令和2年10月8日(木) 県民の皆様への知事メッセージが届きました。
令和2年10月8日(木) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染の拡大防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に感謝を申し上げます。
県内においては、10月に入ってから昨日までの1週間で34名の感染が確認されています。まだ1週間が経過したばかりですが、1か月間では過去最多となった先月を上回るペースで感染が確認されており、依然として厳しい状況が続いています。
特に、郡山市において感染が急増しており、ここ2週間では、県内55名の新規感染者のうち43名、直近1週間では県内34名のうち30名が郡山市で確認されています。
郡山市では、9月以降に感染が確認された方の3分の1程度が、駅前の接待を伴う飲食店等において感染した疑いがあるとしており、こうした飲食店の従業員の方々を対象に、PCR検査を実施することを決定しました。県といたしましては、今後とも郡山市と連携・協力をしながら、感染拡大防止に向けてしっかりと取り組んでまいります。
感染拡大を防止するために、私たちが今、出来ることは、「新しい生活様式」を徹底・継続すること、そして、クラスターなど広範囲に及ぶ感染が発生した場合には、速やかにその範囲を把握して拡大を抑え込むことです。
県民の皆様におかれましては、改めて、マスクの着用、3密や大声を出す場面を避ける、手洗いや手指の消毒といった基本的な感染防止対策に、引き続き取り組んでいただくようお願いします。
先月開催された政府の感染症対策分科会における提言の中で、「感染リスクを高めやすい場面」として7つの場面を具体的に挙げています。「飲酒を伴う懇親会」、「大人数や深夜に及ぶ飲食」、「大人数やマスクなしでの会話」、「仕事後や休憩時間」、「集団生活」、「激しい呼吸を伴う運動」、「屋外での活動の前後」、これらの3密になりやすい空間やマスクを外す場面では、感染リスクが高まることを指摘しています。県民の皆様には、日常生活の様々な場面におけるマスクの着用と3密を避ける行動を重ねてお願いします。特に感染者が増加している地域においては、こうした取組の徹底をお願いします。
感染状況の悪化を食い止め、減少傾向に転じさせるため、改めて強い危機意識を持っていただくとともに、皆様一人一人の取組を重ねてお願いいたします。
「ウィズコロナ」においては、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。こうした中、大変残念なことですが、感染した方に対する誹謗・中傷が県内でも見受けられます。SNSなどで感染した方を特定して非難する行為は絶対にあってはなりません。
県では、誹謗中傷などの被害に遭われた方の相談窓口を開設しているほか、昨日から、各種メディアを活用した誹謗中傷防止のための啓発事業を実施しています。
私たち福島県民は、震災と原発事故以降、つらく苦しい風評に見舞われてきました。そのような経験を持つ福島県だからこそ、県民の皆様におかれましては、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷を絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
〒962-0059 福島県須賀川市吉美根字土橋680番地
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日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28 6 | 29 5 | 30 3 | 31 6 | 1 4 | 2   |
3   | 4 1 | 5 4 | 6 7 | 7 6 | 8 6 | 9 1 |
10   | 11 5 | 12 4 | 13 2 | 14 5 | 15 5 | 16   |
17   | 18 5 | 19 4 | 20 3 | 21 3 | 22 5 | 23   |
24   | 25 6 | 26 3 | 27 4 | 28 4 | 29 3 | 30   |