須賀川お祭り探検隊」の授業からー
3年 総合的な学習の時間では、年間を通じて自分たちの町、須賀川市の観光、商店街、祭事などを知り、ふるさと須賀川市への愛着と誇りが持てるよう学習を進めています。
前回に続き、今回のテーマは、430年以上続く須賀川市のお祭り 松明あかし。
松明あかしは、戦国時代、この地を治めていた二階堂氏の須賀川城が伊達政宗によって滅ぼされた際、人々が手に松明を持って戦ったこと、その後、松明をたいて戦った人々を弔うために行っているものとされており、日本三大火祭りの一つに数えられています。
それらの歴史や、由来、松明の作り方など子どもたちはよく知りません。
そこで前回は市の観光交流課の皆さんと松明あかしをもり立てる会の会長さんに来てもらって話をしてもらったり、ミニ松明を見せてもらったりしました。
今回は、研修バスをつかって一中に行きます。そして、実際に制作した松明を見せてもらったり、中学生に話を聞いたりしてさらに松明あかしのことを詳しく調べます。
まずは、一中生の松明あかし制作の手順や様子などについて、生徒会の皆さんから話を聞きます。
松明の大きさについては、前回松明あかしをもり立てる会の会長さんから話を聞いたところですが、中学生があんなにも大きな「松明をどうやって作るのか」「どのぐらいの期間をかけて作るのか」「どうやって運ぶのか」等子どもたちの疑問はいっぱい。話を聞いてたくさん質問をしました。
生徒会の皆さん、ありがとうございます。
そして、実際に作ったという松明を見せてもらいます。
「うわぁ!でっかいなぁ!!」
長さが約9メートル、約3トン!その大きさに圧倒されます。
そして、この松明を中学生が力をあわせて運ぶと言うことにまたびっくり。
中学生の皆さんは、運ぶ練習の真っ最中でした。
中学生の皆さんが制作したのぼりも見せてもらいました。
「じょうずだなぁ。」「かっこいいなぁ。」
あらためて、松明あかしの歴史や松明づくりの手順も教えてもらいました。
松明あかしは、毎年11月の第に土曜日、翠ヶ丘公園内の五老山にて開催されます。
今年は11月11日。あと一週間後です。
家族の方と一緒に須賀川が誇る日本三大火祭り「松明あかし」にいってみましょう!
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