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お知らせ 大切なメッセージが届きました。

 県内の新型コロナウイルス感染拡大状況を受け、橋本克也市長さん、國分啓二須賀川医師会長さん、三浦純一公立岩瀬病院長さんからメッセージが届きました。              令和3年1月8日

市長メッセージ「1都3県への緊急事態宣言に際して」 

 市民の皆さんには、日頃から、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に取り組んでいただき、誠にありがとうございます。

 また、命を守るため、地域医療を守るため、今も最前線でご努力いただいている医療関係者の皆さんはじめ、介護・福祉施設等に従事する皆さんに、心から敬意と感謝の意を表します。

 昨日、東京都、埼玉、千葉、神奈川県に対し、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が再発出されました。本市においても、年が改まり1月8日までに14名の感染者が確認され、県内においても感染者が急増している状況にあります。

 市民の皆さんにおかれましては、この緊急事態宣言を受け、1都3県への移動については自粛をお願いするとともに、感染リスクの高い地域への移動についても、その必要性を慎重に判断していただき、3密や会食などの感染の広がりが見られるような場所への訪問は、引き続き控えていただくよう改めてお願いいたします。

 また、接触確認アプリ「ココア」の活用や移動後2週間の行動歴の記録など、感染拡大を防ぐための対応をお願いします。

 さらに、家庭内においても換気の徹底やマスクの着用、手指消毒の徹底を図るなど、特に高齢者のいる家庭においては、感染リスクを下げる対応を心掛けていただきたいと思います。

 新型コロナウイルスとの闘いはこれからも続きます。

 改めてのお願いになりますが、マスクの着用、3密や大きい声を出す場面を避ける、手洗いや手指の消毒といった基本的な感染防止対策に引き続き取り組んでください。

 市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

 また、市民の皆さんには、感染された方やそのご家族、医療や感染症対策に携わる方に対しての差別や誹謗中傷は、絶対になさらないよう重ねてお願いいたします。            須賀川市長 橋本克也

 

須賀川医師会 会長メッセージ

 長期にわたる新型コロナウィルス感染症により日常生活や経済活動に影響が続いていますが、感染症対策の原点に立ち返り冷静に行動しましょう。

 感染症対策の原則は、早期発見、早期治療(治療法が確立されていない場合は早期隔離)です。そしてワクチンによる予防です。

 今回の新型コロナの主な特徴は、

1)無症状ないし軽症のウィルス保有者が多い。

2)症状がでる2,3日前からウィルスがたくさん出て感染させる可能性がある。ウィルスの伝播様式としては飛沫感染が主体と考えられる。

3)軽症でも数日たつと急に容体が悪化することがある。

4)高齢者や基礎疾患(糖尿病、心臓病など)を持つ人は重症化率が高い。

5)回復しても後遺症が残ることがある。

 市内の医療機関(診療所、病院)は、感染対策を徹底して診療をしています。体調がすぐれない時は、まずかかりつけ医へ電話連絡をして指示を仰いでください。かかりつけ医がいない時は、受診・相談センターへ連絡をしてください。

 市内の検査体制として須賀川市地域外来と診療・検査に対応した医療機関がありPCR検査を行っています。ただし検査結果には、疑陰性や疑陽性があることに注意しましょう。また微熱などの症状が続く場合は、仕事を休み体調確認を行い変化があればかかりつけ医へ連絡をしましょう。

 県内の感染状況から医療提供体制(入院ベッド、重症者対応病院)の逼迫が懸念されます。一人一人が感染対策の再確認とその徹底を行い、感染しない、感染を広げないという意識を強くもち行動しましょう。

 将来を背負う子供たちは、感染予防に日々健気に取り組んでいます。

 もうすぐワクチン接種が始まります。その効果に期待しましょう。

               須賀川医師会 会長 國分 啓二

 

公立岩瀬病院 院長メッセージ

 福島県内においても、感染が急拡大しており、県の感染症等確保病床のうち、入院受入患者数が50%を超える状態が発生しております。

 現在、公立岩瀬病院を含めて県内の医療機関が連携して、地域を越えて患者受入れに協力して対応しています。

 市民の皆様には、感染拡大を防ぐための行動を徹底していただき、発熱、味覚や嗅覚の変化など、感染症が疑われる場合は、直接医療機関の窓口には行かず、まずはかかりつけ医や受診・相談センターに電話相談のうえ、指示に従って医療機関を受診するようにしてください。

 当院といたしましても、感染防止対策を徹底し、適切な医療が提供できるように努めて参りますのでご協力をお願いいたします。

 市民の皆様お一人おひとりの行動で感染拡大を防ぎましょう。

                 公立岩瀬病院 院長 三浦 純一