こんなことがありました!

苔の先生再び!苔玉でメリークリスマス -支援学級 苔玉つくりに挑戦!-

始まりは6月のことでした。

子どもが空き瓶の中に校庭や校舎の隅にあった砂と苔を敷き、小石を置いた自作の造形物を校長室に持ってきました。

「テラリウムって言うのをネットで見てまねしてつくった」と話します。よほど気に入ったのでしょう。それから毎日毎日、自作のテラリウムをつくっては校長室や職員室に「飾って!」と持ってきますが、残念。管理のしかたが悪いのか枯れて黒くなってしまします。

 

うーむ。。。。。

 

ならばと言うことで、苔の先生を呼んで開催した「苔テラリウム教室」。

 

上手にできてかなり満足したのですが、これで終わりではありませんでした。

 

苔の先生の一言。

「またくるからね。今度は、苔玉をつくりましょう。楽しみに待っていてください!!」

 

それから子どもはずうっと苔の先生のことを待っていました。

 

夏が過ぎ、秋がきて、まもなく冬になるかという今日、苔の先生が来てくれたのです。((^_^)/

 

 

 

ミッションは一人一人自分の苔玉をつくること。そして、クリスマスの飾り付けをすること。

 

 

 さあ、はじめよう!!

 

 

最初に作り方の説明。

ネットに赤玉土をいれて芯を作り、その周りにハイゴケを巻き、ひもで縛って整形。最後に飾りを付けるとできあがり。

 

苔の先生は見本を一つ子どもの前でつくってくれました。

 視線は全部先生と試しでつくる作品に注がれます。。

 

 

早く作りたい!

 

 

子どものわくわくがとまりません。心が動き出します。

 

さあ、つくろう!上手にできるかな???

 

 

 

こうしてできた作品は。。。。

 

うん、なかなかのできばえ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は。。。。支援学級は4クラス。今回も前回同様、二つの大きなグループにわけて苔玉づくりを実施。先生には同じ事をもう一回してもらいました。

 

 

こちらは後半のグループの様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苔の先生と一緒に記念写真も撮りました。

 

 

 

 

苔の先生から、育て方について話をしてもらいました。そのとき、こんな話もしてくれました。

「上手にできましたね。みなさんが一生懸命つくる姿がとてもうれしかったです。そして、皆さん一人一人がすばらしい苔玉ができ、よかったです。またくるからね。今度は、苔玉に植物を植えてみようか。これは本格的な苔玉ですよ。楽しみだね(^_^)/。」

 

 6月の子どもの自作のテラリウムから物語はまだまだ続きます。苔の先生、またお待ちしています。

 

苔の先生は郡山の方。本業はテーラー(洋服の仕立屋さん)です。子どもが苔に興味を持ったこと、それを何とかしてあげたいと職員が思ったこと、そしてその職員の幼なじみ(?)に苔の先生がいたことから実現し、二回目となったこの企画。

 

忙しい中、苔の先生が再びきてくれました。

苔の先生、ありがとうございます。

 そして、今回は、市教育支援センター、研修センターからも子どもの様子の参観と、お手伝いに指導主事が来てくれました。

 

集中して作り続ける子どもの姿に皆さんとても感動していました。

本物と向き合えば、子どもはやるし、できるのです。子どもすごさを子どもたちから学びました。

 

 

 

苔の先生とのまたの再会、植物を植えた本格的な苔玉つくり、楽しみにしています。(^_^)/

苔の先生、よろしくお願いします。

 

 

苔玉で

メリークリスマス!!