授業づくりで学校をつくる ー今年度最後の支援学級訪問 校内研修 「教室のインクルージョン」ー
第一小学校は、授業づくりで学校をつくる取り組みを行っています。
支援学級でもこの一年、子どもの育ちには友だちと関わり合って学び合うことがことさら大事と考え、ペアやグループによる学習を取り入れ、一人残らずの子どもが学び合う授業づくりを進めてきました。
今日は今年度最後の特別支援学級校内研修の日。
本市教育研修センター、教育支援センターの指導主事2名が来校。
まずは、授業の様子を参観します。
授業の質を上げよう、こういう授業がしたいと全職員が一丸となって取り組んでいます。
一言で言うと、この一年で支援学級は子どもにとって居心地のよい空間へと変化しました。
特別支援学級でも子ども同士学び合う姿がどの学級、どの授業でも見て取ることができるのです。
そして、例えば、交流学習で子どもが普通学級に出向き、一人しか教室にいなくなっても、教員は子どもの目線まで下がり、子どもと同じ学習者の立場になってペア学習を成立させています。
日々挑戦、この取り組みを時続させること。このことを大事に職員は子どもと向き合い、授業を進めています。
さらに一段階高まった授業の質と成長したさくら、ひまわり学級の子どもに、来校した指導主事はびっくりしていました。
子どもが下校した後は、校長もまざって支援学級の担任とともに、研修センター・教育支援センター指導主事と一緒に振り返り(リフレクション)をします。
「教室のインクルージョン ー子ども同士がお互いに困らないためにー」をテーマにしてこれまで授業びらきとリフレクションを定期的にし続けてきました。
一人一人に居場所があり、子ども同士が支え合い、全体で響き合う。
教室がそういう場所となるよう、支援学級の担任は日々挑戦してきました。
その成果は大きく、安心して友だちや教師と学ぶ子どもの姿がどの支援学級も見られるようになってきました。
子どもの作品にも子どもの気持ちが如実に表れています。
さくら、ひまわり学級の皆さん。
これからももっともっと、楽しい毎日にしていきましょう。
みんな、だいすきだよ。
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