令和3年2月4日(木) 県民の皆様への知事メッセージが届きました。
令和3年2月4日(木) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
政府は、一昨日、栃木県を除く10都府県について、特別措置法に基づく緊急事態宣言を1か月間延長することを決定しました。全国的に新規感染者が減少傾向に転じてはいるものの、重症者数は一日当たり千人前後で推移しており、依然として厳しい状況が続いています。
本県においては、1月9日に一日当たりでは過去最多となる46名の新規感染者が確認され、1月の累計感染者数も過去最多の779名となりました。病床のひっ迫度合を表す病床利用率が60%を超えるなど、感染ステージを判断する6つの指標が急激に悪化し、医療提供体制の危機と言わざるを得ない状況にありました。
こうした状況を踏まえ、福島県の感染ステージは、ステージ3相当に悪化したと判断し、1月13日から2月7日までの間を「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」として、県民の皆様、事業者の皆様に対し、特別措置法の規定に基づき、外出自粛及び酒類を提供する飲食店等における営業時間の短縮を要請したところであります。
緊急対策を開始した後の新規感染者数について、1週間ごとに見てみますと、最初の1週間は219名、それ以降は160名、72名と確実に減少しています。感染拡大防止に御理解と御協力を頂いた県民の皆様、事業者の皆様お一人お一人のおかげであり、深く感謝を申し上げます。
一方で、病床利用率については、1月15日の66.5%をピークに緩やかに減少しており、現時点においては、38.2%(2月3日時点)となっています。現在、重症者用の病床利用率と合わせて2つの指標がステージ3の水準にあります。
新規感染者数が減少傾向に転じていることに加え、病床利用率も少しずつ改善されつつありますが、緊急対策の終了後、短期間のうちに再び病床がひっ迫することが無いよう、安定して医療を提供することが可能な状態を継続できるようになるか、しっかりと見極める必要があります。
このため、「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」を2月14日まで1週間延長することといたします。県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き、御不便・御苦労をお掛けすることになりますが、感染拡大防止に向け、御理解と御協力をお願いいたします。
県民の皆様におかれては、緊急事態宣言の対象となっている10都府県を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来を自粛していただくようお願いします。また、県内においても、不要不急の外出を自粛していただき、特に、午後8時以降の外出自粛を徹底していただくよう、お願いをいたします。
接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店等におかれては、午後8時から午前5時までの時間帯の営業を自粛していただくとともに、酒類の提供は、午後7時までとしていただくよう、お願いいたします。
また、引き続き営業時間の短縮要請に御協力いただいた事業者の皆様には、「福島県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」の支給を延長するとともに、今回、緊急対策期間における飲食店等への時短要請の影響を受け、売上げが減少した取引事業者、あるいは、県民の皆様への不要不急の外出自粛要請により直接的な影響を受け、売上げが減少した事業者の皆様を支援するため、新たに「一時金」を支給することといたします。
こうした緊急対策と併せて、会話をする際は必ずマスクを着用するなど「新しい生活様式」を徹底するとともに、日常生活において、感染リスクが高まる「5つの場面」を十分に意識して慎重に行動するなど、感染拡大防止に向け、より一層の取組をお願いいたします。
県民の皆様、事業者の皆様の御協力により、緊急対策については一定の効果が現れてきています。これまでの皆様の取組と御努力の成果をより確かなものとし、命と健康、そして医療を守るため、皆様お一人お一人の御協力を心からお願いいたします。
県では、医療提供体制がひっ迫していることを踏まえ、宿泊療養施設について、先月末に運用を開始した郡山市に続き、新たに、会津若松市に24室を開設することとし、合計244室を確保いたしました。2月下旬の受入開始を目途に準備を進めてまいります。これにより、浜・中・会津の各地方において宿泊療養施設の活用が可能となったことから、患者の移動負担の軽減はもとより、円滑な入院調整につなげていきたいと考えています。
また、即応病床の確保につきましては、これまで、医療機関において少しでも患者を受け入れやすくなるよう、支援制度等を構築してきたところであります。その結果、多くの医療機関の御協力により、これまでの350床から、本日391床まで増やすことができました。一方で、今もなお救急医療や通常医療との両立に影響を及ぼしかねない水準にあることから、引き続き、宿泊療養施設の活用や、入院時の広域調整にしっかり取り組むとともに、全県的な感染防止対策を継続することで、医療提供体制の負担軽減につなげてまいります。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
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17   | 18 5 | 19 4 | 20 3 | 21 3 | 22 5 | 23   |
24   | 25 6 | 26 3 | 27 4 | 28 4 | 29 3 | 30   |