授業づくりで学校をつくる ーひまわり学級2クラスの授業に学ぶー
第一小学校は、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
今日は校内研修の日。
特別支援学級2クラスの授業公開。
授業の質を上げよう、こういう授業がしたいと全職員が一丸となって授業や授業での子どもの様子から学びます。
日々挑戦、これを継続させること。このことを大事に職員は子どもと向き合い、授業を進めています。
まずは、授業の様子を参観します。
ひまわり1
俳句づくりに挑戦。
季節にあった言葉を吟味しながら、子どもは一生懸命考え、5・7・5の俳句を作ります。みんな一生懸命。教師は、子ども全員が見渡せるよう真ん中にポジションを取りながら、必要なときに教えるようにしています。
「オノマトペ」。難しい言葉も教えてもらいます。これをつかって俳句ができるかな?
できた俳句を、黒板に貼って、みんなに見てもらいましょう。
ひまわり2
たこ焼きパーティーの計画づくり。
一台のタブレットを見合いながら、「ねぇ、これはどう?」「え、こんなことがかいてある」など確かめ合い、分かり合いながら学びます。
Aくんが、Bくんに「それ調べて。ぼく、タブレットもう一台持ってくる」と言うことも。解決すべき二つのことを同時に調べなくてはならない場面になったとき、Aくんからでた言葉です。子どもは必要に応じて台数を変えるのです。ちゃんと学び方を知っています。
相談したことを黒板に書いてみよう。
少し前とは授業の様子が大きく変わり、穏やかに流れる時間と楽しそうに学ぶ子どもの様子を見て取ることができます。
子どもの成長に、参観者はびっくり。すばらしいです。
授業後のリフレクション。
授業や子どもから学ぶことは多くありました。
確認し合ったのは、「よい環境づくりがよい学びを生む」ということ。具体的には
○ 友達と机をくっつけ、子ども同士で学び合える場をつくってあげることが学び合いを生む。
○ グループに学習に必要な教材や教具、資料をいくつ与えるかで子どもの学び方が違ってくる。
○ 課題を吟味すること。子どもの実態に合った適切な課題が子どもを夢中にさせる。
○ 挑戦させること。レベルの高いこと、わからないことでも子どもは学べる。
の4つ。
たこ焼きパーティーの授業では、たこ焼き器を前に、「ぼくら6人、このたこ焼き器は一回で24個焼けるけど、一人いくつ食べることができるか?」とわり算の学習にまで発展。
すごいなぁ。
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