こんなことがありました!

桜水の日 特別放送 ー第一小学校の先輩との再会ー

152年前、明治7年のことです。

学制発布により当時、普応寺院内にあった私塾「日就館」は「須賀川学校」と名前を変えました。今の第一小学校の誕生です。

その2年後の明治9年6月15日には、明治天皇が東北をご巡行され、本校を訪れました。そいて、同行した木戸孝允公より本校に書をいただきました。

 

書は、今、校長室の掲額されています。

「幼而学壮而行」(幼くして学び、壮にして行う)

 

「幼いとき(学校で)学んだことを大人になっ生かし、行いなさい」という意味です。本校では、この言葉の意味を時折子どもに伝えながら教育活動を行っています。

 

一方、職員間では話し合いを持ち、子どもたちに、歴史と伝統のある第一小学校の子どもであることに誇りを持ってほしいという思いから、

「毎年6月15日を「桜水の日」とし、第一小が校を卒業した先輩に学校に来てもらい、先輩が過ごしていた当時の学校の様子を伝えてもらいながら子どもたちにメーセージを話してもらう」

という企画を昼の放送を使って「桜水の日 特別放送」として毎年実施することにしました。

 

 

今回のゲストは、この方。本校の先輩でもあり、1年生は「はじめまして」ですが、2年から6年までの子どもたちはよく知っている人。

「先生!!」

 

先生はこの4月、他校に転勤しましたが、3月まで教務主任として長く本校に勤務しており、子どもたちとは周知の仲です。

転勤した学校からわざわざ来てくれたのです。

 

 

 

誰が来るかは、シークレットにしていたので、先生だと分った途端、歓声が教室から聞こえてきます。

 

「あーっ!!○○大好き ○○先生だ!!」

 

そして、

実は、先生が、第一小学校の卒業生だったということに、子どもたちは二度目のびっくり。

 

 

 

先生は、当時の様子をクイズ形式にして話をしました。

皆さん、分りますか?

 

 

 

 

また、当時の思い出も話してくれました。

 

 

 

最後に先生が話してくれたのは、「小学校のとき、先生に教えてもらったことが、今、とても役に立っている。皆さんも今、たくさん学び、それを大人になったら生かしてほしい」

ということ。

 

 

まさに、「幼而学壮而行」(幼くして学び、壮にして行う)ということです。

 

 

先生のことが大好きだった子どもたちは、先生が来ていると分った途端「会いたい、会いたい」の連呼だったよう。

放送室の隣の支援学級から子どもが飛び出してきて、先生に手を振ったり、先生がテレビ放送にでた途端「うわぁー!!」という歓声が職員室まで聞こえてきたり。。。。

 

 

来てくれてうれしかったですね。会えてうれしかったですね。

 

 

「先生、ずうっと、ずっと 大好きだよ」

低学年の国語の教科書にあった物語のあのフレーズが投稿者の頭に浮かんできました。

 

 

 

先生、ありがとうございます。現任校でもお体に気をつけ活躍ください。